挙手

僕は先生に教わった通り、手を挙げた。


そこへ先生は当ててきた。


でも僕は何も答えられなかった。


先生は焦ってしきりに質問をしているけど、何も答えられない。


集まってくる人の声が微かに聞こえる。




僕は静かに目を閉じた。


















(↓解説はこのまま下にスクロールしてね↓)



















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解説

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実はこれは教室の中の話ではなく、横断歩道での話。


この子は先生に教えられた通り手を挙げて横断歩道を渡ったけど、そこに車を運転中の先生が誤って突っ込んでしまったみたい。


先生は焦って車から降りてこの子に声をかけるけど、もう意識は朦朧としていて、答えることもできなかったんだね。


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最後まで読んでくれてありがとう!現在150話以上更新中。他のお話も読んでみてね。


1行で読める意味怖プチも更新中!そっちも覗いてみてね

https://kakuyomu.jp/works/16817330658277532279

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