第76話 十七回戦

まえがき

iPhone 11とFire HD 8ではリーグ表が綺麗に見えましたが……

ずれて見えていたら申し訳ありません。

ーーーーー


○勝利 ●敗北

\①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰⑱⑲⑳

①\ーーー●○●●○○●●●○○●●●○○

②ー\ー●●○○●○ー●●●●○●●●○○

③ーー\○○○○○ー○○○○○○○●○○○

④ー○●\●○○ー○ー●●○○○●●●○○

⑤○○●○\○ーーー○○●○○○●●●○○

⑥●●●●●\ー●ーー●●●●●●●●●●

⑦○●●●ーー\ー○●●●●●○●●●●●

⑧○○●ーー○ー\○○●●●○○●●●○○

⑨●●ー●ーー●●\●●●●●○●●●●●

⑩●ー●ー●ー○●○\●●●○○●●●○○

\①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰⑱⑲⑳

⑪○○●○●○○○○○\ーーー○●●●○○

⑫○○●○○○○○○○ー\ー○○●●●○ー

⑬○○●●●○○○○○ーー\○○●●●ー○

⑭●○●●●○○●○●ー●●\○●●ー○ー

⑮●●●●●○●●●●●●●●\●ーーー●

⑯○○●○○○○○○○○○○○○\ー●ーー

⑰○○○○○○○○○○○○○○ーー\ー○○

⑱○○●○○○○○○○○○○ーー○ー\○○

⑲●●●●●○○●○●●●ー●ーー●●\○

⑳●●●●●○○●○●●ー●ー○ー●●●\


俺達、エリザお嬢様、エンダース様、ショコランお姉様、リョーレンお兄様、アリナ嬢、スタルード様、タダシュ様、ナトナ嬢、ウィンドル様は他のクラスメイト達に十七回戦まで圧勝してきた。


エリザ様は相手の実力に合わせて身体強化して勝利していた。


さすがエリザお嬢様っ!


マジルド三姉弟は今はそんな技術がないから身体強化のごり押しで勝利。

エンダース様もエリザお嬢様と似たような感じ。


オルヴェルド公爵家の子女は才能ありの子だらけなのだ。

やはり天才には追い付かれるものなんだよな……。


俺はこれからも討伐や模擬戦で経験を積むが、魔力量と同時使用、魔法熟練度、魔力圧縮を突き詰めていくしかない。

それでしか勝てないのだから仕方がないよな……。


ホルスディン第一位アリティーナ第四位

モモティルナ第二位エアルリーザ第三位



「私が勝ったら、エンダース様を解放してください!」

「なんのことかしら?」

「とぼけてないで!」

「……本当に、なんのことかしら?」

「お父様を亡くしたエンダース様を依存させて束縛して、本当に酷い人ですね!エリザ様は!」

「お父様が亡くなった?」


エリザお嬢様も俺達も観戦しているオルヴェルド公爵様に目を向ける。


「……エンダース様、オルヴェルド公爵閣下って亡くなったんですか?あそこにいるのは影武者ですか?」

「いや、今朝も会ったが、父上だと思うが……どういうことだ?」

「さぁ?」

「続きを聞きましょ。」

「……そうだな。」

「うん。」


「(あ、それは秘匿情報でしたね。すみません。)」

「……」

「そして禁呪まで使わせて罪悪感を持たせるなんて酷いです!」


モモティルナの禁呪という言葉に闘技場がざわつく。

エリザお嬢様は透かさず否定する。


「私はお兄様を依存も束縛もしてません。禁呪も使わせてもいません。勝てないからと言いがかりも甚だしいですわよ。(それとお父様は健在ですよ。)」

「は?生きている?」

「えぇ、今日も観戦に来ています。」

「えっ?なんで?」

「」

「(ゴブリンキングの襲撃で死んだんじゃないの?)」

「……」

「嘘をついているのねっ!騙されるところだったわっ!勝てないのは当たり前です!禁呪を使っているのだから!」

「私達の努力を禁呪の一言で片付けられるのには憤りを感じますね。」

「禁呪を努力って言うなんてさすが悪役令嬢ですね!」

「強さを認められるからこそその人に追い付きたいと思い頑張れるのに……認められないあなた達は可哀想ですね。」

「私が可哀想ですって!悪役令嬢が調子に乗るんじゃないわよっ!『ファイアボール』」

「まだ開始の合図がされていませんのに……はじめてください。」

「は、はい!はじめっ!」


モモティルナがまさかの開始前に魔法を放つ。

エリザお嬢様は慌てることなく審判に開始を促す。

驚愕の表情からはっとして開始の合図を出す審判。


ーーーーー

あとがき

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