第13夜

目覚ましの音が遠くで響く。

それと同時に俺の意識もどんどん現実に戻される。朝7時のいつものアラーム。スマホの設定で土日以外の日付は全て自動的に7時に起こしてくれる。

俺は昨日、食事や風呂にも入らず、眠ってしまったのを今急に思い出し、急いで起き上がり、アラームを止めてすぐにシャワーを浴びる。暑いシャワーで一気に目が覚めた俺は身体を良く拭き取り、制服に着替える。朝ご飯は適当に冷蔵庫に入ってた物を食べる。今日、帰りにスーパー寄らねぇと…そう思いながら冷蔵した米をレンジで温め、即席の味噌汁、ツナ缶で食事をする。一人での食事は慣れたはずなんだがな…そう思いながら食事を口に運ぶ。学校での出会いや触れ合いを強く感じる様になってから、誰かと食べる食事を恋しくなったのは入学以来だ。中学までは父さんと一緒に食べていたが高校に入ってからは父さんが単身赴任になり、この家は俺一人だけになった。

「俺も変わったのかな…?」

最後の一口を食べ終え、独言る。

食器を洗い、全ての仕事を終え、母さんの仏壇に手を合わせる。

「行ってくるよ、母さん」

ふと、母さんの写真を見る。俺が生まれる少し前の写真。カメラに向かって微笑んでいる写真はここ最近、俺に対して微笑んでいる気がする。頑張れと応援してくれてる様な気に…そう思う様になったのも全て月や藤原のおかげだと思った。


「それでは行ってまいります」

「はい、行ってらっしゃい、月」

昨日と同じく月を迎えに来た。今日の月は緩やかに毛先をカールしている。可憐で良く似合う。

「月、今日の髪は自分でやったのか?」

「あ…いえ、実は木葉さんが…この髪型は安倍君が喜ぶだろうからって…」

そう照れ笑いする月。木葉さん、ナイスすぎる!!

