密室ラブ

第1話 友達

まい「はぁ、なんでこんなことに、、」

ゆういち「ほんとだよ。でもずっと死ぬまでここに閉じ込められるのはもっと嫌じゃない？」

まい「じゃああんたは私を好きになって結婚するってわけ？少なくともウチはあんたみたいな地味な人なんて好きにならないわよ」

ゆういち「結婚するかどうかとかあなたを好きになるかとかは分からないし、あなたが僕みたいなタイプが好きなタイプでは無いことも何となくわかるけど、この置かれた状況に向き合っていかないとなんにもならないよ。」

まい「まあ、そうね、」

ゆういち「はじめから付き合おうなんて無理だと思う。だから、まずはお互いを知るために友達になろう？」

まい「まぁ友達なら、いいわよ。」

ゆういち「よろしくね」

まい「よろしく。」

こうして友達としての2人の共同生活が始まった。

まい「やっぱり共同生活するなら決まり事作っておかない？余計な言い争いなんてしたくないもん」

ゆういち「わかったよ。どうする？」

まい「まず洗濯は各自自分でやること

ご飯は各自でやると鍋とかコンロの効率も悪くなるから当番制にすること

お風呂はウチが入ってから入ること

トイレはウチが行ったあと30分は立ち入り禁止！

ベッドは私が使うからあなたはそこにあるソファとかに寝て！」

ゆういち「洗濯ご飯お風呂は分かったけど、トイレとベッドは理不尽じゃない？」

まい「あんたデリカシーないのね。引くわ〜。ベッドはウチが使いたいからよ！あんたと一緒に寝るとかごめんよ！」

ゆういち「まぁ、わかったよ」

なんだかんだで2人で生活していくことを認めた2人。2人は無事両思いになりこの部屋から抜け出すことはできるのでしょうか。