密室ラブ

木下最中

プロローグ

「ここは、、」


目が覚めるとそこは知らない部屋。1LDKで生活に必要な家具家電はそろっており、寝室にはダブルベッドがひとつ置いてある。


「なんだここは」


とゆういちは思い、部屋を一周するすると風呂場に部屋着で寝ている女の子を見つけた。


ゆういち「うあっ!」


少女「へっ!」


少女はゆういちの叫び声に驚き飛び起きた。


ゆういち「君、誰?」


まい「ウチは大隅舞。あんたこそ誰よ!」


ゆういち「僕は前川裕一。高校2年生です。」


まい「へぇ〜同級生なのね」


ゆういち「目が覚めたらここに来てたんだけど君は何か知ってることある?」


まい「知らないわよ!ウチも昼寝してたら叫び声が聞こえて飛び起きたらここにいるんだもん。この部屋なんなの!」


と2人は話しているとどこからとなくアナウンスが聞こえてくる。


「これから2人はこの密室で暮らしてもらい、お互いを好きになって結婚をするまでこの部屋から出ることはできません。万が一強行突破で抜け出そうとしてもここは神である私が用意した異空間なので抜け出すことはできません。生活に必要な食料、服、水道、電気などは全て揃えておりますのでご自由にお使いください。それではお幸せに。」


2人「はあああっ!」


ゆういち「なんでこうなった。」


まい「こんなやつと一緒なんてやだああああっ!」


と2人きりの共同生活が始まった。

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