存在感がないことに自信を持つ、足るを知る男、夜野涼介は、クラスメイトの目隠れ女子、雨宮翠とともに文芸部として青春をしていく。友達が欲しいという理由で一歩踏み出す二人の青春っぷり、とても甘い。激辛ラーメンの味を想像して倒れないように努力する読者もいるだろう。タイトルの属性に興味をひかれたらぜひ読んでほしい、きらめくような青春譚。