「あらあらー今日もイチャイチャしちゃってー」

そう声を掛けてきたのは藤原と荊だった。

「本当に仲良いねー」

荊がにこにこ顔で言う。

「うるせぇーな、イチャイチャしてねぇし」

俺がそう言うって月を見ると顔を真っ赤にして照れている。マジか。

「月さんはそうじゃないみたいだけどねぇー」

藤原はそう言って満面の笑み。腹が立つ。

「次は手繋に挑戦だね?」

そう言って荊が藤原の手を握る。藤原の顔が見る見る赤くなる。

「荊さん!?」

「いいじゃーん?僕達、幼馴染でしょー?」

「そう言う問題じゃねぇだろ…」

そんな会話を楽しんでいると目の前に集団が現れた。全員身構える。その集団の腕には風紀委員会の腕章が…

「風紀委員会…!!」

「君達が例の二年生達だね?」

良く通る凛とした声が集団の中央から響く。

他の風紀委員たちが全員立膝をすると、その中心にはポニーテールの女とボロボロの鮫島、如月、初めて見る男子と女子が立っていた。

「あんたは?」

「お初にお目にかかる。私は坂田 桜(さかた さくら)。風紀委員長だ」

「坂田…?なっ!?まさか!?」

「君達は生徒会に良くしてもらってるそうだな?なら分かるであろうよ?坂田貴文は私の兄だ。本当は兄だとも思いたくないがね?血に関しては仕方あるまいよ」

「坂田先輩が生徒会に移った後の会長が妹さんだったとはね」

「言っただろ?私はあいつを兄だと思っておらんよ。あんな軟弱な…そして妖怪共に媚び売る者なんざ…」

「それで?会長が何の様だよ?」

「分かっている筈だがね?君たちには死んでもらう」

「そんなのおかしいです!!!」

月が叫ぶ。それを見つめる風紀委員長。だが月はその後の言葉は無く恐怖に満ちた顔で固まってしまった。俺達すらゾッとする殺意と恨みに満ちた顔…

「何だね?何が間違っている?妖怪の娘」

月は恐怖の顔をしながらも風紀委員長を睨む。

「妖怪が全部悪なんてことはない筈です!分かり合える筈です…!!」

「黙れ」

その言葉に月はその場に座り込み震え出す。俺もその声で足が震える。この人、とんでもない威圧を…

俺は月を無理矢理立たせて抱き寄せる。そして俺が今度は睨みつける。

「あんたのやり方は間違っている。そんな脅しに俺達は屈しない!!」

「ほぉ?面白い。であれば、我々を倒して見せよ」

そう言うと全員武装玉を取り出す。それぞれの武器を持ち、こちらにジリジリと近寄ってくる。

「安倍、月さんと一緒に後ろに下がってろ」

「お前まさか、一人であの量を相手する気か!?無理だ、やめろ!!」

「大丈夫。俺には憑依って奴が有るし、体力が尽きるまでは闘うよ。荊!!」

「うん!!!」

二人が憑依と叫ぶと風が吹く。そして赤黒い刀を持つ藤原の姿が有った。

「二人を傷つける奴は誰であれ、許さん!!」

刀を持った藤原は刀でどんどん風紀委員を倒す。十数人の風紀委員はなすすべも無く武装玉を壊され気絶させていく。

最後に残ったのは鮫島と如月、二人の男女、風紀委員長だけだった。

「ふむ、やはり雑魚ではダメか…」

「雑魚だと…?」

「そうであろう?力無きものは雑魚。それ意外に呼び方があるかね?」

「あんた…仲間を何だと!?」

「駒だよ」

「は!?」

「駒だと言ったのだ。私の手足だ。しかも使い捨てのな?いらない奴は捨てるだけだ。実に効率的であろう?」

俺はその言葉に怒りを覚える。こいつ、人を何だと…

「あんた、人の心がないのか!?」

「無いな。そもそもあの日、母や父を殺された時から私には兄が絶対的だった。だが見ろよ。今のアイツを。アイツは私を裏切った!!!それから私は何も信じなくなったよ。全てアイツが悪いのだ!!」

