応援コメント

第1話」への応援コメント

  • 名も無き人々の、記録されることの無かった姿を、人ならざるものが見聞きして覚えているという一場面、ぐっとくるものがありますね……。

    化物は誰かと一緒にいたそうだけれど、人間はみんな自分や他の誰かが念頭にあって、化物の元から去っていく。当然の反応ではあるのですが、なんとも言えない物悲しさがあって、化物の言う「つまらんなぁ」が「さびしいなぁ」にも見えてしまいました。

    作者からの返信

    葉霜深海様

    感想と☆、ありがとうございます……!ちょうど大坂夏の陣終結前日ということで、当時大坂にいたであろう多くの人を思いながら執筆しました。戦火の前の不穏な気配や、独り取り残される物寂しさが伝わっていたのなら幸いです……!