第3話 夢の世界

「ん…ここは…」


 感触が無い。意識は戻ったのだが見慣れない場所だ。そして目の前には


『なんだい?』


 1匹(?)の兎が…


『兎じゃ無いヨ!?』


 …いや、どう見たって兎じゃないか。


『違うわい!れきっとした神様だよ!』


 なるほど、兎神様か


『いや、ボクは始神といってね?この世界を作った神なんだよ!』


 始神…それにしては弱そうな…ってか心読まれてね?


『そりゃ神様なんだからその位はね?まぁ、その話はおいおいね。ところでだ!君にこの夢の世界に来てもらったのは他でも無い!そのスキルだよ!』


「スキル?ああ、なんか貰ったような…」


『そう!剣製ってスキルなんだけどね!

あ、スキルって何かを説明するとね!!だよ!「おい説明!雑過ぎだろ!」ッだってしょうがないじゃ無いか!ボクだってあんまり見た事無いんだし!まぁ、色々使ってみるといいよ!さあ!もう時間だ!「時間って何だ!」また会おう!「あっ!このっ!」君の幸福を願って!』


「身体消えかかって来たけど俺大丈夫なの!?」


『ああ、大丈夫大丈夫、多分何とかなるよ、多分ね』


「あぁ!?そんな無責任なっ…」


渦に巻き込まれるような感覚のまま意識が遠くなる。


そして…



「うう……今度はどこだ…」


「「アレンが起きた!」」


ああ、現実だ、良かった。




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

転生したら剣を生み出すスキルが手に入った話 @COSMOSdayo

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