第4話 どうせなら楽しくやりたい。だけれども

随分とお昼が長くなってきました。夜よ、どうかこのままなくならないでおくれよ。


今僕たち、私たちは、「カクヨム」で書いたり読んだりしています。しています。

大きな、とても大きなネットの世界で、しかしながら、各デバイスの限られた画面の中で、僕たち、私たちは表現して、表現に触れているのです。


なんだこれ。

いや、アレです。大勢のユーザーの気持ちを表現したいな、と。こんな感じに。


飽きたから普通に書きますけれど、どうせなら楽しく発表したいし楽しく読みたい。でもあれでしょ? お高いんでしょ?

違う。

でもあれでしょ? ネットでしょ?

ああいうこととか、そういうことが起こるわけです。

もうね、スルーが一番っていうことはみんな知っているわけです。ネット時代もウン十年なわけですから。

楽しめる人たちとだけで楽しめばいいのです。うん、スルースルー。


(スルーって言っている時点でスルーできてないじゃん)


By the way, ←授業中に書かれる手紙でこのフレーズをよく見た、またはよく使った世代です。本来のニュアンスだとAnywayの方が近いよね。

いや、ほんと、そんなことより、数字です。

なんて残酷なんでしょう。

PVにハートにお星さま。

そんなの見せないでおくんなんし。

と、思っている方も多いでしょう。表示されれば気になりますし、ましてや、通知機能までありやがる。


かくいう私は……気にしないようにしていますし、実際気にしていません。

ある部分では信じたいと願っているのです。「コンテストに読者の数字は関係ない」と。

そう。運営、編集さんが作品を評価してもらえばそれでよいのです(強がり)。


ウェブ小説ではまず「ターゲット層に見つけてもらう」作業がうまくいかなければ、ここでいうPVすら伸びようがありませんから。

この「ターゲット層に見つけてもらう」努力を惜しまない人の数字は、非常によく伸びています。もちろん、内容の面白さが伴ってこそです。

私はそんな作品を「凄いなぁ」と笑顔で見送ります。


私の作品は、どちらかといえばターゲットの年齢層は高めです。書いている中の人が年齢重ねていますからね。

ただ、「ここは基本的に私の作風は合わないからなあ」とか「私の良さはここでは伝わらないだろうなあ」なんてひねくれていっては絶対ダメですよね。

「じゃあココに来るなよ」ってもんです。場所をお借りして発表しているのに。

せっかく発表できるのです。何度も言うけれど、楽しくやりたい。悔しさやもどかしさは置いていきたいのです。


自由に書けて、自由に読める。もちろん決められたルールの中で。

止めるのも自由。「ちょっとこの続きはもういいかな」と思えば作品フォローを外したっていいんです。


ただ(!)、何人もの作家さんが言っていると思いますが、面白い作品に出合ったら、たった一言でもいい。素敵な言葉で綴らなくったっていい。

「面白かったです」

そう言ってもらえたなら、生きている甲斐があるってものです。楽しく書けるってものです。


明日も楽しい作品が書けますように。出会えますように。

(自分次第)

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