ACT.25 『さよなら、輝名の鍵』



輝名からの告白。


輝名が語りだす。

「私の第一の役目は、最上級の花々を、に送り届ける事」

「そして、第二の役目は、その花々を監視しつづける事」 


輝名が選んだ花は、神歌美ライラだった。


輝名とライラは、巨大ブレイン-MAI-の元へ

輝名の胸の鍵型ペンダントがキラリと光る。


しかし、輝名には葛藤があった。

それは、花の扉にやってきたフラワー騎士ナイトたちを欺き続けることへの葛藤。


-MAI-の洗脳は、完全ではないのだ。


巨大ブレイン-MAI-の元へ到着した二人。

様子(空気)が違うことを、咄嗟に感じ取るライラ。いざとなったら胸に仕込んだベレッタF92が火を吹く算段だ。



ライラ、状況を察し、ベレッタの特殊徹甲弾で-MAI-の破壊を試みるが失敗。

勘のいい女。ライラは、輝名の胸のペンダントをフォリスフォリア心臓部に投げ出した。


「目を覚ませ、輝名!」

ライラの言葉に、我に返る輝名。

輝名の目覚め。それは、巨大ブレイン-MAI-の考えが過ちであると。




この一件により、フラワー騎士各自の判断で、

行動することになるのだが...。



ACT.29 『さよなら、輝名の鍵』終

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