第6話 大海原クイーンズの知名度

今となっては超人気者になった大海原クイーンズ。

大海原クイーンズのメンバーを束ねていたのはリーダーの木ノ葉さん。

大海原クイーンズのメンバーになりたがる女の子は凄く多い。


僕は大海原クイーンズの知名度を調べる事に。

僕の家には大海原クイーンズのメンバー全員のポスターが飾られてる。

大海原クイーンズは今日も大海原の丘展望台でライブ。

僕はこの日初めて新メンバーとご対面。


巴瑞季「あなたこの子達が新メンバーよ。」

愛生「初めまして私の名前は屋砂 愛生です。よろしくお願いします。」

燐「初めまして私の名前は新高地 燐です。よろしくお願いします。」

玉子「初めまして私の名前は明井 玉子です。よろしくお願いします。」


元子「初めまして私の名前は不動谷 元子です。よろしくお願いします。」

明「初めまして私の名前は蘭乃華 明です。よろしくお願いします。」

富子「初めまして私の名前は官衙山 富子です。よろしくお願いします。」


音子「初めまして私の名前は小田三 音子です。よろしくお願いします。」

咲「初めまして私の名前は浜当目 咲です。よろしくお願いします。」

優香「初めまして私の名前は境目 優香です。よろしくお願いします。」


真央「初めまして私の名前は東 真央です。よろしくお願いします。」

晴香「初めまして私の名前は宇土 晴香です。よろしくお願いします。」

小梅「初めまして私の名前は井戸門 小梅です。よろしくお願いします。」


僕「君達凄く変わった名前だね。株式会社 登也社長の西尾 浩太です。

よろしくお願いします。」

愛生「世間によく言われます。」


真央「先輩から聞いたんですけどこの会社は。」

僕「今では大海原クイーンズで成り立ってるんだよ。」

咲「そうだったんですか。」


優香「西尾さんは何時も忙しいのですね。」

僕「いつもではないが時々忙しすぎる事がある。忙しい時が幸せなんだよ。」

燐「そうですよね。」


玉子「この会社広々してますね。」

僕「凄く大きい会社だからね。」

元子「戸町先輩と彼岸花先輩は羨ましいです。」


明「株式会社 登也の社長さんが旦那さんでしょう。」

美織「まあね、家でも気が利く旦那さんだよ。」

音子「戸町先輩と彼岸花先輩、大海原の丘展望台ができる前は

社長の西尾さんと戸町先輩と彼岸花先輩の思い出の公園があったみたいですね。」


僕「あははは、誰から聞いたんだ?」

美織「私が話したの。」

僕「確かに大海原の丘展望台ができる前まで

僕と巴瑞季と美織の思い出の公園があったよ。」


富子「この場所に社長の西尾さんと戸町先輩と彼岸花先輩の思い出の公園どんな公園だったか見てみたかったです。」

僕「写真ならあるよ。」


玉子「これが社長の西尾さんと戸町先輩と彼岸花先輩の思い出の公園ですか?」

音子「私もこの公園見た記憶があります。私が小さい頃よく遊んでましたね。」

巴瑞季「そういえば小さい頃の音子さんをよく見かけたよね。」


僕「思い出した音子さんは小さい頃僕に思いっきり飛びついたな。」

音子「私は小さい頃から誰にでも懐くのです。」

元子「大海原の丘展望台ができる前はこの公園がここにあったんですね。」


愛生「せめてブランコだけでも残してほしかったです。」

僕「ブランコなら大海原の丘展望台の斜め前にあるぞ。」

美織「あれがそうだ。ブランコだけは残ったみたいね。」


富子「これが社長の西尾さんと戸町先輩と彼岸花先輩の思い出の公園のブランコですね。早速乗ってみようっと。」

明「私もブランコに乗ろう。」


元子「富子さんと明さんはブランコに乗って楽しそうね。」

木ノ葉「このブランコ私も小さい頃から遊んでたね。」

桃子「ブランコに乗ってライブできたら面白いかな?」


巴瑞季「ありかも。」

僕「有効活用か。」

本江「西尾社長もこのブランコの乗ってたのですか?」


僕「もちろんさ。このブランコは古いが以外にも人気なんだぞ。」

愛美「私は今はないけど社長の西尾さんと戸町先輩と彼岸花先輩の思い出の公園でシーソーで遊んだ事があります。」


僕「シーソーは自販機売り場のあたりにあったよな。」

燐「大海原の丘展望台よくみると滑り台が。」

僕「あの滑り台は遊具でもあるけど非常用でもあるからな。」

巴瑞季「なるほどね。」


大海原クイーンズのメンバーは

僕と巴瑞季と美織の思い出の公園の話で盛り上がった。

僕と巴瑞季と美織の思い出の公園の遊具で唯一残ったのはブランコだけ。

滑り台やシーソー、鉄棒や雲梯などは新しいものに。


巴瑞季「あそこにベンチがあるじゃん。」

僕「おっあれは見覚えがあるぞ。」

巴瑞季「あんたあのベンチは私とあなたと美織が座った事がある思いでのベンチじゃない。ベンチも残ってたのね。」


僕「ところどころ直してる部分があるけど間違いなく思い出のベンチだよ。」

美織「ところで屋根ついてたっけ。」

僕「屋根はなかったよな。今回屋根を設置したのか。」


まさかベンチまでも残ってたとは夢にも思わなかった。

夜僕は仕事を済ませた後まだ幼い大地と空の面倒を見る。


大地「パパは何時も仕事が忙しいけど今日は忙しくなかったの?」

僕「今日はあんまり忙しくなかったよ。」

空「パパ絵本読んでくれる?」

僕「いいよ。」


大地と空は母親の巴瑞季と美織に配慮してるのかも?

