もう、ハラハラして仕方ありません〜。
絶対やってはいけないのに、紡さんがいないとどうしようもないのがわかりきってるのに、やっちまった桃子ちゃん…。あまりに急転直下なので、状況に納得できず感情優先で走ってしまうのも仕方のないこと。きっと紡さんもわかってたでしょうに、彼女の意図は何なのか。結末がわかるまでドキドキです〜!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
よくも悪くも、道理や理性を無視してしまえる桃子。
それが子供の特権かも知れません。
桃子が子供に愛情を注ぐ話であり、桃子という子供が
周りの大人達に愛情を注がれ見守られる話でもあるのです。
話はここからクライマックスへ向けて加速します。
どうかお付き合い下さいまし。
水棲虫。
不穏…… 妖怪も元を辿れば、人間が生み出したものが多いんですよね。人間の勝手で生まれてしまった『ぬ』には、罪は無いはず。何とか共生の道はないのでしょうか……
今回のお話では、お気楽な桃子の葛藤が色濃く出ていて、胸に来るものがありますね。
そうそう、私はカレーが大好きです(ナンノコトダ…?)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうなんですよね。「ぬ」がどうしてこんな存在かって
それは人間がそう望んだからなのです。
であれば、人が望めば共存は出来る、のでしょうか。
いつものお気楽陰陽話とは全く違うテイストの話に
なっております第十話も、いよいよ佳境を迎えます。
もちろん私もカレーが大好きです。
水棲虫。
ごきげんよう、ああ、ああ、苦しくて哀しいですね。
夜の交番、ひとり呻いているぬーちゃん。
可愛い桃子ちゃんは、ご両親からも、ぬーちゃんからも、そして紡さんやつばきちゃんからも、街の皆さんからも愛されていますね。
彼女の天地、そこに匿って上げられたら、ぬーちゃんも自分も幸せな時間が過ごせる、そんな想いがあったのかもしれないな、とふと思いました。
きっと紡さんは、まるっとお見通しなんでしょうね。
桃子ちゃんの思う「未来ある残酷」は、きっと「悲しく辛く、苦しくて苦い未来」になってしまう予感がします。
水棲虫。さまの物語、色々な色が登場しますね。
日本ではとても優美で、そして細やかな、様々な名付けが、色に対して付けられていて、それがまた綺麗だな、と。そんな彩が溢れたこの物語も、色々な側面を読者に見せてくれて、とても彩り鮮やかで、好きです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ご機嫌よう、いらっしゃいまし。
辛い展開が続く第十話、遂に佳境へと至ります。
仰る通り明るい未来は見えそうもない雰囲気のまま。
愛されて育った分だけ人は愛を知ります。
だからこそ桃子も愛情深い人間に育ちました。
そしてその愛情を誰かに注ごうとするのです。
それが人の歴史であり、桃子は愛情があれば幸せがあると
疑いもしない……、我ながら残酷な話を書いたものです。
しかしまだ諦めるのは早い、未来は誰にも分からないです。
なんと言っても陰陽師モノですから、古き扶桑の雰囲気を
持たせたいなぁ、という気持ちがあります。
舞台が現代なので余計に。
それと、「赤」や「茶」と書いても濃淡が人によって
不鮮明ですから、そこを個人が一番美しく思う色合いで
補完していただくのも良いのですが、せっかく表せる
言葉があるので映像にしようという気持ちもあります。
結構こだわりを持っていた部分なので、愛していただけて
報われる思いです。
水棲虫。
編集済
優しさの中、着実に残酷に状況が悪化してるのを感じて辛い。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
秋の日は釣瓶落とし。
たとえ悪い方向にであっても、
時は止まってくれないのです。
辺理可付加