第15話ええ、確かに・・・

マジックバック、・・・ええ、確かにすごいですよ。容量を超えて物を入れれるんですから、・・・・・ですけどね、だけどですよ、1.2倍程度でお決まりの時間停止も無くちょっぴり時間が遅延してる?らしい。この世界は時間の概念が大雑把というか、日の出が朝、日の入りが夕方でそれ以降が夜、らしい、それ以外は大体なのだ。

ふむ、時間があいまいなのは分かった。マジックバックの性能もわかった。

で、だ。俺たちが生き返る?時に居たご老体。あれはどなた?「あのお方は大地の神アメノオシホミミ様だ」・・・・聞いたことある気がする。・・が、とりま、それはいい。アルテは従者なの?アメノ様がそんなことを言ってた気がするから聞いてみた。「そうだ」・・・俺にとってはつらい返答が来た。「従者だから抵抗しなかったのか・・・」俺は超悲しくなった。ゆうなら、こんないい女を隷属した状態で、むりくり関係をしたってことか・・と。俺が落ち込んでるのは伝わってしまったようで、アルテが言った。「アメノ様から従者とは言われていたが・・その・・なんだ・・拒否したらダメとは言われてなかったんだ。お前を・・貴方を・・受け入れたのは私の感情?もあるんだからきにしないでいい。」・・慰めてはくれた。心に傷を負いながらも質問した。アメノ様は俺に何をさせたくてこの世界に転生させたんだ?

「分からん、どうしても知りたいのなら今度聞いてみれば?」・・・聞けるのか?どうやって聞くんだ?聞き返すと「数年から数十年に一度降臨されるからその時に聞くといい。」降臨って?私の村にその頻度で降臨されるから直接聞けばいいのでは?、との事だった。結構ちょいちょい顔だすんや、そんじゃあその時にでもなにをさせたいのか聞くとするか。

俺の中でぼんやりと目標が固まってきた。なにをさせたいかは直接聞く。それまでは嫁の見た目を元に戻す努力、それを第一にやっていこう。

・・・まず生活費だな・・・

アルテー、Bランクの仕事ってこんなに無いものなのかー?アルテの家に来てから11日目だ、組合にはちょくちょく顔をだしてるんだが一向に無い。

「ん?ああ、無い時は数十日はないよ」・・・まじかー


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