第6話 一歩

 コミケ当日。

 待ち合わせ場所に指定していた展示場前には俺、恵、浅野さんの三人がいる。あとは保土ヶ谷君と細川、柏木だけなのだが。

「遅い」

 みんなが思っていたことを浅野さんが代表して言う。

 以前一緒に行った時もそうだったのだが時間に余裕を持っていないのだ。

「多分ギリギリだから先に並んでよう」

 列に並ぶと待ってる人のためのスペースは空けれない。つまり見放す形となるわけだ。

「三人にはラインで着替えてからの集合ってことにしておこう」

 待機している間も列は動くので、こういう時一人トイレに行きたくなったりしても安心だ。冬だから尚のことそう思う。

 始発ダッシュではなかったため、待ち時間もそれほどではなく、他愛ない話をして退屈しなかった。

「じゃあ着替えたらクロークに荷物預けて、アンケートのあたりに集合ね」

 開場後、浅野さんの指示でみんなが動く。メンズ三人はようやく着いたらしい。

 そういや恵も更衣室に行ったんだけど、コスプレするの? 聞いてないよ?

「わー、この感じ本当懐かしい」

 小声でつぶやいて着替え始める。うん、忘れ物もないし大丈夫。

 下に白いヒートテックを着たのだけど、外の広場は寒いかもな。冬のジャケット着た衣装にすればよかったかも。

 コスプレの登録を済ませ、アンケートの記入をする。ほかの人の邪魔にならないように気にしながら女性陣を待つ。あ、メンズもだった。

 浅野さんは聞いてたアニメの衣装を着て、恵といえば……

「え、恵それ?」

 一発でわかった。俺のコスプレしてるキャラによくくっついてくる幼女キャラで、恵が着るとセクシーだ。

「ど、どうかな?」

 似合ってるというより変な妄想しかねない人もいるだろう。だがここは川下との経験を活かすところだ。

「すごい似合ってるよ」

 恵は顔を真っ赤にしながら照れている。これは破壊力あるな、俺このキャラで一緒に歩いてて大丈夫かな?

「成仁君もすごい似合ってるよ。あとで写真いい?」

「あぁ、俺も撮らせてもらっていいか?」

「う、うん」

 恥じらいながらうなづいてくれた。だから可愛いって。

「悪い悪い、遅れちったー」

 絶っっっ対悪いと思っていない感じで細川がやってきた。細川はコスプレしないらしい。

「寝坊とかじゃないよな?」

「うん。普通にご飯食べて出たらこんな時間になっちゃって」

 もうちょっとどうにかなんないかなぁ。

「あ、みんなおはよー」

保土ヶ谷君と柏木も普通に来るし。俺の感覚おかしい?

「ちょっと遅すぎ!」

 浅野さんがお怒りです。三人はこの後怒られる、はずだったのだが買いたい本もあるということで一旦はここで切り上げる。

「一度本とか買って、一時に広場のこのモニュメントに集合ね」

 浅野さんのマップを確認し、俺も行動を開始する。

 それなりの年数コミケに行っていた分、多少のブランクはあっても歩き方で困ることはない。ま、誘導の通りに動くのが大前提ではあるけど。

「成仁君」

 恵が呼び止める。写真なら集合してからでもいいんじゃない?

「この作品のサークルさんとか行く?」

 俺と恵のコスプレをしている作品のサークルか。

「一番最初に行こうと思ってるよ。良かったら一緒に行く?」

「うん! 私あまりコミケ慣れしてないから付いていくね」

 なんだかキャラ合ってるな。俺が保護者みたい。

 俺が一番最初に行くサークルさんは壁、というか外周サークルさん。ここだけで一時間は食うだろうなぁ。

 ジャンル内に入ると、さすがにこのペアで歩いていれば人目についてくる。まして恵のスタイルの良さ。男性の視線は言わずもがな。

 最後尾に回ると最後尾札を受け取る、がすぐ後ろにも人が来るので渡す。相も変わらずこのサークルさんは人気だなぁ。

「成仁君はこのサークルさん好きなんだね」

「そうだなぁ、昔から結構買ってたし、影響受けたからなぁ」

 流れてくるお品書きに目を通す。最近買ってなかった分も含めて全部にしよう。保存用とかで二冊にしないのはほかの参加者さんも欲しいから。

「はい、次の方―」

「新刊セットと、既刊一冊ずつお願いします」

「私はこの作品のを一冊ずつと、オリジナル一冊お願いします」

 お会計を済ませる。

「あ、コスプレしてきたんですね!」

「あ、はい! あの、ここで影響受けちゃって」

 話しかけられちゃった! 焦る! 相手男性だけど尊敬できる相手は緊張するー。

「うわ、ありがたいです! あとで写真とかいいですか?」

「ぜひぜひ! 一時以降になったらコスプレ広場のモニュメント付近にいますので!」

 やべー超感激なんですけど!