大海原クイーンズの知名度は上がりまくって土日も休めなくなった。

僕は会社自体が土日祭日は必ず休む事になってるので

土日祭日は僕が大地と空の面倒を見る。


巴瑞季「あなたの会社は土日祭日は休みになってるのね。」

僕「そうなんだ。株式会社 登也は必ず土日祭日は休みなんだよ。

巴瑞季もだが美織、あまり無理するなよ。」


美織「分かってるよ。」

巴瑞季「あなたが心配するのも納得かな。」

大地「ママ無理しないでね。」


美織「大地、心配してくれてありがとう。」

空「ママ私大きくなったらママみたいなアイドルになる。」

巴瑞季「そうなの空。空はきっとアイドルになれるわよ。」


巴瑞季と美織は他のメンバーと凄く仲がいいので時々家に連れ込む事も。

美七穂「お久しぶり西尾さん。」

僕「美奈穂さん本当に久しぶりだな。」


巴瑞季「今日は新人のメンバーの愛生さん・燐さん・玉子さん・元子さん・

明さん・富子さん・音子さん・咲さん・優香さん・真央さん・晴香さん・小梅さん

を連れてきたよ。」


新人12人「よろしくお願いします。」

僕「君達も来たのか。」

大地「うわー、いっぱいお姉ちゃんがいる。」


愛生「巴瑞季先輩と美織先輩には。」

巴瑞季「私には娘がいるわ。」

美織「私には息子がいるわ。この子よ。」


燐「可愛いですね。名前は何と言うの?」

大地「僕の名前は西尾 大地だよ。よろしくね。」

空「お姉ちゃん達はママの後輩?」


玉子「可愛い女の子ですね。名前は何と言うの?」

空「私の名前は西尾 空だよ。よろしくね。」

元子「西尾さんの家結構広いですね。」


僕「僕が副社長の時に立てた家なんだ。」

明「巴瑞季先輩と美織先輩は家でも忙しいですか?」

巴瑞季「家事などは旦那さんがほとんどしてくれるわ。」


富子「羨ましいですね。男の人はあまり家事をしないと言われてますけど

西尾さんは家事をする男の人だったんですね。」

僕「僕は好んで家事をしてるんだよ。僕は家事が好きな方だから。」


音子「リビングの壁一面に私達大海原クイーンズのポスターが飾られてますね。」

僕「僕が大海原クイーンズを支援するため買ってるんだよ。」

咲「西尾さんは凄くまめな人ですから女の人に結構モテたんじゃないですか?」


僕「そんな事ないよ。僕が株式会社 登也で働く前はパートの仕事をしてたし、

貶されっ放しだったよな。」

優香「私のお父さんはコンビニの店長ですけど家では家事を一切しません。」


真央「西尾さんは凄い社長さんですね。

大海原クイーンズのバックアップもしてるのですから。」

僕「僕は大海原クイーンズのおかげで社長になれたんだ。

恩返しはしっかりしないとな。」


晴香「巴瑞季先輩と美織先輩は歌もダンスも凄く上手なのですが

何か秘訣ありますか?」

美織「えーと、体を意識する事かな?」


巴瑞季「でもあまり意識しすぎてもダメだよ。」

小梅「私は小さな頃からバレリーナでしたからダンスには自信あります。

確かにあまり体を意識し過ぎますと失敗する事もありますね。」


巴瑞季「簡単に言えばあまり体を意識し過ぎると

いざという時に体が固まって動かなくなる事があるのよ。」

愛生「私経験済みです。中学2年の運動会の時体を意識しすぎて

最後の最後には体が動かなくなりましたね。」


要するにフリーズになる事だ。

フリーズとは固まる事、凍る事を意味する。

ある日僕の家に若い女性が。


岩城 凪咲さん35歳。彼女は僕の家に何をしに来たのだろう。

