第128話 グリフォン到着

こんこんこん


「ラハートフ様、いますか?」

「……」


声で一緒に救援に来た領兵の一人だとわかった。


「「「ラハートフおとうさん、よんでるよ?」」」


エリザお嬢様と子供達との幸せの時間、居留守しちゃいけないだろうか……


こんこんこん


「ラハートフ様、いますか?」

「……」

「……」

「「「ラハートフおとうさん?」」」

「……」

「……」


……駄目のようだ。


気づかないふりをしていたが、子供達が首を傾げて見ているしエリザお嬢様がジト目で俺の方を見ているから、仕方がなく扉に向かう。


「はい、いますよ。」

「(あぁ、よかった……。)」


扉の向こうで領兵がほっと呟くのが聞こえた。


「ラハートフ様、グリフォン様が到着しまして、壁門の前でお待ちいただいています。」

「すぐに向かいますと伝えてください。」

「わかりました。失礼します。」


足音が遠ざかっていく。


「グリフォン様が来たの?」

「そうみたいです。」

「じゃあ、行きましょうか。」

「はい。行ってくるな。」


そう言ったら子供達が少し駄々をこねた。

可愛いものだが、行かないといけないから物理的?魔力的?寝かせた気絶させた


エリザお嬢様と共に子供達を絨毯に寝かせ、タオルケットをかける。


「寝かせつけるのに、魔力奪取はいいわね。」


寝ている気絶している子供達を見て、エリザお嬢様が言った。


強制気絶ですからね。


うむ……

赤ちゃんの夜泣きでエリザお嬢様が寝不足になることが防げるな……

魔力量の増加にも繋がるから、エリザお嬢様の言う通り魔力奪取はいいかもな。


部屋に結界を張り、エリザお嬢様と部屋を出た。


ーーーーー

あとがき

最後まで読んでいただきありがとうございます。

評価、フォロー応援ありがとうございます。


面白くなくなってきてもフォローを外さないでください。

面白くなってきたら☆を足してください。

フォロー応援もよろしくお願いいたします!


話を纏めたため、話がずれてコメントもずれています。

消したくないので、流してください。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る