第2話 初登校
私は家の重い扉を開いた。
「お帰り、ルナ」と姉がエプロン姿で笑みを浮かべ出迎えてくれた。
「ただいま、お姉ちゃん」
学校どうだったっと姉は私に優しく問いただす。
「まだわからない、明日残酷さがわかると思う」
「まだわからないじゃない」と姉は少し不満そうに答えた。
「私、わかるんだ、この世界はもうイカれている、障害者は馬鹿にされいじめられる、そうゆう世界」
ルナと言って姉は私を優しく撫でてくれた。
「あなたを絶対幸せにしてくれる人が現れる、だから今は頑張りな」と優しい声は心の中まで響いてその手はとても暖かった。
「明日、編集者の人が漫画取りに来るよ」と姉は少し嬉しそうに言った。
姉は売れっ子の漫画家、私も将来は漫画家をめざしている。
「それでねルナの漫画を明日編集者の人たちに見せたいと思うんだけいい?」と姉は私に聞いてきた。
私はもちろん了解した、ここで大逆転を狙えるかもしれないと思ったのだ。
「明日私帰ってくるまで居てくれるかな、編集者の人」
「たぶん居てくれると思うよ、来るの昼の12時だし。」
「ちなみにペンネームは決めてるの?」と姉は楽しそうに聞いてきた。
「ペンネームは本名でいこうと思ってる」
姉は賛成してくれた、ほんとに嬉しかった、私は今日もこの世界に絶望を感じながら生きていく。
次の日の朝ルナは重い扉を開き外に出た。
しばらく行くと同じ高校の制服を着た不良みたいな男子とぶつかってしまった。
「痛ぇんだよお前気いつけろよな」と不良みたいな男子はさっていった。
しばらくして高校にたどり着いた、私は心臓がバクバクゆうのを感じた。
そして私は職員室にたどり着いた。
「ルナちゃんよく来れたわね、えらいわ」と担任は私を優しく褒めてくれた。
「あなたのクラスは二階よ、先行ってていいけどどうする」。
「先に行ってます、失礼します」
私はクラスにたどり着き、扉を開いた。
するとさっきの不良みたいな男子が教室にいた。
「さっきは悪かったな」と不良みたいな男子は少し反省したように言った。
私は怖かったので、「こちらこそゴメンなさい、怪我はないですか」と小声で言った。
俺、辻倉マサト、よろしくな。
私は月影ルナと言います、よろしくお願いします。
「なんで敬語なんだよ俺たちクラスメイトだろ」と不良みたいな男子は少し不満そうにしていた。
私、人間が怖いんです、前の学校でずっとイジメられてて、人間みんなが化け物に見えるんです。
「そうゆうことかと」と不良みたいな男子はさっていった。
そして休憩時間、事件はおきたのだ、私がお手洗いに行ってる間に机の中にあった教科書や書きかけの漫画が全部破かれていたのだ。
私は恐怖と悲しさでその場で崩れ落ちた。
その時「お前らなにつまんねぇことしてんだよ」とマサトが怒鳴りつけた。
おい、ルナ大丈夫かと彼は私を立たせてくれた。
私はそのまま談話室に行くことになった。
そして、かおり先生が談話室に来てくれた。
「大変だったはね」とかおり先生は暗い表情で言った。
やっぱりこの世界はイカれている私は心の中で強く思ったのであった
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