第11話 Vacation(余響)

次の日、ドマからレジスタンスに関しての報告を受けた零時。


朝、朝食を皆で食べてから、ホテルのロビーに全員を集めた。


おっはよー♪

昨夜、俺達を襲撃した男、そして、ドマ達が出会った男。それぞれは別々だ。

天界に関しては引き続き、備えようと思う。


レジスタンスについては、俺的に?

特に敵対は考えてなかったんだが、死人を魔人として利用するとか、弱い魔物や魔人を襲っているとかは?ちょっとオシオキが必要かな?って思うんだ。


が、沖縄に来たのは戦う為じゃねー。

って事で、遊ぼ~♪

反対意見がある人、いますか?


全員が眠たそうな顔で静まり返る中、手が上がった。


美羽 はい!


零時 はい。美羽、どうぞ♪


美羽 うん。あのね、反対意見じゃないの。

オシオキってさ、具体的に何よ?


零時 それは、帰ってから皆で考えたいと思いまっす!


美羽 了解(笑)


そして、解散してから全員で海に向かった。


照り付く太陽光に反射する透き通った真っ青な海。

白い砂浜。各々に堪能し、楽しんだ。


スノー キャー♡本能が疼くわ~♡


ライガ スノー様、自分もです♡ハッハッ♪


ライガの目がハートマークに変わり、スノーを追いかけまわし始めた。


タヤ あっつ、あっつい!

スライムのタヤが砂浜でぴょんぴょんと飛び回っていた。


零時 タヤには靴みたいな服が必要だな笑


レディ アタシのパンツで良かったら履く?


レディがパンツを脱ぎ、タヤに履かせた。


タヤ これ可愛い♡


慎吾 レディが蜘蛛じゃなかったらな~笑


レディ ンフッ♡それ、あげるわ♡

慎吾、何よ?


慎吾 い、いえ。な、何でもこざいません。


タヤ 本当?わーい♡


レディ 今は人間と同じ姿よ。見たいの?


レディが蜘蛛の糸で慎吾の手を縛り、連れ去った。


慎吾 いや~!助けて!れ、零時~!


そこに桃が来て、零時と一緒に砂浜に座った。


桃 ここ、アニキと出会った場所に似てる気がする♪


零時 覚えているのか?


桃 うん♡もう、アニキの記憶操作はアタシ、解除してるよ。全部、覚えてる。


零時 そか。確かに今の桃なら可能かもだな。辛くはないか?


桃 うん♡全然、平気。

むしろ、スノーとアニキに感謝だよ。


そして、零時と桃もダイビングを楽しんだ。


ダイビング中、深海で赤くなる場所を発見しマーメイドに出会た。

南の海域を支配すると言われている海王とゆう人物の情報を貰い、沖縄のバカンスは終わった。


そして、光矢は新しい歌を思いついた。

光矢・・・帰ってから早速、アップしよう。


成果 全員の絆が上がった。


・特にスノーとライガ。慎吾とレディの魔力が大幅に上昇した。


・マーメードと海王の情報を得た。


・Love&Peaceに新曲が生まれた。

























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