学園入学まで

第16話 魅かれた彼女の面影がある女の子

まえがき

短いですが、二章始まり始まりー。

ーーーーー


妹にお願いされて乙女ゲームの全シーンのイラストを回収した。

乙女ゲームじゃないだろって言いたくなった女王ルート以外で断罪される悪役令嬢に俺は魅かれた。


彼女の名はエアルリーザ・フェン・オルヴェルドという。


彼女は常に学力魔法上位三位に入るくらいの努力家だ(努力している描写は無い。勝手な想像)。

孤児院に訪問し孤児にも優しい(泣いている孤児の頭の少し上に彼女の手がある画像、ヒロインが虐待は駄目ですっ!と孤児を助けるシーン。彼女は虐待なんてしてないと否定するシーン。撫でようとしたんじゃないかと勝手な想像)。


戦いでは前線に立ちみなを引っ張る(ヒロインが「彼女が私に魔法を放って殺そうとした。」と断罪シーンで言ったが、そんなことするわけがないと彼女を信じている。盲信)。


彼女は「私はそんなことやりません。やってません。」ときっぱりと否定する。

しかし、皆がヒロインの味方をし、彼女の話を聞かない彼女を悪役にする。


それでも彼女は堂々としていた。

見た目(金髪のロングヘアーの強気な赤い瞳にすっと通る鼻筋、男装が似合う顔立ち、格好いい女性。)もだが、その堂々とする姿にも魅かれた。


オルヴェルド公爵当主様を救った褒美で、城(城が自宅なんだって、さすが公爵家。)に来て扉が開いたら、魅かれた彼女の面影がある女の子が目の前で仁王立ちで言った。


「あなたがお父様の隠し子にして命の恩人のラハートフですわね。私はあなたの姉のエアルリーザよ。」

「は?」オルヴェルド公爵様

「へ?」母さん

「え?」俺


聞いたことあるオルヴェルドという家名、見覚えがあるオルヴェルド家の貴族紋章、魅かれた彼女と同じ名で面影がある女の子。


いやいやいや、えっ?

偶然?

エアルリーザと名乗った女の子を凝視……


彼女と同じ金髪。

彼女と同じ赤い瞳。

彼女の面影が、あるっ!


えっ?

ゲームの世界に転生したのか……?

彼女、なのか?


そして、彼女と関わりがあることを思い出す。


彼女の兄の回想シーンで前当主がゴブリンキングとクイーンとの戦いで戦死したという話。


あの戦いで本来はオルヴェルド公爵様は死んでいた、のか?

俺が介入し上位種を瀕死にして劣勢になったから、強制力かなにかで仲間を殺しエンペラーに進化して公爵様を殺そうとしたのか?

本来は死ぬはずのオルヴェルド公爵様が生きている……


ということはっ!

彼女も救えるってことかっ!


そう、この時、俺は決意したんだ。


彼女を守ると、救うと決意したんだ。


ーーーーー

あとがき

面白いじゃん、続き早く上げろ。と思ったら☆☆☆、面白いなぁと思っても☆☆☆、少しでも気になるな。と思っても☆☆☆をつけていってくださいな!

冗談です。

前から☆☆☆、☆☆、☆をつけてください!

面白くなってきたら☆を足してくださいな!

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