第7話 八多喜 直継と屋砂 愛生と新高地 燐
八多喜君は大海原クイーンズの愛生さんと燐さんに惚れられて以来徐々に出世。
八多喜君は初めて大海原クイーンズのライブへ行った時
愛生さんからペンダントネックレスと腕輪をもらい、
燐さんからネックレスをもらった。
八多喜君は休日アパートから一歩も出ず部屋で寝る事しかしない。
休日の前日の夜。{ピーンポーン}
直継「こんな夜遅くに誰だろう。」
八多喜君がドアを開けると。
愛生「初めまして大海原クイーンズの屋砂 愛生です。」
燐「初めまして大海原クイーンズの新高地 燐です。よろしくお願いします。」
直継「初めまして八多喜 直継です。よろしくお願いします。」
愛生「あのう八多喜さんライブの握手会の時実は私と燐さんは八多喜さんに一目ぼれしました。八多喜さん私と燐さんと付き合っていただけますか。」
直継「えっ、僕とですか?」
この日愛生さんと燐さんに告白された八多喜君は興奮気味。
直継「僕でいいのなら付き合います。」
愛生「ありがとうございます。燐さんもよかったね。」
燐「早速八多喜さんの部屋お邪魔していいですか?」
直継「部屋散らかってますけど。」
愛生「八多喜さんの部屋そんなに散らかってないですよ。」
燐「私の部屋の方が汚いですよ。」
直継「お茶でも飲みます?」
愛生「このお茶私大好きです。」
直継「そうでしたか。」
愛生さんと燐さんに惚れられた八多喜君はこれからもっと出世するのだ。
直継「おはようございます社長。」
僕「おっ、八多喜君今日は勢いがいいじゃないか。」
直継「はい、昨日大海原クイーンズの屋砂 愛生さんと新高地 燐さんが僕のアパートに来ました。まさか来るとは思わなかったですよ。」
入野「それは本当か八多喜君。」
直継「あ、入野副社長おはようございます。今の話は事実です。」
原井「屋砂 愛生さんと新高地 燐さんは今年大海原クイーンズのメンバーになったばかりの子ではないか。」
水野原「確か社長も。」
僕「そうなんだ。6年前に戸町 巴瑞季さんと彼岸花 美織さんに惚れられてここまで出世したんだ。」
水野原「そうでしたね。噂は本当でしたか。」
僕「八多喜君は大海原クイーンズの屋砂 愛生さんと新高地 燐さんに選ばれた勇者だ。愛の絆は大事にしろよ。」
八多喜君は翌月に正社員に昇格。
八多喜君は今まで以上一生懸命働いた。
僕は大海原クイーンズのバックアップしてるが今のところトラブルの報告なし。
水野原「八多喜君の作った文章顧客に大好評だったよ。この調子で頑張ってくれ。」
直継「はい課長。」
夜1人の少女が円川「えんかわ」公園のベンチに座ってた。
少女の名前は、縁 心「えにし こころ」さん16歳。
彼女は経済上両親に捨てられてホームレスになった。
縁さんは10年前4歳の頃から最低限の食事しかできず。
お風呂へも入った事ないし全身垢だらけ垢だらけ。
僕はホームレスの人の支援にも力を入れてる。
僕「君は何所から来たんだ?」
心「私は大人の都合でこの公園で生活してるわ。」
僕「そうか。お父さんとお母さんはどこにいるんだい。」
心「去年私をここに捨ててどこかへ行ったわ。」
僕「お父さんとお母さんがどこへ行ったのか分からないんだね。」
心「ところでおじさん誰?」
僕「僕は株式会社 登也の社長 西尾 浩太だよ。浩太おじさんと呼んでくれ。」
心「私の名前は縁 心だよ。汚い私だけどよろしくね。」
縁さんははきはきしてて何故親に捨てられたのかが理解できない僕。
僕は縁 心さんを保護して家へ連れて帰った後縁さんの両親を探す事に。
縁さんは去年円川公園に捨てられた。
