第13話

修学旅行のバスガイドさんは、めっちゃ可愛いバスガイドさんだった。色々しゃべって、修学旅行中に、めっちゃ仲良くなった。ずっとボクのことを女子だと思ってるみたいだった。最初に高校で、バスに乗り込んで、それから色々話をしていても、ずっと女の子のように話をしてくれていたから。香絵ちゃんといっしょにいても、2人は仲良しの女の子どうしの友達だと思っていたのかもしれない。

高2になって、やはり、ボクはおっぱいも女の子らしくなってきたから、体つきも全体のシルエットも女の子みたいになってきてたから、バスガイドさんにも、女の子のように見えてたのかもしれない。

最後、バスを降りて、別れる時に、バスガイドさんは、そっとボクに、バスガイドさん愛用の下着をプレゼントしてくれた。ボクが可愛い下着を好きで集めてる話を修学旅行中にバスガイドさんといっしょに、していたから。「これあげるから、ちゃんと使ってね!」って、そっと耳元で、ささやいて。でも、その言い方からすると、もしかしたらバスガイドさん、わかってたのかもしれないなあ~。そんな気もする。


高3になったら、美術系の大学を受験しようと考えはじめた。毎日、絵を描いて試験の対策も、している。

文学部も受験しようかなって思ってるから、仮に文学部に進学することになったとしても、美術史を中心に勉強していこうかなと。

大学でも美術のサークルにでも入って、絵をどんどん描いていきたい!

ボクの家の勉強部屋にいる、たぶん女流画家さんであろうと思われる霊も、応援してくれているから、良き絵を描ける気する!


高校の近くには、百人一首などで知られてる

伊勢さんの伊勢寺もあるから、自分は伊勢さんにも導かれるようにして、自分の高校に進学したのかもと思う。もしかしたら、伊勢さんと、自分の勉強部屋に存在してる霊さんとは、友達?あるいは師匠と弟子?か何かの、そういった関係だったりしてるのかもしれない...あるいは伊勢さん、御本人だったりして。

部屋の霊さんは、めっちゃ芸術を好きそうな気してる。愛してはるように思う。自分にも「もっともっと意識を高く持て!」と、いつもそう言ってるように感じてる!

だから香絵ちゃんが家に遊びに来てくれた時も、ごく自然にボクの描く絵のモデルになってくれている。高3になってからは、自然に、ほんとに自然な感じで、服を脱いで下着姿になったり、時には、はだかになってくれてたりする。香絵ちゃんにも芸術に対しての、愛情や情熱のようなものが伝わっているみたいだ。

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