その他情報(追加)

人物設定および用語設定


◆人物設定◆

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◆名前

「スピネル」

■経歴

・年齢不詳、だが見た目に似合わず実は(通常の人間の尺度で言うと)高齢で前回の時代も生きていた。

 彼女が≪神龍教≫へと所属したのはその後である。

・帝都における事件にてルドウィークと共に暗躍、その際にアルマンと出会い。その存在を注視することになる。

・≪ニフル≫にてアルマンらを襲撃するも失敗、≪龍の乙女≫の存在を確信し≪エンリル≫に向かうもそこでも事件が発生し、アルマンらたは一時的な休戦状態のまま(それどころではない事態になってしまったため)なし崩し的に協力関係になる。

■容姿

・銀髪のロング。

 エルフィアンらしく若い状態で止まっており、小柄で十四、五歳ほどの少女の体格。

・どこか作り物めいた美を持っている。

■備考

・性格はかなりの厭世的な部分を持っている。だが、それは単純にそれは過去の経験から自身を守るため、下手な期待をしないように自らを抑制している部分が大きかったりする。

・自らの低身長を気にしている部分があり、特に青年体で止まっているため年齢は下なのに自身より身長の高いルドウィークに対して複雑な気持ちを持っている。

・ギルバート・シュバルツシルトとは貴重な≪神龍教≫の収入源の観点から窓口になっていた。スピネルらはある程度のモンスターを手配することが出来るため、それらを利用して≪コロッセウム≫の興行や地下で行われた取引をギルバートがすることで報酬を受け取ることが出来た。互いが互いを利用する関係で活動資金源としては貴重な人材ではあったが、彼のこれまでの行動などを知ってたためスピネル個人としては非情に嫌っており、そのため帝都での事件の際には切り捨てることに容赦はなかった。


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◆名前

「ルドウィーク」

■経歴

・生まれながらにして≪神龍教≫に所属しており、スピネルとはその時からの付き合い。

・基本的にスピネルと行動を共にしているため(同上の流れで≪グレイシア≫へ)

 ルキ(暴走少女)を押し付けられる。

■容姿

・蒼髪が特徴の青年。

 非情に整った容姿をしており、体躯は二十代前半で相応に大きい。

■備考

・見た目的にはスピネルと並ぶと大人と子供だが、年齢的には全くの逆。恐らくは元となったエルフィアンのタイプの血によるせいもあるのだろうが、スピネルは十代半ば、ルドウィークは二十前半で成長が止まっている。そのため向き合って話すとなるとルドウィークの方が見下ろす形で会話をすることになるのだが、それが気に入らないのか時たまにスピネルに脛を蹴られたりもする。

・見た目は立派な青年だがエルフィアンなのでE・リンカー持ちの人類とは運動能力がまるで違うので少女であるルキにすら腕相撲をすれば負けてしまう。それどころから一般市民にすら基礎体力で負ける。だが、一般市民はエルフィアン云々を知らないため「見た目と違って結構貧弱……」など言われたのが≪グレイシア≫で暮らすようになって傷ついた言葉だったとか。

・ルキを押し付けられた苦労人。なんだかんだ真面目な性格なために損をしている。因みにルキは体のいいパシリであると認識しており振り回している。


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◆用語設定◆

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◆武具

「≪屠龍大剣・天翔シャウラ・グラム≫」

■見た目

・≪大剣≫に属する大型の両刃の形をした武具。先端から柄頭まで二メートルほどの大きさ、刃幅は太く分厚い両刃の形状で刃の全体はメタリックな深い漆黒の色をしている。

・刃には幾何学模様の溝が刻まれており、起動すると蒼銀色に光り輝く液体が柄の部分から剣先へと登っていき全てが満たされると≪龍≫属性の紫黒色のオーラが刀身を覆う。

・柄の部分には六つの≪宝玉≫の一部から精製加工した特殊な宝珠が嵌っており、E・リンカーと感応させることによって特殊な≪龍≫属性エネルギーを生成することが可能で刀身に纏わせることが出来る。

■素材

・研鑽を続けていたルキの特殊合金技術。それに加え、災疫龍と溶獄龍の素材を贅沢に芯として使った一点物。

・宝珠は六つの≪宝玉≫の一部を合成し、加工精製した。


◆防具

「≪龍喰らい≫」

■見た目

・全身鎧型の防具。デザイン的には近未来的でメタリックな黒を基調とした色合い。特徴としては肘や背中、踵など至る部分に噴出口のようなものが存在することと両手の甲、両膝、そして両肩の部分に球体上の物体が取り付けられている。背中には一体となった≪大剣≫用の鞘が取り付けられている。


■素材

・皇帝陛下より受け取った六つの≪宝玉≫の残りの全てを使って、造り上げた特殊な防具。≪屠龍大剣・天翔シャウラ・グラム≫と同じく、≪龍≫属性エネルギーを生成できるがその量は≪屠龍大剣・天翔シャウラ・グラム≫の比ではない。

・莫大な≪龍≫属性エネルギーに耐えられる耐性を持っており、鎧内を循環させることが可能であり、それを外部へ放出する際に推進力に変えることも出来る。

・ルキの解明したリンク機能を使ってアルマンの思考と≪龍喰らい≫の間に繋げることで、単に加速するだけしか出来ない機能が自由度の高い機能へと変更させた。それを特異スキル≪無窮≫と命名した。


■特異スキル

・≪龍喰らい≫が持つ特異的なスキル。これらは素材の元となった≪龍種≫の力が関係しているとされている。


≪無窮≫=生成された≪龍≫属性エネルギーを圧縮開放して推進力へ変える力。

     空中でも移動が可能となる。

・元は≪イシ・ユクル≫の防具≪水渦流天≫のスキルが変質したものでは無いかとされている。


≪煌刃≫=生成された≪龍≫属性エネルギーを操って光の刃を形作る力。

・元は≪ジグ・ラウド≫の防具≪煉獄血河≫のスキルが変質したものでは無いかとされている。


≪白魔≫=生成された≪龍≫属性エネルギーを結晶化させる力

     途轍もない硬度を誇るが直ぐに崩壊してしまう。

・元は≪ザー・ニュロウ≫の防具≪銀濤白牙≫のスキルが変質したものでは無いかとされている


≪陽炎≫=生成された≪龍≫属性エネルギーを熱エネルギーに変換し

     蜃気楼染みた現象再現する

・元は≪シャ・ウリュシュ≫の防具≪烈日王剣≫のスキルが変質したものでは無いかとされている


■備考

・≪無窮≫にしても≪煌刃≫にしてもアルマンのセンスと経験に基づく実力があって初めて辿り着くことが出来たスキル。ほぼほぼ、ルキの予想外と言っても良かった。≪龍喰らい≫に噴出口があるのは制御できないほどに生成してしまったら、内部から爆発してしまうためその対策として作られたのだが、それを利用して限定的とはいえ空戦までやってしまうのはルキとしても脱帽だったりもする。≪煌刃≫に至っては勝手にアルマンがやってみせた。


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