警察によると縁さんの両親は去年から行方不明になってるらしい。
いったい縁さんの両親は何所へ行ったのか。
僕「木ノ葉さん、来てくれたか。」
木ノ葉「西尾さん、円川公園から縁 心さん連れて帰ったでしょう。」
僕「あー、縁 心さんを連れて帰ったよ。」
木ノ葉「私が縁さんの両親を見つけて娘さんに再会するように説得したから。」
僕「木ノ葉さん縁さんの両親見つけたの?」
木ノ葉「そうよ。明日縁さんを円川公園へ連れて行ってね。」
僕「分かった。」
大地「パパこのお姉ちゃんのパパとママ僕とお姉ちゃんが通う幼稚園の前で見かけたよ。優しそうだったけど。」
空「私も見た。」
巴瑞季「2人ともこのお姉ちゃんのパパとママ見かけたのね。」
木ノ葉「私が教えたわ。」
美織「木ノ葉さん、縁さんの両親何所にいたの?」
木ノ葉「セオダ幼稚園の近くの夫婦揃ってラーメン屋で働いてたわ。」
僕「職が見つかったのか。」
木ノ葉「ラーメン屋の亭主によるとね縁さんの両親はセオダ公園の森の中で無理心中をしようとしてたところをたまたま通りかかった管理人に保護されて。管理人さんの友達がラーメン屋の亭主だったからラーメン屋さんで働かせてもらえたのよ。」
巴瑞季「要するに危機一髪だったのか。」
美織「セオダ公園は自殺する人が絶えないのよね。」
僕「セオダ公園のパトロールも定期的にするか。」
木ノ葉「大海原クイーンズも土日にパトロールしてるから。」
僕「僕も手伝うよ。」
そう大海原クイーンズもセオダ公園のパトロールをしてる。
僕も手伝う事に。
大海原クイーンズと僕のセオダ公園のパトロールが高く評価されて
大海原クイーンズのグッズの売り上げが倍増。
縁 心さんは無事両親のもとへ帰った。
木ノ葉さんによると縁さんの両親はアパートで生活。
巴瑞季「縁さんが両親のもとへ帰れて私も一安心できたわ。」
僕「2年間ホームレスだったからな。」
美織「木ノ葉さんの対応凄く速いね。」
僕「木ノ葉さんは大魔法使いだから意図も簡単に特定できるのかな?」
美織「もしかして木ノ葉さんも魔法界の警察官だったりして。」
学「よくわかったな美織さん。」
僕「学君来てくれたのか。」
木ノ葉「美織さんビンゴだよ。私は魔法界では警察官だったよ。」
学「木ノ葉は今も魔法警察官だろう。」
木ノ葉「大海原クイーンズのリーダーをしながらね。」
美織「木ノ葉さん凄すぎ。」
一方の八多喜君は愛生さんと燐さんと順調に付き合ってる。
直継「おう、今日も来てくれたのか。アイドルの仕事凄く大変だろう。
まあ入れや。」
燐「あは、今日は八多喜さんに思いっきり甘えるよー。」
愛生「八多喜さんは怖い動画好きですか?」
直継「おう、よく言った。全然大好きだし投稿するのも大好きなんだ。」
燐「八多喜さんも動画を投稿する事あるんですね。」
愛生「そうそう、私が近所のお姉さんから聞いた怖い話があるんだ。」
直継「どんな怖い話だ聞かせてくれ。」
燐「凄く怖い話らしいけど大丈夫?」
直継「凄く怖い話?もしや。」
愛生「八多喜さんもしやっという事は。」
直継「穂香公園の話か?」
愛生「ぶっぶー外れー。」
燐「穂香公園の話も確かに怖いよ。穂香公園よりも怖いかな?」
直継「穂香公園よりも怖い?分かった、僕の母さんから聞いたぞ。
夢の果て橋の話か?」
愛生「大当たりー、夢の果て橋の話だよ。」
直継「夢の果て橋は本当に朽ち果ててる橋だったよな。今もあるのか?」
燐「今もあるみたいですよ。」
直継「今もあるのかい。夢の果て橋は死へ誘う橋と知られて。
夢の果て橋に誘われて自殺する人が多いんだよな。」