そう言うと風紀委員長は槍に斧が付いた不思議な武器を振り回す。

藤原は距離を取り避けるが、そこに遠距離から何かが飛び、藤原の片足を掠める。

「ッ!?」

「はいはい、もうさっさと死んでくれや、藤原」

「てめぇ、久留木か!?」

久留木…聞いたことがある。確か藤原と同じクラスメイトだ。

「悪りぃけど容赦しねぇよ」

ニット帽を被りライフルを持つ久留木は再び、藤原に狙いをつける。

「分かっているんじゃないか?貴様等はもう終わりだ。死ぬしかないのだよ」

「誰が死ぬかよ!!俺が死んでも荊と安倍達は助ける!!」

「無理なことを言うなぁ?俺のライフルはどれだけ遠くに逃げても当てるさ。それだけの技術を教え込まれてるんでね?」

どうする!?どうすれば藤原を助けられる!?考えても今の最善策が一向に出ない。俺が壁に…そんな考えをしていると月が俺の手を強く握る。

「憑依…前にできたんですよね?」

「月…?…!?お前まさか!?」

「はい、それしかありません、憑依してください」

「だ、駄目だ!!そんなことしたら月に何があるか…!」

「安倍君、その気持ちはとても嬉しいです。でも私は藤原君と鬼怒川さんを助けたい。お願いです、今は私のわがままを…」

俺は苦痛に苛まれる。ここで月と憑依して月が目を覚さなくなったら…でも藤原を見捨てることも出来ない…

「安倍君、時間がありません、お願いです!早く!!」

「死ね」

俺は決意した。そして月の手を強く…


手にガンッと言う衝撃が走る。ギリギリで風紀委員長の一撃を防いでいた。

「なっ!?」

「安倍!?お前…!!」

「もう大丈夫だ、藤原!!」

俺の手を見た全員が驚いたがすぐに憎悪の顔を向けた。

「安倍、貴様!!」

再び、風紀委員長の一撃が飛んでくる。それを防ぎ、隙を見つけ委員長の腹にパンチを喰らわす。軽く入れたはずだが、思った異常に委員長の身体は吹っ飛んでいった。

「委員長!?貴様!!!」

久留木と女子生徒が今度は前に出てくる。

「お前もいたのかよ、蛇螺!!!」

蛇螺という名前も聞いたことがある。彼女も藤原のクラスメイトだ。

「調子に乗るな…!!」

蛇螺は鞭で地面をバシッと叩くと、勢いに乗せて、俺を叩く。それを藤原の刀で切る。鞭は先の方がズタズタになり、振った拍子に切れて落ちてしまい、武装玉も砕けた。それを見た蛇螺はありえないと言うな顔でこちらを見る。

「糞、バケモンが!!」

久留木が弾を詰める動作をする。その隙に一気に近づき、奴のライフルを鷲掴みし、ライフルを壊す。

「化け物すぎる…」

後ろで鮫島が呟く。どうやら鮫島と如月は戦わない様だ。良く見ると、彼らの身体は昨日の傷をそのままに新たな傷があちこちに出来ており、目元が赤く腫れていた。

「あんた達、何されたんだ…?」

「黙れ!!貴様らには関係ない」

「そうだ、関係ない」

いつの間にかこちらまで来ていた委員長が腹を押さえながら言う。

「躾だよ、私達、風紀委員はこの躾という制度で均衡を保っている。貴様らには理解出来ん崇高な……」

「我が妹ながら情けない」

俺たちの後ろから声が響く。

その声を聞き、委員長は凄まじい殺意に満ちた顔をする。そして他の風紀委員は凄まじく怯えた顔をしている。

「坂田先輩!?」

「貴様……貴文!!!」

「お兄ちゃんに向かって呼び捨てなんて……お兄ちゃん悲しいぞー?」

「黙れ!!何故貴様がここに!?」

「そりゃあたまたま登校時間が合っただけだよ??それよりも何やってるんだてめぇは。こんな複数人で2人を嫐なんて……俺の教えに反してるんじゃねえか?」

そう言って坂田先輩は今まで見た事無い顔をする。思わず腰が抜けそうになり、藤原に支えられる。藤原も足がガタガタ震えていた。

「黙れ!貴様はもう部外者だ!今の委員長は私だ!!!」

「じゃあ鮫島と如月の傷はなんだ?えぇ?傷の手当もしてねぇし、真新しい傷もある。見たところ、鞭打による傷に見えるが……てめぇか?蛇螺?」

それを聞いた蛇螺はその場に座り込み震え出した。俺も声だけで震えが止まらない。何だこの威圧感!?

