追跡

マリアは秋葉原の駅に降り立つ。改札を出て右手に少し行ったところにあるメイドカフェに入った。

「いらっしゃいませ!お嬢様!」元気のいいメイドがマリアに挨拶する。マリアはそのメイドの衣装、店内の雰囲気に感動していた。

「お一人様ですか?」目の前のメイドは満面の笑みでマリアに尋ねる。

「ともだちと...」待ち合わせと言う言葉が出て来ないマリアは考えていた。

「マリア?」店の奥から黒髪のアジア人女性がマリアに声をかける。

「ミンファ?」マリアはその女性の元に行くと共にハグしあった。2人で奥の席に座る。

「ご注文がお決まりになりましたら、お呼び下さいませ。」メイドはマリアに告げると、

「アイスコーヒー。プリーズ。」とマリアは言う。

「かしこまりました。少々お待ち下さいませ。」オーダーを受けたメイドは店の奥に姿を消した。

「会える日を楽しみにしていました。」ミンファは英語で言う。女性の名前はソン・ミンファ17歳。韓国から日本の文化を学びに留学している。マリアとはネットで何度もやり取りをしており、顔出しもお互いにしていた。お互いの趣味でもある日本のアニメや漫画の話で意気投合し、マリアが日本に引っ越すと聞き、会おうという事になった。

「わたしもです。初めましての感じがしません。」マリアも英語で言う。

「実物のが綺麗ね。」ミンファはマジマジとマリアの顔を見る。

「ミンファこそ肌も綺麗だし、スタイルも良いです。」お互いに笑いあう。

「今日は秋葉原の街を堪能しましょ♪」ミンファが言うとマリアも頷く。2人の話は好きなアニメや漫画の話、お互いの学校の話で尽きる事はなかった。


慎司と鈴音は秋葉原に来ていた。何故この2人が秋葉原に来ることになったのか?経緯は如月家で朝、解散した後に遡る。華月、慎司、沙希、鈴音はSNSでグループトークが出来る。

