第90話 パーティー
まえがき
あとがきに面白くなってきたら☆を足してくださいと書いてますが、実際に増えるととても嬉しいですね。
評価をしてくださる方々ありがとうございます。
これからもそう思っていただけるよう頑張ります。
ーーーーー
モモティルナ達が離れていって、エンスがエリザお嬢様に聞く。
「エリザ、なぜ勝負を受けたんだ?負けるとは思わないが、万が一もある。」
「関わってほしくないからです。あと、別に負けてもいいので。」
「は?」
「えっ?」
「今のお兄様なら良い当主になります。私はラハートフと共にお兄様を支えますわ。ねぇ、ラハートフ。」
「え?あ、はい。エリザお嬢様が支えると言うなら、仕方がないですが、エンスを支えましょう。しかし、エリザお嬢様を負けさせるつもりはありませんよ。」
「お前達……」
「まぁ、私も負けるつもりはありませんよ。」
「でもさー、頼みのエンスがパーティーに入らないってことで何か仕掛けてくるんじゃない?さすがにもうエリザ達との実力差をわかっていると思うから。」
「いや、リオン。わかってないわよ。急成長しているけど、エンスを入れたくらいでエリザとラハートフの二人に勝てると思う馬鹿よ?絶対わかってないわよ。」
「ぐっ……」
「あー、そうかもしれないね。」
「ぐっ……」
「エリザ、」
若干シーラお姉様達の言葉にダメージを受けるエンス。
なぜか戻ってきたモモティルナ達が勝負の件で話しかけてきた。
「忘れていたけど今回はパーティーを組んでのダンジョン攻略よ。私のパーティーは
「わかったわ。」
モモティルナはにっこりと笑って去っていく。
黙ってついていく逆ハーレムメンバー達。
逆ハーレムメンバー、来た意味ねぇ……
待ってればいいのにな……。
それから最近毎回モモティルナがエリザお嬢様を愛称(様を付け付けなくなった)で呼ぶのがいらっと来るんだが、このいらの解消をどうすればいいと思う?
喉を潰しても回復魔法があるからな……
というか八人パーティーか。
二人っきりじゃないのか、残念……。
「にっこり笑って、何を考えているんだろうね?」
「さあ?エリザ、あと六人、誰と組むの?」
「
「組みます!」
「了解。」
「わ、私でいいんでしょうか?」
「私で良ければ。」
「いいっすよ。」
「光栄です。」
「皆さん、ありがとう。ルシュカさん、誘っているのは私ですよ?」
「そ、そうですね。大丈夫です。」
「ありがとう。よろしくね。」
「「「「よろしくお願いします。」」」」
「よろしくお願いしますわ」
「よろしくっす。」
「私は?」
「シーラはカレッドさん達と組むのでしょう?」
「そうしたかったわ。ありがとう。」
「僕はシュシュラ達と組むからね。うん、余った人達か。いてっ。」
エリザお嬢様がリヨンお兄様の後頭部を叩く。
「失礼でしょ。彼女達との方がバランスがいいのよ。」
「そうなの?」
「斥候にナトナさん、前衛に私とアリナさん、遊撃にルシュカさん、後衛にイーサさんとカシュエさんとクロッシュさん、その都度足りないところに万能のラハートフ。ほら?バランスの良いパーティーでしょ?」
「たしかに。」
だが男女のバランスが悪い。
一、七だ。
男は俺は一人……
まぁ、エリザお嬢様が一緒ならいいか。
「今日からパーティーの連携の訓練をしましょう。」
「「「はい。」」」
「わかったっす。」
「わかりました。」
放課後に集まって一緒に活動していたから、ある程度はすぐに連携を取れるようになった。
何処かの誰かさん達みたく不真面目ではないから、ちゃんと実力を向上させている。
あの発表からもエリザお嬢様のアドバイスを聞き真面目に一生懸命訓練修練をしてきたから初級建物型なら余裕でソロ攻略できちゃうんじゃないかな?
そんなメンバーに俺達が加わるんだから自然型も速攻だな。
勝負にならないと思う。
なんの勝算を持って勝負を仕掛けてきたんだろうな……
ーーーーー
あとがき
面白いじゃん、続き早く上げろ。と思ったら☆☆☆、面白いなぁと思っても☆☆☆、少しでも気になるな。と思っても☆☆☆をつけていってくださいな!
冗談です。
前から☆☆☆、☆☆、☆をつけてください!
面白くなってきたら☆を足してくださいな!
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