「お、恐れながら私ではございません……」

「だよな?蛇螺、お前は優しい子だ。そんな事する訳ない。であればてめぇ以外有り得ねぇんだわ、桜!!」

「ッ!!!だったらなんだと言うのだ!?さっきも言った!今の委員長は私である!」

「だからって仲間に躾と称して暴力を与えてるんじゃねぇぞ!?このボケナスが!!」

次の瞬間、委員長は斧で坂田先輩を攻撃する。それを斧で防ぐと、そのままの勢いで委員長の斧を破壊。委員長を地面に叩きつけた。

「がはっ!」

「分かってんだろ?こんな事したって何の意味もねぇんだよ…俺もお前も変わらなきゃ行けねぇーんだ。お袋や親父が教えてくれてたはずだろ…??」

「黙れ!!」

そう叫び、大声を上げた委員長はすぐ様起き上がり俺達を睨む。そして急に大声で笑い出した。

「何だ?」

「貴様達、気がつかないのか?我々の人数が少ないと」

「??……!!まさかお前さん!!!ッ!!安倍くん!藤原くん!!急いで学園に向かってくれ!俺もこのバカどもを片付けたら行く!急いで!」

何事かと思ったが、あまりの坂田先輩の勢いに負け、俺達は風紀委員のいる所を突っ切ろうと走り出す。

「如月!鮫島!!貴様等の命を持ってして、そいつらを止めよ!!」

「か、かしこまりました……」

「はい……」

如月と鮫島は涙目になりながら返事をする。本当にこいつらは止めようと思ってるのか?あまりにも力を感じない。そう思っていると、俺達より早く、坂田先輩か鮫島と如月に近づいた。

「ヒッ!?」

「ごめんなさい…ごめんなさい!!」

次の瞬間、坂田さんは2人を抱き寄せていた。

「俺が悪かった。今までごめんな。2人が俺と同い年だと桜を任せっきりにした上にこんな傷まで作って…許しておくれ……」

「あぁぁ…」

「貴文さん……」

2人は大声を出して泣き出した。坂田先輩の目にも涙が浮かぶ。

「桜、もう辞めるんだ。これ以上は戻れなくなるよ??」

「だ、黙れ、私が正しい筈だ……貴様は裏切った……私が……」

「もう大丈夫、君達は学校に急いで。今の時間だと始くんしかいない筈…頼む…!!」

俺達はそれに頷き、急いで学校に向かった。


校門の前には数人の風紀委員が立っていた。

「!!貴様は2年の安倍と藤原!!」

奴らは武器を構える。

「邪魔すんな!!!」

俺と藤原は奴らの武器を速攻で壊し無力化させる。

「武器が!?ば、化け物だ!!!」

そう叫ぶと全員に学校の方に戻って行く。

「風紀委員が校門に陣取ってるって…嫌な予感が…」

「急ごう!!」

学園に入り俺達は言葉を失った。

「何だよ…これ……」

血液が下駄箱や傘立てに飛び散り、所々、池の様な血溜まりが出来ている。

「これまさか…」

「血液は体育館のほうに向かってる…」

俺らは急いで体育館に向かう。体育館に向かう道には大量の血液が残っており、夥しい数の足跡が血液で縁取られている。

体育館に近づくと凄まじい怒号や悲鳴が聞こえる。

俺たちは体育館の入り口を陣取る、数人の風紀委員を無力化して、体育館に入る。そこでは怯えた姿の生徒達を守る様に50人程の風紀委員に苦戦している渡辺先輩と北里先生がいた。

「渡辺先輩!!!北里先生!!!」

俺の声に気がついた二人は非常に驚いた顔をしていたが、すぐに敵の攻撃を避けながら攻撃に移る。

「俺達も!!!」

「おう!!」

俺と藤原は風紀委員の集団に突っ込む。

「!?安倍達だ!!」

俺達に気がついた風紀委員数名が俺たちを囲む。大剣を持つ生徒が5人に刀が5人か。これなら…!!

俺は刀を片手で防ぎ、そのまま刀を握り壊す。蹴りを入れて無力化して二人がかりで襲ってきた二人を両手で上手くガードし、一人の刀を握り潰し、もう一人の方の腹を殴る。軽く殴っただけで、思いっきりぶっ飛び、教壇の壁にぶつかり、気絶した。

「大丈夫か!?藤原!?」

「おう!俺は大丈夫だ!!安倍は!?」

「思ったよりきついな!!体力消費が激しい」

俺は渡辺先輩の言葉を思い出す。

(持って数分だなこれは…)

息を整えようと息を吐いたその時、俺の後ろを刀を持つ生徒が…!