実は岩城さんは一級建築士僕の家を参考にして家を作ろうと考えてるもよう。

因みに西尾家を手掛けたのは岩城さん。


僕「久しぶりです。元気にしてました。」

岩城「あら西尾さんじゃないですか。実は私も大海原クイーンズのファンです。

リビングに大海原クイーンズのメンバーのポスターを飾られてるみたいですね。」


僕「何だったら見ますか?」

岩城「いいですか。」


岩城さんはリビングに飾られてる大海原クイーンズのメンバーのポスターを見て

興奮が抑えきれなかった。


巴瑞季「あれ、一級建築士の岩城さんが来てる。」

岩城「あのう、もしかして。」

巴瑞季「初めまして大海原クイーンズの戸町 巴瑞季です。宜しくお願いします。」


美織「初めまして大海原クイーンズの彼岸花 美織です。宜しくお願いします。」

岩城「初めまして夢乃丘工務店の一級建築士岩城 凪咲です。

宜しくお願いします。」


巴瑞季「この家を手掛けたのは。」

岩城「私です。」

美織「私一級建築士初めて見た。」


岩城さんは学生時代の時アイドルに憧れてたが今は一級建築士として活躍中。

夜僕がリビングでくつろいでると美織が膝の上に。


僕「美織、重くなった?」

美織「お昼の弁当が凄く大きかったからね。」

僕「そうか。」


大地「パパ、ママ、そこで何してるの?」

僕「大地まだ起きてたか。」


空は幼稚園で凄くはしゃいでたのでぐっすり寝てた。


美織「大地は大きくなったら何になりたい?」

大地「自然研究博士になりたいな。」

僕「なるほど。博士になるためにはいっぱい勉強しなくてはいけないぞ。」


大地「幼稚園でも自然の勉強してるよ。」

巴瑞季「そうなの。」

美織「大地は自然研究の博士になれるわよ。」


大地は幼稚園でも自然を研究してるようだ。

翌日昼休みに1人の男性社員が食堂の片隅でポツンとなってた。

八多喜 直継「はたき なおつぐ」35歳。


彼は正社員でなくパート社員。

時給900円の6時間労働。

彼は人の輪に入ろうともしない哀れな男。


八多喜君も女性にもてないので婚活をあきらめている状態。

八多喜君は社内清掃やごみ処理をしてるが人を避けてるように見える。

八多喜君は3年前に株式会社 登也へ入社。


八多喜君は進歩性がなく正社員は不向き。

そんな八多喜君も大海原クイーンズのファン。

社長の僕も6年前は彼のような人生を送った経験者だ。


直継「僕は女の子にモテないからしょうがないか。仕事もまともにできないし。」


八多喜君は築50年の土岐アパートで1人暮らし。

家賃10000円、光熱費10000円、食費20000円、小遣いは10000円。

これが彼の生活費。


八多喜君も最近大海原クイーンズのグッズを買い集めるようになった。

八多喜君が押してるメンバーは新人の屋砂 愛生さんと新高地 燐さん。

1週間後の夜この日大海原の丘展望台で大海原クイーンズのライブが行われた。


八多喜君はこの日初めてライブへ行く。

大海原の丘展望台でライブは無事成功。

八多喜君も握手会の時不思議な体験をする。


彼は新人の屋砂 愛生さんと新高地 燐さんに出会ったのは全くの初めて。

八多喜君が愛生さんと握手したその時、愛生さんとの握手の時間が明らかに長い。

愛生さんは八多喜君にペンダントネックレスと腕輪をプレゼント。

更に燐さんからネックレスをもらった八多喜君。


木ノ葉「あのうティーシャツにサインしていいですか?」

