第88話 才能ってなんだろうか?
ヨムマラソンするでしょ?
好きなジャンル読むでしょ?
……そうだよね。全員が全員小説らしく書けるわけじゃないんだよね。
苦痛になる作品も多々あるわけで。
それでもさ「高校生くらいなのかな?」「初めて書いたのかな?」「自分らしさなんて考えたこともなく、だれかの真似しかまだできないのかな?」って温かい目で(ネットでは生あたたかい目でって言うらしいね)目を通すじゃん。
そこでさ、特に意見する必要は無いわけですよ。
それでも、先日言ってしまった。
「残念ながらまだ小説と呼べるレベルではありません」
的なことを。
要らないこと言ったなあ、と反省。
でもさ、なんとか気付いて欲しいじゃん。
「人を楽しませるには努力が必要」って。
そして次に書いたものがレベルアップしてたら、書く喜びも増えるでしょ?
でね、思ったのよ。
書けば書くほど自然に上達する人と、書いても書いてもどうにもならない人って差が確実にあるでしょ?
簡単に言えば才能ってことなんだと思うんだけど。
才能ってなに?
Web小説から、あるいはもっと前の携帯小説から書き始めた人には、RPGの職業とかスキルを思い浮かべたら、スっと理解できるらしいね。
体力と攻撃力はバカバカ上がる剣士や格闘家タイプに、攻撃魔法を覚えさせるなんて、そんな効率の悪いこと誰もしないでしょ?
小説家、作家に向いていない人は、何度書こうが伸びないですよ。
そりゃそうかもしれないね、と思えても、簡単に諦められない。
だってね、「向いていない」ってどういうこと?
「才能がない」ってどういうこと?
「努力してもムダ」ってどういうこと?
改めて、小説家になるための才能ってなんだろう。
ひとつの事を続ける根気かな?
物事の面白味を察知するセンサーかな?
人に状況や心情を伝える表現力かな?
その答えをさ、私ごときが持っている思います?
持ってないですよ。才能ってなんなん?
なんてことを言った上で、私は自分で「才能がある」と思っています。
凄いでしょ? なにそれ、って感じだよね。
でも、そう信じて書き続けているんですよね。
もちろん私なんかより凄い才能の持ち主は、カクヨムだけで見ても沢山います。ラノベ系以外でね。ラノベは知らん。優劣さえも分からん。
「ああ、凄いなあ」と思っても「勝てないな」とはあまりならない。
ああ、なんてことだ。創作に関しての私って、割とオプティミストなのね。
そう、凄い才能の持ち主と自分を比較しても、「まあ、個性の差だな」って思っちゃうよね。
お、もしかして、小説家としての才能は「個性を発揮できるか」ということなのでは?
うん、それが全てではないにしろ、大きな要素っぽいぞ。
さてそんな中、個性的な作家が6人集まって、同じテーマで物語を書き、作者名を伏せて発表する「作者当て企画」なるものに参加しています。
主催の風白狼様のページに纏めてアップされているので、私の作品がどれが当ててみてください。(この流れから宣伝に持っていくのも才能よ。エッヘン)
https://kakuyomu.jp/users/soshuan/collections/16817330654093734786
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