第3話 上司で空想

 今日もノリアキはアルバイトで厨房で働いている。カナコと電話をしてから働いているノリアキ。ノリアキはドキドキしている。真面目に働いているけれども、男の上司で空想をしながらアルバイトをしている。それもこれも、上司にときめいてしまったノリアキ。暖かい感覚が女装男性ノリアキを包む。もしも、上司と両思いだったら? 等々の空想をしながら働いているノリアキ。

「ノリアキ、今日も真面目だね」

「はい!」

 上司に話しかけられて、ノリアキはドキドキが止まらない。なんだか嬉しい気分のノリアキ。カナコの笑顔が浮かんでくるノリアキ。ノリアキは表情が固まる。彼女が居るにもかかわらず、男の上司で空想をしながら働いていることを罪ではないかと考えるノリアキ。でも、ときめいてしまうノリアキは今だけでも上司と笑顔で話している。

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