直継「いいですよ。」

木ノ葉「みんなおいでーサインするよー。」


大海原クイーンズのメンバーは八多喜君のティーシャツと色紙にサイン。

八多喜君がアパートへ帰ったのは夜中の12時。


直継「このティーシャツ洗濯できんな。」


この後八多喜君は出世しまくるのだ。

休日明けの朝、八多喜君は何時ものとうり出勤。


僕「八多喜君、おはよう。」

直継「おはようございます社長。」

僕「一昨日大海原の丘展望台で大海原クイーンズのライブに行ったね。」


直継「一昨日初めて大海原クイーンズのライブへ行きました。

初めて会ったのにネックレスと腕輪もらったんです。」

僕「ティーシャツにいっぱいサインされただろう。」


直継「もみくちゃにされましたけど。」

僕「僕も6年前大海原クイーンズにもみくちゃにされたよ。

でも心配するな。出世できるからさ。」


直継「えっ、まじですか?」

僕「僕はこの会社に来るまでは貶されてたんだよ。今は幸せだけどな。」

直継「そうでしたか。」


木ノ葉さんは魔法界から来た大原 学君と仲良くしてる。

木ノ葉さんは彼氏ができてから僕の家にほとんど来ない。


巴瑞季「木ノ葉さん最近西尾家に来なくなったね。」

美織「彼氏と付き合ってるから来なくなったのかな?」

僕「学君と幸せに過ごしてるからいいじゃないか。」


巴瑞季「そうね、木ノ葉さんが彼氏と仲良くしてるのならいっか。」

美織「あれ、のんのん来てくれたの。」

のんのん「西尾家のみんなお久しぶり。」


大地「このお姉ちゃん誰?」

巴瑞季「魔法界から来たママの友達だよ。」

空「可愛いお姉ちゃんだね。」


のんのん「ありがとう。私の名前は夢屋 のんのん。

のんのんお姉ちゃんと呼んでね。」

空「うん分かった。私の名前は西尾 空だよ。よろしくね。」


大地「僕の名前は西尾 大地だよ。よろしくね。」

のんのん「空ちゃんと大地君ね。2人ともかわいい。」

巴瑞季「空は私の娘よ。」


美織「大地は私の息子なのよ。」

のんのん「どうりで空ちゃんは巴瑞季にそっくりで

大地君は美織のそっくりなんだ。」


僕「のんのんさん魔法界で仕事がないのなら木ノ葉さんと交渉して

大海原クイーンズのメンバーにならないか?」

のんのん「私は人間界を監視する事が仕事だから。」


僕「そうだったな。」

巴瑞季「のんのんはダンスも歌も上手じゃない。

大海原クイーンズのメンバーになろうよ。」


のんのん「お言葉はありがたいけど、この仕事は一生辞めてはいけないの。」

巴瑞季「竜介大王様が認めてくれたらいいのでしょう。」

美織「亮介大王様が魔法界からきてくれたらいいんだけど。」


巴瑞季「竜介大王様の事は私に任せて。」

のんのん「交渉するつもりなの?」

巴瑞季「竜介大王様なら私の事を信じてくれるから。」


僕「巴瑞季、くれぐれも無豪な事はしないでくれ。」

巴瑞季「大丈夫、大丈夫。私は竜介大王様と仲良しだから。」

美織「巴瑞季、竜介大王様に出会ったことあるの?」


巴瑞季「もちろんよ。」

僕「何時出会ったんだい。」

巴瑞季「先週、竜介大王様が人間界に来てたのよ。」


のんのん「巴瑞季が言った事は事実だよ。」

美織「嘘~~~~~~。先週竜介大王様が人間界に来てた!」

巴瑞季「日曜日に再び人間界の来ると言ってたからその時にでも交渉するわ。」


のんのん「亮介大王様が機嫌損ねないかな?それが心配だけど。」

