第5話

たまみんも、2年生になって、専攻を自分と同じ美術専攻にした。演習とかは、学年が違うから、同じ授業にはならないけど、全学年共通の選択科目の授業とかでは、いっしょになって、いつも仲良く並んで授業を受けた。

たまみんが、いっしょに美術のサークルに入ろうって言うから、良さそうな、自分たちと合いそうなサークルに入った。2人で部室に行って、絵を描きはじめた。

学校の近くにある画材屋さんに、たまみんといっしょに行って、たまみんは絵の具や筆やキャンバスを、自分はイーゼルを買ったら、画材屋さんの店主に「大学卒業して画家になってる人も多くいるから!」って言って応援してもらえた。

サークルでは、色の三原色や、光の三原色について学んだり、物を出来る限り、正確に、そっくりと、素材感もしっかり表現しながら描く練習もした。

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