愛生「その夢の果て橋がどこにあるのか知ってる?」
直継「セオダ公園だね。」
燐「八多喜さん知ってるじゃん。」
直継「まあ大海原クイーンズがパトロールしてるらしいけど
やっぱ自殺をしに来る人が絶えないらしいぜ。」
愛生「私達はまだ新人だからセオダ公園のパトロールができないけど。」
燐「遅くても2年後から私達もセオダ公園のパトロールするわ。」
直継「僕が働いてる株式会社 登也の社長もセオダ公園のパトロールしてるんだ。」
愛生「そうだったの。」
燐「という事は西尾さんに出会えるって事。」
直継「但し土日だけだよ。」
愛生「土日に西尾さんと一緒に仕事できるという事ね。」
燐「2年後が楽しみ。」
直継「社長の話だとメンバー全員がセオダ公園のパトロールできるわけではなさそうだ。理由はただ1つ。あまり気が弱いと夢の果て橋に死へと誘われるから。」
燐「八多喜さんやっぱり詳しい。」
直継「分からない事があれば聞いてくれ。」
愛生「八多喜さんも頼りになりそうね。」
八多喜君は愛生さんと燐さんと付き合い始めてから見違えるように出世。
大海原クイーンズの魔力は恐るべきだ。
大海原クイーンズの魔力によって出世しまくった1人目は僕だ。
八多喜君は2人目。八多喜君はどこまで出世するだろう。
直継「おはようございます社長。」
僕「おはよう八多喜君。屋砂さんと新高地さんとうまく付き合ってるかな。」
直継「自然と話し合えるので凄く相性がいいですね。」
入野「その一言聞いて安心した。」
直継「副社長おはようございます。」
入野「おはよう八多喜君。」
僕「八多喜君君は何か夢がなかったか?」
直継「はい、僕は独立して会社を設立しようと考えてました。
株式会社 登也から離れる事になりますが業務提携も考えてます。」
入野「独立か。独立するには資金が必要じゃないか。」
直継「今の僕は予想以上に稼いでますので資金は何とかなりそうです。」
僕「八多喜君、独立を考えてるのなら我社も支援しようじゃないか。
大海原クイーンズのおかげでここまで成長したし。」
入野「八多喜君ならうまくいくでしょう社長。」
直継「ありがとうございます。」
僕は磯谷理事長に八多喜君の独立について話し合った。
磯谷「八多喜君が独立する事を考えてるのかね。」
僕「そうなんです。彼なら発想能力も優れてますしうまくいきますよ。」
磯谷「そうやな。八多喜君は大海原クイーンズの屋砂さんと新高地さんと付き合ってから恐ろしいほど出世してるじゃないか。」
僕「そうですね。」
磯谷「君も大海原クイーンズの戸町さんと彼岸花さんと付き合って出世したんだよね。八多喜君が独立して会社を設立するのも悪くない。資金はどうする?」
僕「八多喜君は自分で何とかしようとしてますが我社も頑張ってる八多喜君を支援できないかと考えてます。」
磯谷「そうだね。よし私も独立して会社を設立したい八多喜君を支援しようじゃないか。八多喜君は頑張り屋だから大丈夫だろな。」
僕「ありがとうございます。」
磯谷「八多喜君からも意見聴こうかな。」
八多喜君は磯谷理事長と話し合った結果来年の春には独立して会社を設立の予定。
僕も八多喜君を応援した。
木ノ葉「初めまして、大海原クイーンズのリーダー坂之上 木ノ葉です。
ライブの時お世話になりました。」
直継「あー、今度は坂之上さんが。初めまして僕の名前は八多喜 直継です。
よろしくお願いします。」
木ノ葉「八多喜さんは来年の春独立して会社を設立するのですね。」
直継「えっ、何故知ってるんですか?」
木ノ葉「あなたの心を読む事ができます。」
直継「おっしゃるとうりです。」
木ノ葉「社名は決まりましたか?」