美織「巴瑞季なら大丈夫よ。木ノ葉さん来てたの?」

木ノ葉「お久しぶり。」


巴瑞季「最近木ノ葉さんに出会えないから寂しかった。」

のんのん「学さんも来てるじゃない。」

学「初めまして僕は大原 学です。よろしくお願いします。」


僕「初めまして株式会社 登也社長 西尾 浩太です。よろしくお願いします。」

空「このお兄ちゃんとお姉ちゃん昨日公園で見たよ。」

大地「ママが働く大海原クイーンズはメンバーが多いんだ。」


木ノ葉「24人いるんだよ。」

空「24人もお姉ちゃんがいるの?」

木ノ葉「そうだよ。」


学「西尾さんは社長だったのですね。」

僕「そうだよ。君の彼女の木ノ葉さんが所属する大海原クイーンズのおかげで会社が成り立ってるんだ。」


学「大海原クイーンズは魔法界でも有名ですよ。」

巴瑞季「私達魔法界でも人気になったのね。」

木ノ葉「あなたは夢屋 のんのんさんですね。

初めまして大海原クイーンズの坂之上 木ノ葉です。よろしくお願いします。」


のんのん「こちらこそ初めまして。」

木ノ葉「巴瑞季さん、のんのんさんの件私が交渉したから大丈夫よ。」

巴瑞季「えっ、いつの間に。」


美織「木ノ葉さん対応早いね。」

木ノ葉「竜介大王様からのんのんさんは歌とダンスが上手だから

人間界で活躍してもいいとのお許しを得たよ。」


巴瑞季「じゃあ、のんのんの今の仕事はどうなるの?」

木ノ葉「あの破天荒王妃の妃花さんが人間界の監視の仕事を引き継ぐみたいよ。」

美織「えー-、また何かしないかな?」


僕「という事はまた妃花さんも人間界へ来るという事か。」

木ノ葉「妃花さんは元々監視する事が大好きだから。」


1週間後、のんのんさんは人間界で生活できるようになり、

のんのんさんが行ってた仕事は妃花さんが行う。

のんのんさんは早速大海原クイーンズのオーディションへ。


のんのんさんの歌唱力と切れの良いダンスが認められて一発で合格。

のんのんさんも大海原クイーンズの一員になれた。


木ノ葉「のんのんさん合格おめでとう。」

のんのん「木ノ葉さんいろいろありがとうございます。」

木ノ葉「私はあなたが本当に幸せになるためのお手伝いをしただけだよ。」


巴瑞季「のんのんが大海原クイーンズのメンバーに加わって本当によかった。」

美織「のんのんは魔法界にいた時からの友達だからね。」


のんのんさんは翌週の水曜日大海原クイーンズのトーク番組に出演。


木ノ葉「はーい皆さんこんにちわ、

大海原クイーンズのトーク番組始まり始まり。

今日はまた1人メンバーが増えたので紹介します。」


のんのん「初めまして夢屋 のんのんです。よろしくお願いします。」

木ノ葉「夢屋 のんのんさんは元歌手でした。

のんのんさんは写真集も販売してます。」


のんのん「よろしければ買ってください。」

美七穂「のんのんさんのスタイルいいね。」

萌花「女優さんみたいね。」


のんのん「よく言われます。」

桃子「のんのんさんは歌もダンスも上手なのでしょう。

巴瑞季さんから聞いたけど。」


のんのん「元歌手でしたから。」

本江「元歌手か羨ましいな。」

巴瑞季「本江さんも歌もダンスも上手じゃない。」


美織「のんのんさんは歌手だった時凄く人気だったんですよ。」

利己「私ものんのんさんのシーディー持ってる。」

小豆「のんのんさん何故歌手辞めたの?」


のんのん「最初から10年間の契約だったの。」

愛美「そうだったの。」


