第89話 レポートのような文章からの脱却

 ヨムマラソン用に手を出したミステリー。

 おっと、ドキドキもワクワクもない。小説ではなくレポートを読んでいるような感じ。

 ミステリーの罠ね。

 とにかく「説明」することが多いミステリー。でもね、説明ばっかりじゃ面白くともなんともないのよ。淡々と書いちゃってさー。


 じゃあどうしたらいいの、と。

 説明の仕方、工夫したら?

 いつも同じ人が一本調子で説明しても、ね。

 起伏が欲しいなあ。

 リズムを変えてみるとか。テンポも。


 それを文章でどうやって?

 なんて聞かれると、私もわからん。そりゃあもう感覚ですわ。


 私が今回目を通した作品は、構成も甘い、矛盾も多い、作者の都合で真実を決めつける、書かなくていい細かい事をレポートのような取扱説明書のような文章で長々と書く、などなど。

 簡単言えば……い、言えない。さすがにあのひと言は言えないや。


 あ、そうそう。なんでこんなに嘆いているのか。もうひとつありました。原因が。

 タグです。

「本格推理」「謎解き・犯人当て」なんてタグを書いているのに、トリックもなーんにもない。謎もなーんもない。

 いや、謎はたくさんあった。説明されないままの犯人の行動。ひとつやふたつじゃない。たくさん。


 はっ

 もうこの辺にしておこう。忘れよう、うん、忘れよう。

 ヨムマラソンをカクマラソンに生かせただけいい事にしよう。今日は特にネタなかったもんなあ。

「筋肉」思いつかない、というか、むしろ書きたくない気分だし。

 でも期間中に書かなきゃな、「筋肉」

 筋肉のレポートみたいなの書こうかな。

「生息域と生態系に見る魚種別遅筋と速筋の割合」とか。


 次回は楽しい話題で役に立つもの書けたらいいな。って私次第よね。申し訳ない。

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