第9話

中学生くらいの頃は、女子っぽかったとしても、そういうもんか、っていうくらいで、特に何か、みんなのほうで、してくれるわけでもなかったけれど、高校生になったら、かなり繊細な思春期なので、まわりのみんなも、ちゃんと真剣に考えてくれていて、具体的な例としては、例えば、体育の着替えも、洗面所を利用する時も、女子のほうに行って、女子といっしょに行動して良し、として、みんなのほうから自分に対して考慮してくれていて、それはとても良かった。


湖に、クラスで合宿に行った。いつも香絵ちゃんと、くっついてて、香絵ちゃんといっしょに食事の係りをやって、香絵ちゃんといっしょのテントに入って、夜も手をつないで寝た。キャンプファイアもやって、その間に、香絵ちゃんと2人きりになって、キスした。香絵ちゃんに、おっぱい見たいって言ったら、「いいよっ」って言って、見せてくれた。それから、なめてもいい?って聞いたら、「いいよっ」って言ってくれて、香絵ちゃんの可愛いおっぱいをちょっとだけ、なめてみた。香絵ちゃんの「あっ!」っていう声、めっちゃ可愛いかった。可愛くて好きだ。香絵ちゃんのこと、ますます好きになった。


合宿も終わり、高校に戻っても香絵ちゃんのことばかり考えている。家でも、いつも香絵ちゃんとえっちしてる絵をひたすら描きまくっている。ノートの紙も、いくらあっても足りないので、描いては消し、描いては消しってやって、何枚も何枚も描いている。


学校に行っても、香絵ちゃんのことばかり考えてて、休憩時間には、もう、ちょっとした時間でも、2人になってキスしまくっている。


美術部でも結局、ボクは香絵ちゃんの絵を描いている。家では香絵ちゃんとえっちしてるところを描いてるけど、学校の美術部では、ちゃんとしっかりとした香絵ちゃんの肖像画を油彩で描いている。文化祭でも、香絵ちゃんの肖像画を製作して展示した。みんなからも好評だった。


でも、今のところ、ボクの絵を描くいちばんの楽しみは、家で、香絵ちゃんのえっちな姿を描くことになった。香絵ちゃんとボクとでえっちしてる絵を描いて描いて描いて描いて描きまくっている。

その絵も、いつも誰かに見守られているようだったけど、ある日、部屋に存在してる霊にボクは毎日、見守られているのかなあって思うようになった。

夜、寝てたら、机の上に置いてある、香絵ちゃんのえっちな姿を描きまくっているノートがパラパラと、勝手にめくられていったのだ。

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