慎司はマリアから硝煙の匂いがした事についてトークルームで発言していた。

(硝煙て銃とかのアレだよね?):鈴音

(そう。何故かはわからないけど。):慎司

(マリアのお父さんは米軍人だよ。護身用で持っててもおかしくないんじゃない?):沙希

(沙希も持ってる):華月

(ちょっと気になってさ):慎司

(何が?):沙希

(ミイラ事件は知ってる?):慎司

(アメリカでも起きている?いた?みたいなんだよね):慎司

(最近ホテルで見つかったっていうアレ?):鈴音

(そう、事件後に現場で金髪女性が目撃されてて、ネットでもニュースでも話題になってて。その動画に映っている女性がマリアに似ているんだ):慎司

(まさかマリアが?):鈴音

(そんな事はないと思うけど、この金髪女性がマリアであるなら、何か事件と関係があるのかと思ってさ):慎司

(気になるけど、マリアはそんな事はしないと思う):沙希

(勿論違うと思うけど、事件に巻き込まれている可能性もあるのかなぁって):慎司

(華月はどう思う?):慎司

(マリアはマリアだ):華月

華月の答えに暫く誰もレスを返さない。

(今日秋葉原に行くって言ってたね):鈴音

(秋葉原?):慎司

(ネットで知り合った友達と会うらしいわ):沙希

(秋葉原か行ってみるかな):慎司

(私はパスするわ):沙希

(私も行ってみようかな?):鈴音

(華月はどうする?):慎司

(行かん):華月

(わかった。じゃあ後は鈴音ちゃんと2人で個チャするわ):慎司

グループトークは終わる。

「でも意外だった。華月くんならマリアが気になってくるかと思ったのに。」鈴音は慎司に言う。

「華月は華月で考えがあるのさ。」慎司は鈴音に言う。

「何かしら動いているって事?」鈴音は聞く。

「綾乃さんがいるからね。情報収集は綾乃さんにお願いしてるんじゃないかな?」

「綾乃さんて何者なの?」鈴音は独り言の様に言う。

「話してなかったっけ?綾乃さんの家系は忍びの一族。昔、如月の鬼に一族存亡の危機を助けられた事があったらしく、それから如月家に代々仕えているんだよ。」慎司は言う。

「初めて聞いた。只者じゃないって思ってたけど、想像以上だったわ。」鈴音は驚いている。

「ところでどうやってこの人混みからマリアを探し出すの?」鈴音は慎司に言う。

「狼の鼻をナメてもらっちゃ困るよ。」慎司はニヤリと笑う。

「そんな事もわかるの?」鈴音は慎司達と行動を共にする様になってから、驚きの連続だった。

「ぎゅうぎゅうな人混みでなければ、匂いを嗅ぎ分ける事は出来るよ。今はあそこ店の中にいるみたいだね。」慎司はメイド喫茶を指差す。

「とりあえず、俺らもノドを潤そう。」慎司は通りの反対側の喫茶店に入る。鈴音も後に続く。

「何飲む?」慎司は鈴音に言う。

「あ、チャイティーラテのホットで。」鈴音は言う。

「チャイティーラテのホット1つと抹茶ラテのアイス1つ。」慎司は店員に言う。

「あそこの窓際の席取っといてよ。」慎司は鈴音に言う。鈴音はコクリと頷くと席に移動した。そこからは反対側のマリアのいるメイド喫茶の入り口が見える。鈴音は席に腰を下ろす。マリアが犯人とは思わないが、華月と沙希は気にならないのだろうか?それとも、様々な経験をしてきた彼らにとって、まだ動くべき時じゃないって事なのかしら。頬杖をつきながら、窓の外に見えるメイド喫茶を見ながらそんな事を考えていた。

「ほい、おまたせ。」慎司はチャイティーラテを鈴音に渡す。

「ありがとう。」鈴音は慎司にお礼を言う。

慎司は鈴音の向かい合わせで座ると、

「何を考えてたんだい?」と鈴音に声をかける。

「あ、沙希ちゃんと華月くんて、いつもあぁなのかなって。気にならないのかなって。」鈴音は素直に答える。

「気にはなってるんじゃないかな?」慎司は抹茶ラテを飲む。

「じゃあ何で?」鈴音も一口飲む。

「あの2人は似てるよ。自分のやり方というか、ポリシーというか。」慎司は抹茶ラテを見ながら言う。

「ポリシー?じゃあ慎司くんは?」鈴音は聞く。

「俺は気になる事はとことん自分の足で探るタイプ。頭で考えるより身体を動かすタイプ。」慎司は笑う。

「慎司くんは逆だと思ってた。」鈴音は言う。

「狼だからねw」慎司は言う。鈴音も笑う。

「実は私も慎司くんに似てるかも。自分の目で見た事が1番信頼できるし。」鈴音は言う。

「それこそ意外だったよ。鈴音ちゃんがこんなに行動派だったとはね。」慎司は笑う。そんなこんなで2人の会話は弾み、お互いに飲み物は空になる頃、向かいのメイド喫茶の入り口にマリアの姿が見える。隣にはアジア系の美人が一緒にいた。

「さて行きますか?」慎司は席を立つ。鈴音も続く。

マリア達はアニメグッズ専門店や電気街を歩いて回った。慎司達は適度な距離を保ちながら、2人を追跡する。何件か店をハシゴしたマリア達2人は駅前で別れた。マリアは改札の向こうに姿を消した。アジア人女性はメイド喫茶に入る。時計は16時を回っていた。

「結局何もなかったわね。」鈴音は慎司に言う。どこかでマリアに何かあると思っていた鈴音は安堵した。

「何もないのが1番さ。」慎司も笑顔で言う。

「帰ろうか?」鈴音は鞄からSuicaを取り出すと、おもむろにその腕を引っ張られた。

「マリアが帰ってきた。」慎司は小声で鈴音に告げる。鈴音と慎司は柱に身を隠す様に息を潜めた。マリアは駅員に話をして改札を出ると、鈴音達が最初に入った喫茶店に入った。

「どういう事?それに、あの帽子?」マリアは帽子を目深に被った恰好で再び現れた。

「まだ何かありそうだね。あの帽子は動画に映っていた物と一緒だ。」慎司はマリアを見据えている。マリアは窓際の席に座り、向かいのメイド喫茶を見ていた。やがて、メイド喫茶からマリアと行動を共にしていたアジア人女性とスタイルの良い白人男性が腕を組みながら出てきた。2人は楽しそうに会話しながら、とある居酒屋に入る。マリアは少し距離を取りながら2人が店に入るのを確認すると、向かいのファーストフードに入る。そんなマリアを慎司と鈴音は尾行し、2つの店が見えるファミレスに入った。

