第15話 棒づくりのためにダンジョン入る人っていますか?
武器屋のブルーノ言われた通りに、街の奥に進んでいった。すると神殿のような柱と入り口が現れた。門の前には、ドワーフが何人か門の前を護衛をしている。門から出入りするドワーフがたくさんいる。その手には大きな袋があった。おそらく、鉱石を採掘しているのであろう。
「すみません、ダンジョンに入りたいのですが…」
「うぇい!ここにプロフィール情報登録してこ!」
門番もこんな感じなのか。この街、不安だ。
「ほい!いってらー!」
軽く見送られ、ダンジョンの中にはいっていく。中は広い洞窟のようになっている。道の横にたいまつが置かれているため、明るくなっている。
しばらくすると、コウモリ型の魔物が現れた。
【ブラックバット】
羽ばたきながら、黒いブレス攻撃をしてきた。
【ブラックブレス −1】
もはやお決まりのパターンとなったね。驚かないよ?
「リーナ!ちょうど勝った武器を使って攻撃してみよう!」
「やったー!武器使える!」
【ウインド】
ブラックバットに向かって風魔法が直撃した。そして、魔物が吹き飛んでいった。
「わーい!」
そういうとまたぴょんぴょんはねている。なんか、白くてうさぎみたいだな…。よくみると近くに石の固まりが壁にくっついていた。なんか、ツルハシとかいるのかな…。とりあえず、棒でたたいてみるか…。
ガチン!
やばい!木の棒壊れたかな…?うん?全然平気だし、なんでだ。攻撃力高いからかな?棒に負ける鉱石が不憫でならないが仕方ないか。
【銅 ×2】
なるほど、これをたくさん集めればいいのか!なんか、今までガンガンレベル上がっていたからこういうコツコツ進むイベントに喜びを感じるとは…。
「お兄ちゃーん!棒がかわいそすぎー!」
通りすがりのドワーフがまた声をかけてくれた。
「よかったら、これ使っちゃって!」
そういうとツルハシをくれた。
「あ、ありがとうございます!」
「俺たち、もう街に戻っちゃう系だから気にしない感じで!」
そういうと、背中を向けながら片手を上げて手を振って出口へ向かっていった…。イケメンかよ…。
よし、さっそくドワーフのツルハシで鉱石掘ってみよう。くらえっ!
【銅 ×12】
すごいとれるー!コツコツイベントどこいったん!?まーいいか、とりあえず、回収しておこう。イベントリに入れて…と。
そういえば、金剛の棒って材料何がいるのかな…。ライブラリー画面にデータが残っているはず…。
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金剛の棒
金 ×2000
金剛石×1000
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すげーいるやんー!!材料超必要やんー!!たぶん、金の次に金剛石とかあるから、たぶん今とった銅の何ランクか上の材料だよね?それが1000とか2000とかうそやん??
「ねーねー、ソラー?」
「何?リーナ。」
「私もトントンしたい!!」
「うん!もう、洞窟なくなるくらいトントンしてくれ!!」
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