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2022年5月9日 21:01
名も無き人々の、記録されることの無かった姿を、人ならざるものが見聞きして覚えているという一場面、ぐっとくるものがありますね……。化物は誰かと一緒にいたそうだけれど、人間はみんな自分や他の誰かが念頭にあって、化物の元から去っていく。当然の反応ではあるのですが、なんとも言えない物悲しさがあって、化物の言う「つまらんなぁ」が「さびしいなぁ」にも見えてしまいました。
作者からの返信
葉霜深海様感想と☆、ありがとうございます……!ちょうど大坂夏の陣終結前日ということで、当時大坂にいたであろう多くの人を思いながら執筆しました。戦火の前の不穏な気配や、独り取り残される物寂しさが伝わっていたのなら幸いです……!
名も無き人々の、記録されることの無かった姿を、人ならざるものが見聞きして覚えているという一場面、ぐっとくるものがありますね……。
化物は誰かと一緒にいたそうだけれど、人間はみんな自分や他の誰かが念頭にあって、化物の元から去っていく。当然の反応ではあるのですが、なんとも言えない物悲しさがあって、化物の言う「つまらんなぁ」が「さびしいなぁ」にも見えてしまいました。
作者からの返信
葉霜深海様
感想と☆、ありがとうございます……!ちょうど大坂夏の陣終結前日ということで、当時大坂にいたであろう多くの人を思いながら執筆しました。戦火の前の不穏な気配や、独り取り残される物寂しさが伝わっていたのなら幸いです……!