第15話 エピローグ
夏休みが終わり、何故だかミヤちゃんとユウちゃんの私に対する距離感が激しく近くなった。
なんだろう?突然、阿○連さんバリに、はかれなくなったのだろうか?
謎である。
それ以外にも私の周りの変化があった。
なんと、ママがお家にいる事が多くなったのだ。
朝も夜も一緒にご飯を食べれるし、私の事に関心を多く割いてくれる様になった。
一緒にお出かけしたり、遊んでくれたりもしてくれるし、私のお話も良く聞いてくれる。
初めは、その内また忙しくなるのだろうなと思って半ば諦めていたのだけど、そんな事無くて、今もこうして一緒にいてくれる。
嬉しい!
凄く凄く嬉しい…けど。
ママ、私の為に無理してないのかな?
それだけがちょっと心配だった。
「無理なんてしてないわ。寧ろ今は心も体もストレスフリーな感じよ」
そう言って頭を撫でてくれる。
ちょっと、くすぐったくて幸せな時間。
どうか何時までも続きますように…。
そんな祈りにも似た想いを込めて、今日も私は時を刻む。
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