直継「まだ決まってません。」
木ノ葉「私がおすすめの社名は八多喜コンサルティングです。
八多喜さんは西尾社長もですけども企業を助ける能力があります。」
直継「八多喜コンサルティング坂之上さんの意見受け付けました。」
愛生「八多喜さん来年の春に独立して会社を設立するのね。」
燐「私達にも何か手伝わせて。」
直継「屋砂さんと新高地さんはアイドルの仕事があるだろう。」
木ノ葉「私達大海原クイーンズはアイドルしながら多目的に活動するのです。」
直継「そうだったの。でも2人とも無理はしないでね。」
愛生「分かってるよ。」
大海原クイーンズの新人15人加わって大賑わい。
木ノ葉「みなさんこんにちわ、大海原クイーンズのトーク番組始まり始まり。
本日は新人の15名の暴露トークしましょう。」
巴瑞季「暴露トークは結構盛り上がりますね。」
美織「まあ私達大海原クイーンズのメンバーの意外な事聞けるから楽しいよ。」
美七穂「大海原クイーンズのトーク凄く人気だからね。
本江「新人15人はどんなエピソードがあるのか楽しみ。」
小豆「木ノ葉さんは学さんと順調に付き合ってるの。」
木ノ葉「もちろんよ。」
利己「私はミュージシャンの旦那とラブラブだけどね。」
桃子「新人15人のエピソード初めてだったかな?」
愛美「どこかで聞いたような。」
萌花「せっかくの機会だからいいでしょう。」
木ノ葉「エッヘン、それでは誰から?」
真苗「はい、私からでいいですか。」
木ノ葉「どうぞ。」
真苗「実は私と瀬里奈さんは魔法界から逃げてきました。」
瀬里奈「複雑な事情がありまして。」
愛生「もしかして真苗さんと瀬里奈さんは野乃花王国出身ですか?」
燐「野乃花王国は竜介大王様が悪徳女王を成敗して廃国になったんじゃないの。」
玉子「坂之上先輩が知ってるそうですよ。」
元子「坂之上先輩は大魔法使いですから何でも知ってそうですね。」
木ノ葉「みなさん真苗さんと瀬里奈さんの新事実を私が隠してました。
愛生さんと燐さんの言ったとうり真苗さんと瀬里奈さんは廃国になった
野乃花王国から人間界へ逃げました。」
明「野乃花王国はいつも命がけだったらしいですよ。」
真苗「それと私は野乃花王国にいた時からですけど歴史建造物や森の中などを探索するのが大好きです。」
木ノ葉「真苗さんは初めて見るものに興味があるからね次は瀬里奈さん。」
瀬里奈「私は野乃花王国にいた時から大のおならとう〇ちが大好きです。」
木ノ葉「瀬里奈さんは肥溜めに今でも定期的にダイブしてます。次は愛生さん。」
愛生「私は占いが得意です。私の占いは95パーセント当たります。」
木ノ葉「なるほどね。次は燐さん。」
燐「私はすっごく濃厚なおならがよく出ます。」
美七穂「心配しなくても私も凄くおならするよ。」
富子「大原先輩もですか?」
美七穂「富子さんなんだったら私のおならの臭い嗅いでみる。」
富子「大原先輩のおならどんな匂いか嗅いでみますね。」
{ブォォォォ}
美七穂「どう、私のおなら。」
富子「すっごく臭いです。」
木ノ葉「美七穂さんのおならは本当に臭いね。次明さん。」
明「私は画家です。私は自然や建造物の絵を書くのが好きです。」
木ノ葉「今度明さんが書いた絵を見せてもらいましょう。次玉子さん。」
玉子「私はお料理が得意です。鳥の竜田揚げ・サバの煮つけ・ポテトサラダなどを
よく作ります。」
木ノ葉「玉子さんのお料理の腕はよさそうね。次富子さん。」
富子「私は臭いものに興味あります。おならとかゴミの臭いとかです。」
木ノ葉「そのようね。次音子さん。」