「彼女さんですか? お似合いですね」

「へ⁉ いや、その!」

 そんな風に見えますか? あ、恵が俺の袖つかんでた。

「友人なんですけど、そう見えたら嬉しいです」

 お世辞でもありがたい。恵は顔を真っ赤にしながら一緒にサークルから離れてった。

「こ、この後はどうするの?」

「この辺少し見て回りながら気になるサークルさん回るかな」

 恵は同人にそこまで詳しくないから、慣れた俺と歩くのが安全かな。


モニュメントは目印になるためなかなかに人が集まっていて、集合出来たのかわからない感じだった。少し時間をかけて友人を集める。

「それじゃあ休憩しながら写真撮ったり撮られたりして、三時にまた集合ね」

 作品ごとに分かれる。

 浅野さん、保土ヶ谷君、柏木の三人と、俺と恵の二人。

 細川は企業サークルを回ってくるらしい。

「それじゃあ恵の写真撮らせてもらおうか」

「え! どんなポーズ撮ったらいいんだろう?」

 幼女だから特にといった何かなくても、楽しそうにしてればそれっぽくなるが、どうしよう。

「とりあえず楽しそうに?」

「え~、わかんないよ~」

「あの」

 恵が困っていると声をかけられた。

「すいません、お二人の写真撮らせてもらってもいいですか?」

 俺と恵? あぁ、ペアだもんな。

「恵、いい?」

「ポーズとかわかれば」

「あ、じゃあチョップしてるとこお願いします」

 こうして俺と恵の撮影会が始まった。

「しがみつきでお願いしまーす」

「目線お願いします!」

 えー、こんなに写真撮られるの初めてだわ。恵効果だな、間違いなく。

 ん?

 明らかに近くで恵のローアングル狙ってる男がいる。盗撮とかふざけんなよ。

「オイコラ、お前なにしようとしてたぁ⁉」

 カメラを蹴り上げるようにする。実際にやったらスタッフの迷惑になるから、追っ払うようにしないと。

「す、すみませんでした」

 すごすごと去っていく男に向かって

「チッ」

 頭にきて舌打ちするとなんかシャッターすごいんですけど何かありました?

「今の感じもう一回お願いします!」

「動画いいですか?」

 は? あ、雰囲気がそうだったのか。

「えぇと」

 テンパってしまいそうになったところに恵が抱き着いてくる。

「ありがと」

 おい恥ずかしいって。

 この後も何枚か写真を撮られた後、休憩ということでおしまいにさせてもらった。

「あ、さっきの」

 外周サークルさんがやってきた。

「すみません、声かけるタイミングがなくて。さっき中に混じって撮影させてもらいました」

「そうだったんですか? 気づかなくて済みませんでした」

「いえいえ、いい写真撮れてよかったです」

 思い出させないで恥ずかしい!

 そういえば、と思い無理と思いつつ聞いてみる。

「あの、スケブとかってやってますか?」

「あー、最近やってないですけど、いいですよ。でも、秘密でお願いしますね」

 有名作家さんが描いてたら周りが混乱しちゃうだろうしなぁ。

「良ければ本に描きますよ?」

「いいんですか⁉」

 スケブに描いてもらうよりも本に描いてもらう方がなんだか嬉しい。

さらさらっと書いてるけどすごくうまい。

恵のほうにも描いてくれた。サービス良すぎでしょ。

「すいません、本当にありがとうございます」

「いえ、また次のコミケでお会いできれば」

「あ、はい。二人で来れるかわかりませんが」

「何とか休み取りますね」

 恵も興奮気味に答えた。恵もうれしかったのかな? そう思うとなんだか嬉しくなった。


三時を過ぎて、みんなで着替える。細川はまだ企業ブースにいて、終わり次第出口集合だ。

「成仁君、人気あったね」

 保土ヶ谷君たちも見ていたのか。

「なんだよ、声かけてくれればよかったのに」

「なんか夢中になってたっぽいから」

 夢中というよりは要望に応えるのに手いっぱいだったんだけどな。

「でもあれはきっと恵のおかげだと思うよ」

 歩いてても視線分かるくらいだったもんな。きっとだから俺の袖つかんでたんだろう。

 俺たちはこの後、ゆりかもめに乗って新橋で降りる。これから打ち上げ兼忘年会をする。

「予約してないけど大丈夫かなぁ、居酒屋でいい?」

 この時期はさすがに忘年会は終わっているが、コミケの打ち上げもある。人がたくさんいてもおかしくないだろう。

「うん」

 みんなの意見を聞いてから少し歩いた居酒屋へと入店する。

「いらっしゃいませー」

「六人ですけど相手空いてますか?」

「六名様ですね、ご案内します」

 すんなりと入れた。ラッキーだったな。

 冬とは言え一日二十万の人ごみにもまれたら疲れる。飲み放題プランを頼んでみんなアルコールを注文する。

「刺身盛り合わせと焼き鳥盛り合わせお願いしまーす」

 他にもつまみを少し注文して乾杯する。

「とりあえず年内集まるのは今日が最後かな?」

「そうだね。ホテルはみんな別々でとってたから」

「私と恵は一緒に取ったから」

「実は俺たち明日もだから会場近くに取ってたんだ」

 あれ? 俺ボッチだった?