「安倍!?」

ドンッと言う音が響き、刀の生徒が倒れる。俺が驚いていると、顔に鱗が出ている、渡辺先輩が現れた。

「大丈夫かい?安倍君」

「渡辺先輩!!!」

渡辺先輩は微笑むと、左手の銃を後ろにむけ撃つ。ドサッと生徒が倒れる。

「銃!?」

「あぁ、私の憑依は2丁拳銃でね。大丈夫。かなり痛いけど死なないよ。それより良く来てくれたね。助かったよ。私と北里先生だけではかなりキツかった」

それを聞いて思い出した俺は風紀委員長に襲われたこと、坂田先輩に助けられた事。そして急いでここに向かう様に言われた事を伝えた。

「なるほど、桜ちゃんがそこまで…とにかく助かった。君達の攻撃を見て勝ち目がないと降参した風紀委員がもう殆どだから、あとは私と北里先生で処理できるさ。体力消費が激しいだろうから、解除して」

俺と藤原が介助をすると、武器が光り、すぐに人の姿に変わり、荊と月が立っていた。

「安倍君!!!」

月は俺を見るなり、抱きついて来た。

「うわぁ!?月!?」

「ごめんなさい、私のわがままで…」

俺はそっと髪を撫でて「大丈夫だ、かなり疲れたけどな?」と笑う。

「憑依って妖怪の方は体力使わないんだねー?」

『そうじゃよ。妖怪側の方が人間側に妖力を送り込んでるんでからのぉ』

渡辺先輩から乃々さんらしき声が聞こえる。

「え!?憑依中に話せるんですか?」

俺が驚いていると、月が照れ笑いをする。

「出来るみたいです。憑依中は安倍君の視点になって喋ることもできるみたいなんですが…安倍君の邪魔をしたくなくて…」

「良いんだよ、喋ってくれて…ごめんな気を使わせて…」

俺が月を撫でると嬉しそうな顔をする。

『ほほほ、仲睦まじく良いことじゃな!……うん??』

「どうしました?乃々?」

『……!!何じゃこの妖力!?!?』

乃々先輩はそう叫ぶ。次の瞬間、俺たちにも理解できた。多分その場にいた先輩や先生も理解できただろう。戦っていた北里先生も風紀委員も手を止めて、体育館の入り口を恐怖の目で見つめる。

「何だ…この圧倒的な妖力と殺意……」

何かが体育館に入ってくる。

それは風紀委員長だった。風紀委員長は片手で何かを投げる。それは大きな傷を負い、苦しそうに息をする坂田先輩だった。

「たかちゃん!?!?」

渡辺先輩が坂田先輩に近寄る。坂田先輩は苦しそうにしながら呟いた。

「逃げろ…あの刀はやばい……」

そこまで言うと坂田先輩は……

「!!!北里先生!!!急いで傷の治療を!!!」

そう叫ぶと北里先生は頷き、坂田先輩を抱え、体育館の奥に消えた。

「桜ちゃん、それは……」

風紀委員長を見ると手には荊の憑依時の刀に似た刀を握っていた。ただ、その刀は荊よりもさらに黒く紅い。まるで血の色だ……

『あの刀……安綱か…!?』

乃々さんが叫ぶ。

「安綱だと!?あの茨木童子殺しの!?」

「え!?僕!?」

『すまないのぉ、荊殿。あれは安綱という茨木童子殿殺しに用いられた刀じゃよ。まぁあれは伝承で、実際、茨木童子殿は腕を大怪我しただけで済んだそうじゃ。じゃがあれは良くない物でのぉ。茨木童子殿以外にも数多くの妖怪殺しに用いられ、やがて人すらも切ったと言われている。あの刀身、渡辺家にあるレプリカに似ておろう?』

「あぁ、私の先祖が用いた安綱で間違い無いだろうね?しかし、本物はとっくに壊れたはずじゃ!?」

「それは私が作った」

そう声がすると黒い煙が体育館に入り込む。今の声…!!間違いない…!

「悪路王!!!!」

煙は形をなし、あの悪鬼の姿になった。悪意に満ちた笑みを浮かべて……!

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