「あの男の人に関係があるのかしら?」鈴音は慎司に聞く。

「わからない。でも、帽子を被ったマリアは動画の女性にそっくりだ。」慎司は考えこむ。

時間にして1時間半が過ぎた頃、白人男性とミンファは店を出た。それを見たマリアも店を出る。

「行こう。」慎司と鈴音も店を出た。ミンファはタクシーを拾い、2人で乗り込む。タクシーは上野方面に向かう。マリアもすぐ様タクシーを拾い、後をつける。

「どうしよう、タクシー来ない。」鈴音は慎司に言う。

「こっち!」慎司は路地裏に鈴音を引き込むと、

「鈴音ちゃん、ゴメンね。」慎司は言うが早いか、鈴音をお姫様抱っこする。

「しっかり捕まってて。舌噛まないでね。」慎司はそう言うとそのまま壁づたいにビルの屋上まで壁を蹴りながら上がり、屋上から隣の屋上へと飛びながら追跡を始める。鈴音は必死に慎司にしがみつく。ミンファ達を乗せたタクシーは、上野のラブホテルで止まった。2人は中に入った。マリアを乗せたタクシーは少し手前のコンビニで止まる。マリアは2人が中に入るのを確認すると、近くのコインパーキングに身を潜めた。慎司は鈴音を抱えながら、ミンファ達の入ったラブホテルの屋上に到達した。慎司は鈴音を優しく下ろす。

「慎司くんすごいね。」鈴音は言う。

「ゴメンね。タクシー間に合わなそうだったからさ。」慎司は鈴音に手を合わせる。

「ううん、大丈夫。それよりマリアは?」鈴音は言う。慎司は上から見下ろすと、

「あそこのパーキング。」と指さした。鈴音が目を凝らすとマリアの帽子が見えた。

「よく、見失わないでいれたね?」鈴音は慎司に言う。

「鼻だよ。」慎司は得意気に言う。

「狼って凄いのね。」鈴音は感心した。慎司は辺りを見渡しながら、

「これは何か起きてもおかしくない状況になりつつあるね。」慎司は神妙な面持ちで鈴音に告げる。

「事件が起きるかも知れないって事?」鈴音は慎司に聞く。慎司は静かに頷く。

「鈴音ちゃんは帰った方が良いかも知れないな。危険かも知れない。」慎司は鈴音にそう告げる。

「嫌よ。ここまで来たら最後まで居る。」鈴音は慎司に言う。意外に芯が強いなと慎司は思った。

「わかった。無理はしないでね。」慎司は鈴音に言う。鈴音は頷く。慎司はふとマリアのいる駐車場を見下ろす。

「マリアがいない!」

「えっ⁉︎」鈴音は身を乗り出す様に下を見る。駐車場に身を潜めていたはずのマリアの姿は消えていた。

「匂いは消えていないから、まだ近くにいるはずだ。」慎司は辺りを見渡す。

ズクン!と言う嫌な妖気と銃声を慎司は感じとった。

「どうしたの?」鈴音は慎司の様子に声をかける。

「強い妖気を感じた。」慎司は辺りを警戒した。

「下から感じる。」慎司は言う。鈴音は屋上の床を見る。

「鈴音ちゃんはここにいて。必ず戻るから。それとホテルから出る人をここから確認して。」慎司は言うと鈴音は頷く。慎司は壁伝いに下の部屋を目指す。妖気を感じた部屋と思われる場所に到達すると、換気窓の上部が20cmほど斜めに空いていた。そこから中の様子を息を潜めて覗く。ベッド上に女性と思われるミイラが横たわっており、その傍に銃を持ったマリアが立っていた。マリアは部屋の窓が空いている事に気づき、窓のところまで来る。壁を隔てた外には慎司が息を潜めて壁にへばりついている。時間にして1分弱の静寂であったが、息を潜めている慎司にとってはどれ位の時間が経ったか、麻痺する位に長く感じた。やがて静寂は部屋のドアが閉まる音で終わる。慎司は恐る恐る中を覗く。マリアの姿はなかった。慎司は鈴音の待つ屋上に戻った。

