第4話 嬉しい知らせ

家に入ると知らない女性のお客さんが2人来ていた。

「ルナ、おかえり、この人たち貴方を待ってたのよ」と姉は笑顔で言った。

2人のうちの1人が名刺を渡してきた。

見ると有名な出版社の社長だった。

「この人がお姉ちゃんの漫画を出版してくれてる会社の社長さんなの?」と私は姉に問いただした。

うん、そうよ、この人がね貴方の漫画を見てすごい気に入ってくれたのよ。

貴方の漫画は独特ね、ものすごく売れる気がするは、才能の塊だと思うさすがモモマルさんの妹ね。

モモマルとはお姉ちゃんのペンネームだ。

ここからが本題なんだけど、貴方パソコンで漫画書いてるのよね。

はい、まず普通の紙に書いてから満足したらパソコンで書く作業に取りかかってます。

今までのデーターを全部会社の方に送ってもらって良い?、送り先はここよとメモしてくれた。

えっどうゆうことですか。

貴方の漫画を出版したいのよ、当然売り上げも全部ではないけど貴方に入るは。

えっ信じられないと私は涙を流した。

「今日の夜にでも送っときますね」と私は返事を返した。

しばらくして社長とお姉ちゃんのマネージャーは帰った。

「ルナ学校どうだった」と姉は少し笑顔で聞いてきた。

「やっぱり地獄だった」と私は暗い表情で言った。

「何かあったの」とお姉ちゃんは深刻そうに聞いてきた。

100枚くらい書いてた漫画と教科書が全部破かれたの、それで私崩れ落ちゃった。

それは最低ね、それでどうしたの?。

談話室で話してから特別教室に通うことになった。

「私もそれが良いと思うは、イジメもないでしょ」とお姉ちゃんは私に微笑みかけた。

うん、大丈夫そう皆んな優しそうだもん。

その日の夜、私は寝室に行き漫画を編集者に送って、漫画の続きを書いた。

これから私の漫画が世に出回るそう思うとワクワクがとまらなかった。

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