第16話 分岐点

ベンチに睦希と座っていた。

告白はあっさり成功して、僕と睦希は付き合うことになった。

聞けば、初めて2人で遊びに行った時期から好きだったらしい。とてもびっくりした。


まじラブ逃避行と名付けられた、体育祭の出来事は単純に嫉妬心を煽ってしまったらしい。

客観的に見たら当たり前だろうな。その時の僕は必死だったから許してほしい。








月日は飛んで大学1年生

大学生になったとたん、連絡を返してくれなくなった睦希と別れることになった。


もう少しうまくやる方法があったのかもしれない。反省と自戒を込めて、高校生活後半が始まる。

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