彼らの冒険はなかなか他ではお目にかかれない奇妙なもので、とても興味深く拝読させていただきました。
根源の神に病的に執着する狂老人キリアと、いわゆる異世界転移者で暴力担当酒狂いの戦士ドーム。この二人のおかげで世界観と戦闘の描写を両方味わえるのが素晴らしい。
冒頭で明かされた、地上が手抜き工事、というのは驚きの発想です。

けれどいい意味でも悪い意味でも硬派だな、という印象があります。
タイトルもあらすじも簡素だと、読者の心は掴めない。話は面白くとも入口が入りづらい。
それからあまりにも文字がぎゅっと固まっていて読みづらい。
縦読みのWeb小説は行を少し空けたほうが読みやすいそうです。誠に失礼ながら、こちらはぜひお勧めいたします。

急の長文失礼しました。