音子「私の家では猫を飼ってます。三毛猫を3匹飼ってます。」
木ノ葉「音子さん家の猫凄くかわいかったよ。次咲さん。」
咲「私は今でもお○○こを漏らします。」
利己「私もだよ。」
燐「中沖先輩もお○○こを漏らすのですか?」
利己「まあね。」
木ノ葉「次は優香さん。」
優香「私は走るのが得意です。陸上の大会で100メートル走・400メートル走に出た事あります。今年も走りましたが1位でした。」
木ノ葉「優香さんは知るの速いのね。次真央さん。」
真央「私は戸町先輩と同じ魔法使いです。戸町先輩も魔法使えるのですよね。」
巴瑞季「そうだよ。今度コラボができたらいいね。」
木ノ葉「魔法使いがもう1人増えたという事ね。次晴香さん。」
晴香「私は朝に弱いです。とにかく寝起きが遅いので遅刻寸前になる事が多々あります。今でも少し眠いです。」
木ノ葉「晴香さん居眠りしたらお仕置きだからね。次は小梅さん。」
小梅「私はガーデニングが得意です。野菜を自分で育ててます。」
木ノ葉「小梅さんの野菜畑よく見かけるわ。最後のんのんさん。」
のんのん「私は元々魔法界の人間界の監視の仕事をしてましたが大海原クイーンズに憧れて人間界に来ました。」
木ノ葉「今の人間界の監視の仕事は問題児の妃花さんが行ってます。」
大海原クイーンズのトーク番組は凄く人気。
視聴率は120パーセント。
大海原クイーンズのメンバーの魅力は何といっても行動力。
大海原クイーンズのメンバーは土日にセオダ公園のパトロールをしてるので
土日にセオダ公園へ行けば大海原クイーンズのメンバーに会えると
認識する若者が増えた。
巴瑞季「ただいま。」
僕「お帰り巴瑞季と美織、いつもお疲れさん。」
美織「私達大海原クイーンズはあなたと土日にセオダ公園のパトロールしてるけど
ファンの人が来るようになったね。」
僕「大海原クイーンズは凄く人気だからな。」
巴瑞季「でも自殺防止になったじゃない。ファンの人もセオダ公園のパトロールしてるし。一先ずは安心できそうね。」
僕「僕もそう願いたい。」
美織「あそこにいるの美七穂さんじゃない。」
僕「あの姿はどう見ても美七穂さんだ。」
巴瑞季「旦那さんと仲良くショッピングしてるじゃない。」
美織「何買ってるのかな?」
巴瑞季「ジュエリーショップへ入ったという事は高級腕時計を買うのかな?」
僕「美七穂さんの旦那さんは確か。」
美織「資産家だよ。」
僕「そうだったな。」
木ノ葉「美七穂さんの旦那さんは凄くリッチなのよ。」
僕「木ノ葉さん学君も来たのか。」
学「僕達も今からジュエリーショップで買い物するんです。」
巴瑞季「わお、木ノ葉さんと学さんもジュエリーショップで買い物するのね。」
僕「実は僕もジュエリーショップで2人のためにとっておきな物を買ったんだ。」
美織「えっ、なんだって。」
僕「この箱開けてみたらわかるよ。」
巴瑞季「この箱の中には何が入ってるのかな?」
美織「まさか。」
巴瑞季と美織は箱開けた瞬間大興奮。
巴瑞季「わー、これは長年欲しくて欲しくてずっと眺めてた高級腕時計。」
美織「この腕時計ジュエリーショップで一番高いよね。」
僕「そうだよ。2人ともロレックスの腕時計が欲しかったんだろう。」
巴瑞季「流石あなた私が長年欲しいと思った物を探して買ってくれたのね。」
美織「この腕時計一生宝物だわ。」
僕「2人とも気に入ってくれて嬉しかった。」
僕が買ったロレックスの腕時計はダイヤモンドを散りばめた黄金に輝く腕時計。
巴瑞季と美織は凄く気に入ったので常にはめてる。
僕は6年前のライブの時に巴瑞季と美織にもらったネックレスペンダントと
