【ダブルクロス(DX3)/シナリオ】トライアングル

【GM用】このシナリオを遊ぶ前の確認

PC：初心者～向け

GM：中級者～向け

使用ルールブック：R1、R2、エフェクトアーカイブ

シナリオ難易度：★★☆☆☆

情報収集難易度：★★☆☆☆

戦闘難易度　　：★★★☆☆

GM難易度　　 ：★★★★☆

シナリオの難易度は高くなく、戦闘が２回挟まることから、プレイヤーの満足度が高くなりやすいシナリオである。NPCのキャラが豊富で動かしやすい面子が揃っているためロールプレイも華のあるものになりやすいだろう。

またPC③が他のPCと比べて事件に関わりにくいため、霧谷から学生を保護するよう強く要請するなど、フォローを行うとなおスムーズである。大学の講師などに職業を限定してしまえば、他のPCとの関係性が強まるため、場合により検討することをお勧めする。

一方、イベントとクライマックスで全く別のデータを参照したり、NPCの浸食率を管理する必要があるため、GMの負担は普段よりも重くなりがちである。

オンラインセッションで５時間ほどのボリュームである。

□シナリオに書いていない前提条件

・【情報収集フェイズ２】c-2一条旭の行方を秘匿する理由

一条旭が裏切者であり、クライマックスフェイズに立ちはだかることになるわけだが、イベントシーンの間彼が何をしていたのかという描写も必要になってくる。

彼はこの時昏睡している木村藍を屋上に連れ去り、レネゲイドの試薬を注射していた。その前後を複数の学生に目撃されていたのである。

しかし、この情報をストレートに与えてしまうとシナリオの面白さが半減してしまい、かといって項目を削除してしまっても違和感をプレイヤーに与える。そのため目標値を高く設定し、事実上の秘匿項目となっているのである。

万一、プレイヤーの出目が高く目標値に届いた場合でも、項目内に書かれている内容だけならば、大きく影響はしないと判断したが、複数回の挑戦は避けるべきだろう。

GM諸氏はシナリオ後のアフタープレイにおいて、旭の上述の行動を明かすことをお勧めする。

・Dロイス

Dロイスの取得を禁止する。

・Eロイス

GMのEロイスの取得を禁止する。

□PCの経験点

このシナリオは、経験点を使用していない初期作成PC３名が挑むことを想定して作られている(２倍振り相当の帰還を想定しているが、戦闘時のバランス調整で、１倍振りから、追加振りまで結末は異なる。帰還はできるであろう)。

・PCが４名以上の場合にはPC①、PC②共通の友人をPC④として追加する。PC④のロイスはPC②とし、PC①とPC②の間を取り持たせるとよい。PC間ロイスはPC③→PC②→PC①→PC④→PC③と結ぶ。

クライマックスの一条旭は「加速する刻」「加速する刻Ⅱ」「氷盾」をLv1で新規取得すること。