第35話 天界を統べる最高神
シャリーン
猛は、その
ふと、彼女の名が、深い意識の中から、浮かんでくる。
「
シャリーン
【初めまして。久しぶりね】
うん。
【
「あぁ......なるほど」
【今世でも、貴方のお役目は『地球』にとって、大事なの。
なのに......
じろり
ヴォーグ神を、冷たい目で見下ろす。
【こんな、遠い所まで『
【う】
天界の最高神とでは、
【あなたは、この惑星を、第二の地球にしたいの?】
【いえ。そこまでは......】
【『
【......そうですね】
【でも、管理し切れないでしょ】
【......はい】
【
『
安定した管理には、ちゃんと
有望な『
このままでは、今回『
『
【はい......】
ちろりと、セルガさんを見る。
にこり、と
【 よい子ね♪ アナタの
【......有り難き】
ヴォーグ神が、深く頭を下げる。
【と言う訳で......神様へのコンサルタントを、宜しくね】
「やれやれ......地球でも、
【あ、後ね、『地球』とのコンタクトは、今少し待ってね】
「はぁ。隼?」
「
【どうぞ、そのまま
『地球』と『こちら』の、
「わかりました。早めにお願いしますね」
【ええ。
あ、そうだ!
「こちらで、美食文化のチートくらいは
【......
「
今から、お試し美食などは如何です?」
すこし、微笑む。
「お・も・て・な・し、させて下さいませ」
【......】
ヴォーグ神の隣に、ニコニコ笑顔で座る。
ヴォーグ神の顔は、引き攣り出したが。
【ヴォーグ♪】
【は、ひゃい!】
【期待して、良いわよ♪ 『
両肘をテーブルに乗せて、両手にアゴを乗せた
「御二方、リクエストはございますか? メニューはコチラです」
シルバー・コードを通じて、召喚されるまでの地球上全てのメニューのイメージを送る。
【あら♪ 嬉しい悲鳴をあげてしまうは♪】
【な!こんなに?......星の数に近いではないか......】
ヴォーグ神は、やはり、
これ
いや、つもりだった。
猛の送ってきたイメージは、地球上の
!
カリーひとつ取っても、こんなに種類があるとは......
なに?勇者オオタニが愛してやまなかったナポリータンは、
......たしかに、勇者タケシが居れば、美食を
『
『
【......】
「ヴォーグ神さま?」
【 おおぅ......そうじゃなぁ...... 『おまかせ』は、可能か? 】
「可能です。おまかせください」
にこりと、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます