第96話 人のふり見て我がふり直せ

 今晩は。こちらは雨です。おとなしくお家にいますよ。


「人のふり見て我がふり直せ」とは、誰もが聞いたことのある言葉でしょう。

 他人の行いで善し悪しを感じたら、見習う部分は追従し、頂けない部分は同じ行いをしないよう注意し、既にそう動いていた場合は戒めろ。っぽい意味ですよね、多分。

 で、もうひとつ「他人の行い(ふり)に対しては注意や意見はせず、自分だけ直しとけ」という意味もあるみたい。


 なんでそんなことこのエッセイで言うのって話ですよね。

 最近、推しと自作への愛が強いオタクさんに応援されている(絡まれている)作品がありまして。私のじゃないですよ。他の才能ある作家さんのです。

 まあそのオタク様、応援コメントに自作の宣伝は書く。「このシーンはこうじゃないんですか?」とか他人の創作物に自分の思う設定をねじ込む。第三者が見て妨害とも見える「応援コメント」を残すのですよ、オタク女史。

 私なら即刻ブロックするのに、なんとその作家さんは真摯に受け答えされているのです。凄い。人間ができている。尊敬。羨望。

 さあ、私もこの方のようにしなくては。

 って、できるかっ!

 私がそんなに人間ができてたら、こんな離島にエスケープしなくても生活できてるっての。

 ただ「このオタク殿下のようにはならないようにしないとな」というのは常に心掛けておこうと思ったよ。


 はい、この回を読んで「そんなことわざわざ書くなよ」と思った方は、私には注意することなく、ご自身がそうなさらないように自戒して下さいませ。

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