第79話 一学期武術大会終了
まえがき
iPhone 11とFire HD 8ではリーグ表が綺麗に見えましたが……
ずれて見えていたら申し訳ありません。
ーーーーー
十九回戦
痴話喧嘩?からモモティルナがビンタをして放心したホルスディンに審判が試合続行できないと判断し終了した。
酷い終わり方だ。
魔法を使わずに圧勝。
さすがエリザお嬢様っ!
しかしルシェカ嬢は敗けたが、避けるのが天才的だと思う。
ここぞって時に避ける。
同じくらい身体強化ができるようになったら……
回避の天才とか呼ばれそう。
未来予知?危険察知?があるかのように避けるんだ。
小動物っぽいから後者かな?
急所を外し突きまくって穴だらけ。
めっちゃ痛そう……
一学期武術大会、最終結果。
○勝利 ●敗北
\①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰⑱⑲⑳
①\●●●●○●●○○●●●○○●●●○○
②○\●●●○○●○●●●●●○●●●○○
③○○\○○○○○○○○○○○○○●○○○
④○○●\●○○○○○●●○○○●●●○○
⑤○○●○\○○○○○○●○○○●●●○○
⑥●●●●●\●●●●●●●●●●●●●●
⑦○●●●●○\●○●●●●●○●●●●●
⑧○○●●●○○\○○●●●○○●●●○○
⑨●●●●●○○●\●●●●●○●●●●●
⑩●○●●●○○●○\●●●○○●●●○○
\①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰⑱⑲⑳
⑪○○●○●○○○○○\●○○○●●●○○
⑫○○●○○○○○○○○\○○○●●●○○
⑬○○●●●○○○○○●●\○○●●●○○
⑭●○●●●○○●○●●●●\○●●●○○
⑮●●●●●○●●●●●●●●\●●●●●
⑯○○●○○○○○○○○○○○○\●●○○
⑰○○○○○○○○○○○○○○○○\○○○
⑱○○●○○○○○○○○○○○○○●\○○
⑲●●●●●○○●○●●●●●○●●●\○
⑳●●●●●○○●○●●●●●○●●●●\
第一位
第二位
第三位
第四位
第五位
第六位
第七位
第八位
第九位
第十位
第十一位
第十二位
第十五位
第十六位
第十八位
第十九位
第二十位
一学期武術大会が終わり、学園長が何やら話している。
「今回の結果はどうでしょうか?自分の力を発揮できたでしょうか?ーー」
十八回戦のエリザお嬢様対ホルスディンで俺は大歓喜した。
これまでの試合で評価が下がったホルスディンの戯れ言でエリザお嬢様が悪魔ようなこととかなんか言っていた。
エリザお嬢様は女神様になる成長途中の神子様だろうが!天使様でもいいぞ?間違えるなボケ!と心の中でホルスディンを怒鳴りまくった。
そして、ほとんどの人達はホルスディンの発言を真に受けていなかったみたいだ。
断罪されるようなことはなくホルスディンからの婚約破棄、最高っかよ!
最高の出来事だが、王宮から通達が来てるまで少し不安……
十九回戦でモモティルナがホルスディンを怒鳴ってビンタをしていたけど、指示を出したのはモモティルナなのか?思い返してみれば、エリザお嬢様を悪役令嬢とかオルヴェルド公爵閣下を亡くしたエンダース様とか言ってたな。
もしかして俺と同じ転生者?
しかもゲームをプレイしたことのある転生者なのか?
なら断罪イベントをわかってて、エリザお嬢様を陥れようとしている?
許されることだろうか?
いや許されないだろ!
だが、教会の聖女っていうのが厄介だな……
お尋ね者になるのは避けたい。
どうするか……
「ラハートフ。」
「うわあ!?」
目を瞑って考えごとをしていてエリザお嬢様に呼ばれ、目を開けると目の前に俺を呼んだ美しいエリザお嬢様の顔があって、声を上げて物凄く驚いてしまって後ろに倒れそうになった。
エリザお嬢様が手を掴んで引っ張ってくれて尻餅をつくのを回避する。
無防備のところに綺麗なエリザお嬢様の顔が目の前にあったら驚いてしまうよ……
赤い瞳が綺麗だ……
心臓が激しくばっくんばっくんと鼓動している。
「す、すみません。」
「大丈夫?」
「えぇ、
「そ、そう……。」
若干エリザお嬢様の顔が赤い。
「エリザお嬢様の方こそ大丈夫ですか?」
「え、えぇ、大丈夫よ。終わったか行きましょう。」
「あー終わったんですね。わかりました。あれ?お姉様やエンダース様達は一緒じゃないんですか?」
「それぞれ用事があるそうよ。」
「そうなんですか。把握してたつもりでしたが、今日の用事は知りませんでした。」
「急遽決まったことだそうよ。」
「それなら知らなくて当然ですね。」
「えぇ。じゃあ、行きましょう。」
「はい。」
エリザお嬢様と俺は並んで歩き出す。
そして、気がつく。
エリザお嬢様と、二人っきりっ?!だと気がつく。
少しおさまった心臓がまた激しくばっくんばっくんと鼓動し始めた。
というか行きましょうって何処にっ?
普通帰りましょうじゃないでしょうか?
エリザお嬢様?
えっ?
まじで何処に行くのですか?
エリザお嬢様?
ーーーーー
あとがき
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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