「成仁君言ってくれれば一緒のホテルだったのにね」

 確かになー。って女性陣と同じホテルというのも気恥しい。

「まぁいいよ。みんな今晩は飲んでゆっくり休んで、明日に備えよう」

「ところでさ、この写真見てよー。渡君のコスプレしてた人めっちゃ格好良くて、名刺ももらっちゃった」

「コスプレイヤーさんも名刺持ってる人いるよね」

 人それぞれだけど、有名な人ほど名刺を持っている。

「みんなは名刺は?」

「渡す機会ないかなって」

「私聞かれちゃったけど、持ってませんって答えた。成仁君の渡せばよかった?」

 それは明らかに恵狙いだろう。

「俺も持ってないし、今回本当初めてあれだけ写真撮られたから。次もやるなら作ったほうがいいのかな?」

「いいかもよ」

 そういって柏木がSNSを見せてくる。俺と恵の写真が拡散されてる。

「尊いとかリプライ来てるし(笑)」

 そんなに目立ちたいわけじゃないんだけどなぁ。あくまで好きでやってる、愛情表現だし。

「恵はそのキャラ好きだったのか?」

「うん、原作読んでたし、少し同人も読んでたから」

 なら良かった。俺がボッチになるからとか、そんな気遣いじゃなくて嬉しいな。

 なんていうか、最近恵といるの、楽しいな。

「恵は? 次何飲む?」

「じゃあレモンサワーを」

 お代わりを注文してコミケであった楽しかったことを語る。これだけでも昔に戻ったみたいですごく楽しい。

俺は恵の隣にいて、みんなとの話の間に入っていく。

「成仁は来年どうすんの?」

「仕事のこと考えないと、かな」

 恵からも聞かれる。

「今は実家だったよね? 一人暮らしとかはしないの?」

「まだ未定だよ。しばらく先」

「じゃあ、またキャンプ誘ってもいい?」

 なんか、川下との会話に出てきた片方が好きな時、に近いな。でもないだろうな。

「いいよ。大抵空いてるけど、病院の日と被ったらごめんな」

「それはしょうがないから大丈夫。ただ、冬用装備ないよね?」

 あー、確かに。

「三、四月くらいまでは待とうか。装備とか見直して。俺も料理のレパートリー増やしたいし」

「料理だったら心配しなくてもいいのに。でもうん、分かった」

 浅野さんが話に入ってくる。

「一緒のテントで寝たりすればいいんじゃない? くっついてあったかいじゃない?」

 ニヤニヤして、絶対そっちの方面で想像してるでしょ。

「普通に雪とかで危なくなったりするんでやめておきますよ」

 浅野さんはチェッっと詰まんないとでも言いたげにビールを飲み干す。

「今年はいろんなことあったね」

 保土ヶ谷君の言葉にちょっと物思いにふける。

 仕事をしていた初夏まではともかく、いきなりフラれて鬱になって自殺しようとして。

 その後もしばらく死んだように生きてきた中で、不意に思い立ったキャンプで恵と再会することになった。

「今年は成仁君と遊ぶことが多かった気がするね」

 恵とは二人でキャンプに行ったり、買い物に行ってこっそり採寸して怒られたり、コスプレでいっぱい写真撮られたり、彼女と間違われることもあったな。

 俺が本当に恵と釣り合うようになれたらいいんだけどな、ないけど。

「本当、久しぶりにみんなと会えたしね」

「同窓会、今度はいつになるんだろうね」

 同窓会も楽しかった。みんな元気そうにしてたし、結婚してたり変わったこともあるけど、仲良くできたことが何より、かな。

「コテージ泊、またやろうな」

 テントではないのな。まぁいいけど。

「一応コテージじゃなく車中泊って案もなくはないけど?」

 これもキャンプとはまた違った趣があって楽しめるんじゃないかな?

