第2話 誰にも言えない恋

 ノリアキはアルバイトで飲食店の厨房に入っている。ノリアキは真面目に働いている。そんなノリアキは早く自宅だけで女装をしたくてたまらない。ノリアキはとにかく目の前の仕事を真面目にしている。

「ノリアキ、真面目だね」

 ノリアキに話しかけたのは職場の上司である。彼は優しい性格でもある。

「ありがとうございます」

「本当にノリアキはかわいいヤツだなぁ!」

「え?」

 上司はそう言うと、ノリアキを冗談で抱き寄せる。その時にノリアキは胸のなかでときめいてしまう。

「え? え? どうしたのですか?」

 それを聞いた上司は。

「ん? ただのコミュニケーションだけど?」

 そうは言ってもノリアキはドキドキしている。ノリアキはわかったのである。上司に恋をしてしまった。彼女、カナコが居るにもかかわらず。

 ノリアキはドキドキして仕事を終えた。

「お疲れ様です」

「うん、ノリアキ、お疲れ様」

 ノリアキは急いで自宅に帰る。部屋のなかでドキドキが止まらない。ノリアキは職場の上司に恋をしてしまった。ノリアキはドキドキとメイクを始めた。

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