著者2022年5月7日公開近況ノート「ミステリの感想について」まで読む

「書店員がブックエンド代わりに置いている」という答えが現実的だろうに、なぜそういう発想物語上に出てこないのだろうとモヤモヤ読了。
丁寧に塗りつぶされた背表紙、というだけでタイトルと塗られた理由を推理しようという発想に至るのなら、ほんの三行、

「あそこの本、背表紙が塗りつぶされてますけど?」
「ああ、あの本のタイトルが見えないように塗りつぶされたのはですね……」
「待ってください! 私が推理したいので、答えは教えないで!」

というやり取りが書店員と為されていれば、モヤモヤせずにすんだかも。
かも、ですけど。

導入は面白かったので、最後まで読んじゃいました。