「ありだね。人数と車の数にもよるけど」

 柏木が人数を確認して、OKサインを出す。

「うーん、ただ一台に二人くらいしか寝れないから、結構制限付いちゃうよ?」

「そっか、グルキャンにはあまり合わないのかな」

 みんなが口々に意見を言い合う。

「ま、もし本当に車中泊やるとして、冬だったら、寒いから毛布とかきちんと用意しないとだなぁ」

「まぁまぁその話は追々」

 そうだね、と料理を食べる。

 個人的には鈴香さんとの出会いや、川下とのデート体験もあって盛り沢山だった気がする。

「俺、もう少ししたら仕事探すよ」

 みんなと会って、いろんな経験してそう思うことができた。

 仕事の愚痴も聞いたりしてきたけど、そういうことが言えるのもこういう仲間がいてこそだ。

 俺には自分が思っているよりたくさんの友人がいるんだな、とこの一年で思わされた。感謝しかない。だから、

「みんな、ありがとな」

「え、どうしたのお礼なんて?」

「なんていうかさ、いろいろ世話になったなって」

「えー、成仁君、同窓会でかなり頑張ってたじゃん」

「お互い様じゃない?」

 みんなが口々に言ってくれるのがこそばゆい。

「仕事し始めたら休み合わせるの難しくなるかもしれないけどね」

「大丈夫、何とかするから!」

 恵が力いっぱい言ってくれる。素直に嬉しいな、こういうの。

「具体的にどういう仕事とか、決めてるの?」

「いや、仕事探そうと思ったのもついさっきだからさ」

 まだ傷病手当金や、失業保険で猶予はあるから、しばらくは大丈夫だけど。

「コンビニのバイトは土日休み取りづらいよ」

 そりゃあそうだろうな。近場にイベント会場とかあれば猶更求められるだろう。

「実家から通えるところ?」

「その辺もまだ決めてないな。まぁ、交通の便がいいところのほうがみんなと会いやすいからいいんだけどね」

「仙台来たらどうよ?」

 細川が仙台に誘ってくる。確かに仕事は多いだろうな。

「き、北上なら一緒に飲みに行ったりもできるね」

 恵からのお誘いもある。

「まぁ、待て。まだまだ決めれないよ。情報誌や安定所とか、いろいろ見て決めないと」

 そうだね、と浅野さんが頷く。

「できればちゃんと正社員になりたいよね」

「そうだね。福利厚生も大事だし」

 こうやって傷病手当やら失業保険やらがきちんとつくようになってないと将来不安だもんな。

「将来のこともいろいろ考えないとなぁ」

 俺としてはぼんやりと考えていたのだが、そうでもない人もいるようだ。

「結婚とかしたいしな」

 細川もそういうこと考えてたんだ。失礼だが思ってしまったものはしょうがない。口にはしないけどな。

「へぇ、みんなも?」

「俺はまだいいかな。もう少し遊びたいし」

 この中で一番年齢の低い柏木はそういう考えか。

「私は少し焦っちゃうかも」

「あー、私も同じ年の時はそう思ったよ」

 二九歳って焦るっていうもんなぁ。

「二人とも誰かいるの?」

 保土ヶ谷君地雷かもしれないとこ踏んじゃいけないだろ⁉

「私は職場に気になってる人いるけどね」

 浅野さんは正直に答えた。こういうのってはぐらかすかと思ってたけど。

「私は、まぁ」

 ほら、恵ははぐらかしてる。顔赤いぞ。

「それより保土ヶ谷君とか、メンズはどうなのさ」

全員が首を振る。わかってた結果だけどさ。

「よし、飲むか!」

 飲むしかねーな。

 それからもうしばらくの間みんなで飲んだ。


「それじゃ、また来年―」

 お店を出るころにはいい感じに仕上がっていて、細川は柏木に寄りかかっている。嫌がられてるけど一緒のホテルらしいし、ほったらかしにはしないだろう。

「成仁君、大丈夫?」

 恵が気を聞かせてくれる。本当、嬉しいな。

「恵、ありがと」

「どこのホテル?」

 場所を教える。とは言え女性を送ってからホテルに行くつもりだけどな。

「なんだ、すぐ近くじゃん」

 浅野さんがホテルを教えると、大通りの向かいだった。

「じゃあ一緒に行こう」

 特別送る、という必要もなくなった俺たちは並んで歩く。あれ、浅野さんだけちょっと後ろにいない? ついてきてるならいいけど。

「また恵と一緒にキャンプ行きたいな」

 今なら素直に言えちゃうな。

「なんかさ、デートみたいな感じしちゃうけど」

「え?」

 あ、どういう意味で受け取られただろう? 不味かったかな。

「うん。いいよ」

 いいって? え?

「それって、あ、いやいいや」

 後ろから意気地なし、と聞こえた気がしたが気にしてはいけない。

 きっとこれも友人としてキャンプに行くのをOKしただけなんだろうから。


 俺はそんな風に好かれるはずなんて、ないんだから。

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