第3話 変質者

 4人がギルドに行って、今日の指名手配書を探している時、りくが昨日からの視線に気づいた。

 他の3人は、知らないふりをしているが、分かっていた。

 4人は、Eランクのモンスターを倒しに行った。

 そこに、昨日からつけてきていたやつもついてきていた。

 4人は、岩場に隠れた。変質者は、見失ったと勘違いして、走ってこちらにきている。

 そこをハルトが捕まえた。そして4人は、その変質者に聞いた。

 「どうしてつけてきている?君は誰?」と

 そうすると、

「自分が何者かは分からない。それと、お前を殺せと言われたから殺しにきた。」

 そいつは男だった。名を、キッペイ・スイガといった。りくは考えた。前世に希平という幼なじみがいたことを。

 そしてりくは、前世の希平の名前を呼んで見た。

「黒岩希平?」

相手が前世のことをりくのように覚えているのであれば、多分りくのことが分かるだろう。

「お前、名は?」希平が言った。

 りくは、

「松木陸」と名乗った。

 そうすると、希平は、

「えっ!まじ?!りく?」

これで確信しただろう。りくは今までの事を希平に話した。希平の死因は刺殺らしい。

それから、希平がパーティに入った。 

 それと、りくと希平が気になっている事があった。それは、記憶の一部が欠けている事。

 2人は、気にかけていなかった。それからということ、手配書の内容もこなして、月日が経っていた。

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