第18話うまくいかない
武器を持っていないなら回復薬の投薬を許可する、が多分だめだぞ、俺の言葉を聞いた後ろのエルフがすぐに投薬した。矢を撃ってきたエルフは俺の投げた石やらナイフでボロボロだった。投げた物の中で数個の石とナイフは頭や重要そうな内臓を貫いていて回復薬ではどうにもならなかった、即死だった。回復薬を持っていたエルフが俺に襲い掛かってきた、長老達が声を上げるが知ったこっちゃない、首をはねた。一瞬ピクっと動いたように見えたがドサっと倒れた。俺は180度向きを変え長老達に再度叫んだ。誰も動くな!動けば殺す!、長老達は声も発さず立ちすくんだ。
数秒の間にアルテとミアルがドアを開けて飛び出してきた、ミアルは俺の殺した首に、アルテは俺の横で長老達と対峙する格好になった。ミアルの絶叫がこだました、首をはねたのはミアルの弟、最初に死んだ方は妹だった、ミアルの異母兄弟だった。ミアルまで俺に武器を構えたが殺さずに無力化した。まあ目が覚めたら俺を殺しに来るかもだが、さすがにアルテの腹を痛めた子まで手にかけることは抵抗があった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます