第7話 次の話


 とりあえず、2作品は出せた。


 リズディアだけで考えると、この辺りなのかと思えるのだが、・・・。


 次の話が出てこないように思えたのだが、・・・。


 今の私の中には、ここまでかもと思う心と、まだ、先が有ると思う心がある。




 何気に書いていたリズディアの話なのだが、今まで、本伝については、筋書きは、意外に早く書けたように思える。


 ああ、この話は、ここから、こんな感じで進むのだと、思って、筋書きを書いた。


 終わり方まで、何気に見えてしまったのだ。


 そう思ったのなら、本伝をそのまま続けろよと、言われそうですけど。


 周りからは、そう言われそうな気がするのだけど、主人公と絡む人達に、もっと、人生を与えろと、私の心の奥底から言われているように思えてます。


 こうやって、周りの人達の人生を描くことで、もっと、主人公達の引き出しが広くなるように思えるのです。


 何か私の意思とは別のものが、こっちを書いた方がいいと言っているような気がするのです。


 無理矢理、本伝を進めるのも手なのだろうが、わずかでも、少し違うと思ったら、目的だと思っていた事も止める。


 無理矢理は、見なくてはいけないものを、見捨てる必要に迫られることもあるので、基本路線を作って、そこから外れるかもしれないと思っても、基本路線から外れる。


 外れたとしても、その路線に戻る道筋を立てる事ができれば、それで良いだろう。


 回り道をしたと思ったとしても、外れた道筋を正す方法を考え、回り道も本筋に組み込めれば、それが、遠回りにはならない。


 勝手な私だけの考えで、フィルランカの話にしても、このリズディアの話にしても、これからの話の展開もあるので、しっかりと個性を作っておいた方が、本伝の主人公達との絡みに繋がると、言われているように思えるのです。




 このリズディアの話は、きっと、繋がる事になる。


 だから、ここで、リズディアについて、もう少し語る必要がある。


 そう思えるのだが、今回は、この先のリズディアが見えてこない。


 何でなのか分からないが、どうも、高い壁があって、その壁の向こうから、色々な声が聞こえてくるようなのです。


『まだ、足りないぞ。 ストーリーは、こうだぞ。』


 壁の向こうから、そう言われているように思えるのです。


『ストーリーは、こうなっているだろう、喉から出掛かっているだろう。』


 そんな、不完全燃焼さが、残ってしまっています。


 今は、壁の向こう側から聞こえているような感覚のリズディアを、表に出したい。


 なので、このイベント中に、もう少し、リズディアの話を書かせてもらいます。

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