大海原クイーンズのメンバーはこの日の時点で巴瑞季と美織の他

坂之上 木ノ葉さん・大原 美七穂さん・大頭 本江さん・博見 小豆さん

中沖 利己さん・塚野 桃子さん・樅ノ木 愛美さん・畑内 萌花さん・

大股 真苗さん・港町 瀬里奈さん・屋砂 愛生さん・新高地 燐さん・


明井 玉子さん・不動谷 元子さん・蘭乃華 明さん・官衙山 富子さん・

小田三 音子さん・浜当目 咲さん・境目 優香さん・東 真央さん・

宇土 晴香さん・井戸門 小梅さん・夢屋 のんのんさんの25人。


真苗「のんのんさんダンスキレッキレだったね。」

のんのん「私はキレッキレなダンスも売りです。」

瀬里奈「まあ、のんのんさんも結構大活躍してるじゃない。」


玉子「港町先輩も凄いじゃないですか。」

瀬里奈「何が?」

元子「ジャンプ力です。瀬里奈さんのジャンプ半端なく凄いですよ。」


瀬里奈「君達さては私が思いっきりジャンプしたところ見たな。」

真苗「うん確かに瀬里奈のジャンプ力は半端なく凄いよ。」

明「大股先輩は登山が好きなんですか?」


真苗「そのとうりだよ。明さんには登山の時の写真を見せちゃったっけど

他のみんなも見てみる。」

瀬里奈「あっ分かった!この山は御岳山。」


真苗「去年の夏に登ったよ。」

愛生「景色が素敵ですね。」

萌花「真苗さんは登山好きだから今度は何所の山へ行くつもり?」


真苗「チョモランマ。」

巴瑞季「チョモランマってエベレスト!」

木ノ葉「私もエベレスト登頂した事あるわ。」


美織「木ノ葉さんもエベレストに登った事あるの。」

明「坂之上先輩は何度も登ってるみたいですよ。」

愛生「坂之上先輩凄すぎる。」


美奈穂「利己さんミュージシャンの大本さんと順調に付き合ってる?」

利己「もちろん、それとみんなの重大発表があるの。」

真苗「利己さんが重大発表するの珍しくない。」


利己「真苗さんそんな事言わないでよ。

この度私はミュージシャンの大本 宏さんと結婚しました。

昨日入籍しました。」


巴瑞季「おめでとう利己さん。」

美織「式は何時するの?」

利己「えーと3ヵ月後の予定。」


木ノ葉「利己さん、大海原クイーンズによる結婚式もいいでしょう。」

利己「そうだ、巴瑞季さんと美織さんの結婚式も

大海原クイーンズによる結婚式だったんだ。」


巴瑞季「凄く印象が残る結婚式だったわ。」

美織「大海原クイーンズのメンバーは愛が強いからね。」

晴香「戸町先輩と彼岸花先輩は家ではどんな感じですか?」


巴瑞季「家の旦那は凄く気遣ってくれて家事の大半はしてくれる。

私も時々家事をしてるのよ。」

美織「株式会社 登也は土日祭日が休みなんだよ。」


萌花「じゃあ、西尾さんが家にいる時間が多いって事じゃない。」

木ノ葉「巴瑞季さんと美織さんの旦那さんはまめな人だからね。」

優香「大海原クイーンズの都市伝説があるそうなんですが。」


咲「1つは大海原クイーンズのメンバーに恋されると出世しまくるという噂と。」

富子「2つは大海原クイーンズのメンバーの中に魔法使いがいる噂です。」

真央「もう1つありますね。大海原クイーンズのメンバーは謎が多い噂です。」


木ノ葉「優香さん、咲さん、富子さん、真央さんズバリ正解。」

巴瑞季「私と美織が西尾さんと付き合い始めてから

西尾さんが出世しまくったのも事実だよ。」


燐「戸町先輩と彼岸花先輩は西尾さんを出世させまくったんですか。」

小梅「戸町先輩と彼岸花先輩は凄すぎます。」

