二学年

第86話 二学年 クラス入れ替え

まえがき

特級クラスの名前……

あまり出てくる予定は今のところないので、ネットの名前ランダム生成を使ってしまいました。

そして、あの人物達がまた出てきました!

ーーーーー


マジルド式をライトベル式に変えられて発表されて早くも二学年の始業式。


発表があって、モモティルナ・ライトベルに教授を乞う者が多くいた。


うちのクラスメイトもエリザお嬢様から離れ、そうするかと思ったが、察しているのか変わらずエリザお嬢様に何かと教えてもらっていた。

エリザお嬢様に対して変わらずの関係に俺はクラスメイト達に感謝した。


クラスメイト達の方がエリザお嬢様に感謝しているみたいだけどね。

教え方が上手いからね、成績が上がってる。


三週間前に三学期の武術大会と筆記テストが行われた。


武術大会は一学期二学期とほぼ同じ順位で俺、エリザお嬢様が一位二位でエンスエンダースの愛称が二敗で三位になって、四位五位にシーラお姉様リヨンお兄様、下位はモモティルナ達逆ハーレムメンバーが占めた。


元婚約者ホルスディンはエリザお嬢様に直接あまり関わらなくなったが、モモティルナがエンスとスタンスタルードを勧誘しようとしたときに突っかかってくることが度々あった。


オルヴェルド公爵閣下エリザお嬢様とエンスの父親は生きていると何度も言っても「騙されないわ。必ず救います。」と頭が沸いている発言のモモティルナ。

それを擁護するホルスディン達もおかしい。


何度も会っているはずなのに……


まじおかしな奴ら。

そんな奴らは総合成績でも下位を独占、普通に考えれば、点数的に下のクラスの優秀な成績の者達と入れ替えされると思われる。


「なんだと……」

「なぜ俺達だけが……」

「諦めていなかったんですね……」

「それがしも、でござるか……」

「うわー僕もだー。嫌だなー。」

「私達は上級クラスですか。」


エンスとスタン、タッシュタダシュがクラス表を見て、絶望している。ウィンウィンドルもしかめっ面を隠さない。

約一年で愛称呼びをするくらい仲良くなった。


一年三学期の成績で二年生のクラスが変わることがある。

成績が悪ければ下に、良ければ上にと入れ替えが起こる。

いない年もあれば、二、三人が入れ替えるときもある。


それが……


二年生特級クラス

ホルスディン第一位モモティルナ第二位エンダース第三位スタルード第四位タダシュ第五位

ウィンドル第六位ミサイト第七位マリダット第八位アソトー第九位ナルストラ第十位

ラウレンス第十一位フェリシアン第十二位ダリボル第十三位レオネト第十四位ディディエ第十五位

リヒャルト第十六位グレゴリオ第十七位タンストール第十八位ヘルベルト第十九位グスターヴォ第二十位


上級クラス

エアルリーザ第二十一位アリティーナ第二十二位ナトナ第二十三位オブルー第二十四位キィエロー第二十五位

カレッド第二十六位リグリーン第二十七位トゥピンク第二十八位ルシュカ第二十九位ショコラン第三十位

ラハートフ第三十一位リョーレン第三十二位シュシュラ第三十三位カルシーム第三十四位イーサ第三十五位

カシュエ第三十六位クロッシュ第三十七位ソラネル第三十八位セシール第三十九位ヴェントー第四十位


女子全員ぷらす男子二人が、実質一位のエリザお嬢様や上位の俺達が上級クラス、露骨すぎる……。


特級クラスはモモティルナ以外女子はいない。

特級クラスはモモティルナの逆ハーレム状態だな……。


俺とリヨンお兄様が引き抜かれなかったのは、骨を折ったりしたからだろうな。

やっててよかったぜ!


もしエリザお嬢様と離れ離れになって俺だけ特級クラスになっていたら、学園長とかクラスを決める教師達と話し合い(物理的)をしていたな……

エリザお嬢様と同じクラスでよかった!

やっててよかったぜ!


「シーラお姉様と同じクラスになれて嬉しいですわ!」

「「「嬉しいですわ!」」」

「私もよ。」


「師匠と同じクラスになれて嬉しいっす。」

「「「嬉しいっす。」」」

「僕もだよ。姉さんのパーティーには負けないよう頑張ろう。」

「「「うっす。」」」


シーラお姉様のパーティーメンバーですわ五令嬢とリヨンお兄様のパーティーメンバー脳筋五子女(シュシュラ第三十三位カルシーム第三十四位ソラネル第三十八位セシール第三十九位ヴェントー第四十位)が同じクラスになった。


脳筋五子女は中級クラスからの入れ替えで上級クラスに来た。

リヨンお兄様との特訓で武術も勉強も高得点を取れるようになったのだ。


見た目は普通の少年少女なのに話し方が下っ端?のような感じ。

見た目で侮ると痛い目に遭う。

リヨンお兄様と同じ超パワータイプで見た目では想像できない力を見せる。


中級クラスのクラスメイトは入れ替えがあって安堵し、もう一緒に模擬戦をしなくていいんだと喜んで泣いていたらしい。


「四人でパーティーを組めばいいし、放課後とかは上級クラスに来ればいいんだよ。」

「……あぁ、そうだな。スタン、タッシュ、ウィン、そうしよう。」

「そうだな。」

「それがいいでござる。」

「さんせーい。」

「頑張ってね。」

「ラハト……他人事だな。」

「他人ですから。」

「くっ……」


「エンス様!スタン様!同じクラスのままで私、嬉しいです!」

「「…………モモティルナ嬢、おはよう。」」

「あーもう、私のこともモモって呼んでくださいよー。」


俺らが愛称呼びするようになって嬉しそうな笑顔を振り撒くモモティルナも二人を愛称呼びするようになった。

二人が許可を出していないのにも関わらず……


「タッシュ様もウィン様も同じクラスだね!よろしくね!」

「……モモティルナ殿、よろしくでござる。」

「……よろしくー。」

「もうっ、なんで皆、モモって呼んでくれないんですかー。」


エンス達には悪いが耳障りだから離れよう。

モモティルナの後ろから手を振ってエリザお嬢様達と共に離れ、一年前入学式が行われた建物に向かうのだった。


モモティルナがこっちをちらっと見て口角をあげていたのには気がつかなかった。


ーーーーー

あとがき

下記を思い付かせてくれたコメントに感謝しています。


カレッド「勇気を心に!レッドスピアー!」

オブルー「知識を頭に!ブルースピアー!」

リグリーン「癒しを皆に!グリーンスピアー!」

キィエロー「お金を社会に!イエロースピアー!」

トゥピンク「愛情を胸に!ピンクスピアー!」

謎の銀髪の少女「角は最強!シルバースピアー!」

全員「「「我ら最強最速、令嬢スピアーズ!参上!」」」


いつか彼女らやリヨンお兄様のパーティーの番外編?閑話?を執筆したいなと思っていたり。

いつか、ね。


面白いじゃん、続き早く上げろ。と思ったら☆☆☆、面白いなぁと思っても☆☆☆、少しでも気になるな。と思っても☆☆☆をつけていってくださいな!

冗談です。

前から☆☆☆、☆☆、☆をつけてください!

面白くなってきたら☆を足してくださいな!

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