ブレスレットを未だに大切にしてる。
大地「パパ、それなーに?」
僕「これかこれ6年前にママからもらったネックレスペンダントとブレスレットだよ。パパはママからもらったネックレスペンダントとブレスレットをずっと大事にしてたんだよ。」
空「凄くきれいだね。」
巴瑞季「あらあなた6年前のライブの後の握手会で私からもらったペンダントと
ブレスレットと美織からもらったペンダントまだもってたのね。」
美織「凄く懐かしいわ。」
僕「2人とも思い出したか。」
巴瑞季「当時のまんまね。」
僕「ネックレスケースにしまってたからな。」
美織「あなたは凄いね。今は社長でしょう。
6年前なぜ私と巴瑞季が一目ぼれしたのか分かる?」
僕「それが謎だったよ。」
巴瑞季「あなたは心が透き通ってて私達アイドルとの相性も抜群。
あなたは女の子の気持ちをよく理解する人だと思ったから一目ぼれしたのよ。」
僕「なんだそれだったのか。でも謎が解けてすっきりした。」
大地「パパは何時もやさしいよ。」
美織「そうよね大地、パパは何時もやさしいね。」
空「ママもやさしいよ。」
巴瑞季「そう思う空。」
空「うん。」
僕は巴瑞季と美織と息子の大地と娘の空に囲まれてとても幸せ。
僕の両親は10年前の夏海へ漁へ行ったまま行方不明になってる。
僕の両親はベテランの漁師で行方不明になる10年前までは大物を
釣って帰ってきた。
僕の両親は10年たった今でも行方不明のまま。
木ノ葉さんは僕の両親がどこにいるのか知ってるのだろうか?
八多喜君は愛生さんと燐さんと順調に付き合ってる。
愛生「八多喜さん、こんばんわ。」
直継「おう、また来てくれたか。」
燐「八多喜さん今日の仕事も順調だったみたいね。」
直継「ある意味2人のおかげかな。」
愛生「八多喜さんは独立を考えてるけどどんな会社にしたいの?」
直継「コンサルティングだよ。坂之上さんに勧められたんだ。」
燐「坂之上先輩に勧められたのなら間違いなしか。」
{ブ~~~ブ}
直継「新高地さん凄いのが出たな。」
燐「ごめんなさいごめんなさいごめんなさーい。」
愛生「燐さんのおならは凄く濃厚だもんね。」
直継「おならは出るもんだから気にしなくてもいいよ。」
燐「八多喜さん大海原クイーンズのメンバー私達以外で知ってるメンバーいます?」
直継「全員知ってるよ。坂之上 木ノ葉さん・大原 美七穂さん・大頭 本江さん・博見 小豆さん・中沖 利己さん・塚野 桃子さん・樅ノ木 愛美さん・
畑内 萌花さん・大股 真苗さん・港町 瀬里奈さん・屋砂 愛生さん・
新高地 燐さん・明井 玉子さん・不動谷 元子さん・蘭乃華 明さん・
官衙山 富子さん・小田三 音子さん・浜当目 咲さん・境目 優香さん・
東 真央さん・宇土 晴香さん・井戸門 小梅さん・夢屋 のんのんさん
だろう。」
愛生「流石八多喜さん私達大海原クイーンズのメンバー全員の名前言えましたね。
八多喜さんは私と燐さんのどこが好きですか?」
直継「全部かな。」
燐「八多喜さん照れてるー。」
直継「照れてないよ。」
愛生「八多喜さん顔が赤くなってますよ。」
直継「本当だ。」
燐「八多喜さんは大海原クイーンズのメンバーの中に魔法使いがいるのご存じですか?実は大海原クイーンズのメンバーの中に魔法使いが3人いるのですよ。」
直継「大海原クイーンズのメンバーに・・。分かった!1人は坂之上 木ノ葉さん、
2人目は戸町 巴瑞季さん、もう1人誰だったけ?」
愛生「もう1人は私と燐さんと同じく新人ですよ。」
直継「分かった!東 真央さん。」