音子「アイドルにまつわる都市伝説は他にもたくさんありますよ。」


そう音子さんの言うとうり現代ではアイドルにまつわる都市伝説が多数ある。

例えばアイドルが突然ある一般人に恋したが事務所からの反対があり恋が実らず

その悔しさのあまり急死した噂や。


虐めに耐えられなくなったアイドルが自らの命を絶とうとしたら殺人鬼に「お前が死ぬ必要はない」と言われて、その殺人鬼は加害者であるアイドルを代わりに殺したという噂。


僕が知ってるアイドルにまつわる都市伝説はこの2つ。

巴瑞季と美織はどんな都市伝説を知ってるのか気になる。


僕「巴瑞季と美織は都市伝説知ってるか?」

巴瑞季「あなたよく聞いてくれたわ。」

美織「巴瑞季が知ってる都市伝説はレベルが違うよ。」


木ノ葉「都市伝説ね。」

巴瑞季「木ノ葉さんと学さん。」

学「いやいや西尾社長は都市伝説が好きでしたか。

僕が魔法界にまつわる都市伝説教えてあげましょう。」


僕「魔法界にまつわる都市伝説。どんな都市伝説が聞けるか楽しみだな。」

学「1つ目は竜介大王様が魔法界を支配するまでは魔法界では魔法が使えない者は人類とはみなされず大人になる前に処刑された噂です。」


巴瑞季「竜介大王様がいなかったら私も危なかった?」

木ノ葉「学さんは魔法界に凄く詳しいから。」

学「この話竜介大王様から聞いた話なんです。」


美織「という事は竜介大王様が魔法界を支配する前は過酷だったという事。」

学「そうなりますね。2つ目は魔法界では仕事を放棄するというのは命を捨てるに相当するとの噂です。」


巴瑞季「げっ、のんのんが危ないかも。」

学「これも竜介大王様が魔法界を支配する前の話で今は竜介大王様が了承すれば

問題なしです。」


美織「よかった。」

僕「学君は凄い都市伝説持ってきたな。」

学「最初の2つは序の口ですよ。」


僕「えっ、もっと凄いのがあるのかい。」

学「3つ目言いますね。3つ目は魔法界にはスローターハウスが存在する。」

木ノ葉「巴瑞季さん、美織さんスローターの意味わかる?」


僕「惨殺・殺人という意味じゃないか。」

巴瑞季「あんた知ってたのね。」

僕「僕は学生に時英語が得意だったからな。」


木ノ葉「流石西尾さんズバリ正解。」

美織「スローターハウスこの世にも存在するみたいよ。」

学「そうですね。この世にもスローターハウスがあるみたいですね。」


僕は学君から聞いた魔法界にまつわる都市伝説を聞いてだんだん引いてしまった。

それにしても魔法界にまつわる都市伝説は人間界とはレベルが違う。

木ノ葉さんは人間界で廃屋を買い取って魔法でリフォームして売る


要するに不動産業をしてるようだ。

木ノ葉さんが魔法でリフォームした家は直ぐに買い手が見つかるらしい。

学君も木ノ葉さんのお手伝いをしてるようだ。


巴瑞季と美織はロケやライブで忙しい日々を過ごした。

僕は仕事から帰る途中幼稚園へ寄って大地と空を迎えに行く。


巴瑞季「ただいま。」

僕「お帰り巴瑞季と美織。今日も忙しかっただろう。」

美織「ねえあなたも大海原クイーンズと一緒にライブとロケしない?」


僕「まあ土日祭日ならいいぞ。」

巴瑞季「じゃあ土日祭日あなたも大海原クイーンズのロケとライブに参加する事に決定ね。」



























  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る