第9話 ダークウェブ

その日、ホテルで出た料理の


・ゴーヤチャンプル

・スパムとタマゴの巻き寿司

・ブタのアスパラ巻き

・フライドチキン

・ポテト

・パイナップルジュース


を全員が美味しく頂いた。


そして、零時は風呂に入ると慎吾、章典と一緒に早速、パソコン画面に向かった。


零時 グルアントアンジーだったな?


慎吾 見ても大丈夫かよ?


零時 念の為、魔バリアは張ったが分からん。


章典 おいおい、もしも零時が天使に乗っ取られたら止めれる野郎がいねーぞ!


零時 その時は全員で殺しにかかってくれ。なんなら、遺書でも書くか?


慎吾 バカ!縁起でもねーよ笑

てか、ダークウェブってセキュリティがヤベーはずだけど。こうゆうのはICPOに頼んだら良いんじゃねー?


章典 同感!


零時 ま、バーチャルに負けたらクソバカな魔王だと笑え!それに、ICPOこそ、乗っ取られたらメンドーだ。


零時が検索エンジンに名前を入れた。


すると、それはすぐに出てきた。


零時 アクセス。どうなる?


error!


零時 ?


慎吾 やっぱり!

ちょっと良いか?解除アプリを先に取得してさ、で、次はパスだな。ハッキングとか出来る人材はいねーのかよ?


零時 ほほう、我に逆らうか?言う事を聞かせてやろう!


零時がレッドアイを使うとパソコン画面が自動で動いた。


章典、慎吾 さすが!笑


パソコン画面に動く天使の羽が映し出された。

キラーン♪


慎吾 意外とこってやがる笑


続いて、注意書きが出た。


『この先には死が待ち受けています!本当に先へ進みますか?』


続いて、「あん♡あん♡」

と女性のあえぎ声が聞こえてきた。


章典 結局、入れ!って事じゃね?笑


零時が構わずマウスをクリックした。


次は入会申請画面が出てきて、そこには住所、名前、アクセス場所等、事細かく個人情報を入力する画面が出てきた。


零時 なるほどな。こうして、画面先の人間を特定していたのか?


慎吾 どうする?


零時 もちろん、俺のを入力する。


零時が本当の情報を入力した。


すると、画面が真っ黒になり、電源が落ち、再スタートが行われた。


再びキラリーン♪と音が鳴り、画面には裸の女天使のような人物が表れた。


入会、ありがとう。さて、この先には


と言いかけると奥の扉から、別の天使が歩いてきた。


これは、これは魔界から逃げた魔王ではないか?正直に個人情報を入れるとはバカなのかね?苦笑


零時 まぁね。で、お前は?


ワタシは大天使の一人、ラファエルだ。


零時 そうか。で、お前達の目的は?なぜ、わざわざ、こんな回りくどい事をしている?


単純に天界が今、忙しいのだよ。だから人間の考えた物を利用している。では魔王と言えどもアクセスしたからには我が子を宿させてもらうよ。


慎吾 ははーん。あの綿毛ちゃん、子供だったんだ?笑


ラファエル なぜ、それを知っている?


零時 綿毛なら妹が今、オモチャにしている。


ラファエルが怒り出すと手を伸ばして光りを放ってきた。


零時の魔バリアが相殺された。


慎吾 うわっ!


章典 マジか?


零時 やるではないか。しかし、想定内だ。

零時が再び、レッドアイを使いパソコン画面を閉じた。


慎吾 やったか?


すると再びパソコン画面に明かりが灯った。

次は零時が黒雷の魔法をパソコンに打ち込んだ。


パソコンはビシャン、ビシャンと光りを跳ね返したり帯びたりしながらガタガタと左右に動き形を保っていた。


慎吾と章典が零時に魔力を流し込み黒雷は威力を増し、遂にパソコンが燃えだした。


慎吾が水魔法ですぐに消火し事態を抑えた。


慎吾 危ねー!


零時 大天使か。また、厄介な相手だ。


成果


・綿毛の正体が判明した。


・サイトの立ち上が主が判明した。


・3人の連携スピードが上がった。

































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