燐「大当たりー流石八多喜さん、八多喜さんは大海原クイーンズの事詳しくなりましたね。八多喜さんもよかったら私達大海原クイーンズと一緒にセオダ公園のパトロール手伝ってくれませんか。あっ私達新人は2年後までセオダ公園のパトロールに参加できないんだった。」
直継「新高地さんはおっちょこちょいなところもあるんだね。」
愛生「燐さんは時々ドジってしまうから気を付けて。」
燐「はーい」
直継「屋砂さんと新高地さんはいつ見ても面白いし可愛いな。」
愛生「そう思う。」
燐「私達アイドルだからね。」
直継「アイドルは凄く忙しいだろう。何か手伝ってほしい事があれば言ってくれ。」
燐「八多喜さんは土日休み?」
直継「休みだよ。」
愛生「今度の土日大海原の丘展望台でライブがあるの。
ライブの時荷物がいっぱいあるから荷物運び手伝ってくれる。」
直継「お安い事だよ。」
八多喜君は今度の土日のライブの時愛生さんと燐さんの荷物運びを引き受けた。
八多喜君大丈夫か?八多喜君は独立の準備を少しずつ始めてる。
八多喜君も土日大海原クイーンズの手伝いを始めた。
僕「おう、八多喜君も手伝ってるのか。」
直継「僕は荷物運びしてます。」
愛生「八多喜さんが荷物運び手伝ってくれるようになったから助かってます。」
燐「八多喜さんはとても頼れますね。」
僕「八多喜君愛生さんと燐さんのためにしっかり頑張れよ。」
直継「はい社長。」
巴瑞季「あんた、八多喜君凄く出世したじゃない。」
僕「僕も巴瑞季と美織に出会わなかったら社長になれなかっただろな。」
美織「そんな事ないと思うよ。八多喜君もあなたみたいに凄く出世しそうね。」
僕「ま、大海原クイーンズはある意味強運の女神だからな。」
巴瑞季「強運の女神ね。」
美織「あなたはまめな人だから誰にも好かれるのよね。」
僕「真苗さんと瀬里奈さん順調かな。」
真苗「凄く順調。」
瀬里奈「この展望台もしかしてだけど大海原クイーンズのために作られたの。」
僕「市からの話では大海原クイーンズをもっと活用しようと大海原クイーンズのために大海原の丘展望台が作られたんだよ。
壁一面に大海原クイーンズのメンバーの写真が飾られてるだろう。」
美七穂「本当だ。ポスターも飾られてるじゃない。」
小豆「大海原クイーンズの知名度半端じゃないからね。」
直継「美七穂さんと小豆さん。小豆さんステージでこけたそうですが。」
小豆「分かった。まさかあんなところでこけるとは思わなかった。」
僕「僕も小豆さんがこけるとは思わなかったよ。」
木ノ葉「西尾さん、ちょっと話したい事があるから来て。」
僕「僕かい。何の話だろう?」
僕は木ノ葉さんと屋根付きのベンチに座って話し合った。
僕「木ノ葉さん話したい事ってなんだ?」
木ノ葉「西尾さんの両親は未だに行方不明だと聞いてるけど。」
僕「そうなんだ。10年前から漁に出たまま帰ってきてないんだ。」
木ノ葉「そのはずよ。西尾さんの両親は漁船と一緒に海底に沈んでるわ。」
僕「海底に沈んでる!」
木ノ葉「西尾さんの両親が漁してる場所は史上最悪な魔の海域だと知られて
少しでも油断したら海底へ沈められるの高波にね。」
僕「魔の海域。」
木ノ葉「西尾さんの両親は25歳の時から漁師になって20年間荒波の海で漁をしてた。優に500キログラム以上のマグロがよく釣れた海域だから漁師さんに惚れられた海域でもあったの。」
巴瑞季「木ノ葉さん、家の旦那勝手に連れ出して何の話してたの。」
僕「僕の両親の話をしてたんだ。」
美織「西尾さんの両親は確か。」
僕「漁師だよ。」
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