「マリアが今ホテルから出てきたわ。そっちはどうだった?」鈴音は慎司に聞く。

「ひとまず、ここを離れよう。」慎司は鈴音を抱き抱えると跳躍した。暫くして、慎司は人気のない公園に到着し、鈴音を下ろした。

「ミイラとマリアがいた。」慎司は鈴音に言う。

「えっ⁈」鈴音は状況を把握出来ずにいた。

「恐らく、さっき見たアジア人女性と思われる人が、ミイラ化していて、その横に銃を持ったマリアが立ってた。」慎司は見た事実だけを伝える。

「マリアが...。」鈴音は呆然とした。

「犯人がわからない。白人男性の姿も消えていた。ホテルから出たのはマリアだけ?」慎司は鈴音に聞く。鈴音はコクリと頷く。

「他にホテルに入った人はいる?」

「あの後はいなかった。」鈴音は答える。

「...。一般的に見ればマリアにとって状況は芳しくないね。...華月の意見を聞きたいところだけど...。」慎司は考える。

「白人男性はどこに行ったのかしら?」

「わからない。まだホテル内にいたのか...。パッと見だから、何とも言えないけど、血が飛び散っている様子もなかった。銃を使えばそんな事はあり得ないし、でも、確かに銃は使われた。匂いがした。」慎司は考えながら話す。

「どうするの?」鈴音は慎司に聞く。

「...とりあえず今日は帰ろう。少し整理したい。」慎司は鈴音に言う。

「わかった。」鈴音はそう言うと2人は帰路についた。


時刻は20時半。如月家道場に華月、佐奈子は集まっていた。

「加奈は?」佐奈子は遅れてきた綾乃に問う。

「お風呂に入られました。」綾乃は言う。

「そうか。では頼む。」佐奈子は言う。

「御意。まず、昨今で発生している、ミイラ事件について。」綾乃は話出した。

「被害者の共通点は全て女性。腹に空いた銃痕。そしてその銃はグロックG19という銃。これは軍の装備にも使われている、一般的な銃でございます。マリア様のお持ちであった銃もコレでございました。しかし遺体には血痕どころか、遺体の周りにも一滴の血液の付着すらない状況の様です。」綾乃は言う。

「不可解な...。」佐奈子は眉間にシワを寄せる。

「物理的にも銃を撃てば血液の飛び散りは避けられません。一滴もないという事は考えられません。」綾乃は言う。

「考えられるのは...」佐奈子は華月を見る。

「...バンパイアか...」華月は答える。

「左様。吸血鬼ならばそれも可能であろう。」佐奈子も言う。

「...だが、妙だ...」華月は考え込む。

「何がだ?」佐奈子は華月に問う。

「バンパイアであれば、わざわざ腹に風穴を開ける必要がない。それに、西洋とはいえ、鬼の名を冠する者がそんな回りくどい事をするだろうか?」華月は言う。

「誰かへのメッセージだとしたら?」佐奈子は言う。

「...マリアか?」華月は佐奈子の顔を見ると、佐奈子は頷いた。

「だが、憶測に過ぎんがな。」佐奈子は華月に言う。

「アメリカでも以前、女性ばかりが狙われる同様の事件が起きていた様です。」綾乃は言う。

「いつ頃だ?」佐奈子は言う。

「始まりは13年前。ニュージャージー州にて、当時18歳の女子高生がミイラ化したのを皮切りに、3ヶ月前にカリフォルニア州で起きたのを最後に、現在はアメリカでは起きていない様ですが...。」綾乃は言う。

「少なくともマリアへのメッセージでは無さそうだ。」華月は佐奈子に言う。

「その様だな。13年前はマリア一家はまだ日本におったからな。だが、最後がカリフォルニア州...。マリアのいた州と同じだな。」佐奈子は考える。

「何故海を渡ってきたのか...」佐奈子は言う。

「日本では現在3名の犠牲者が確認されております。3人に親交はございません。」綾乃は言う。

「3人に親交はなくとも、3人と親交がある人物...か。」佐奈子は言う。

「左様でございます。警察も被害者とSNSや電話のやり取りのある人物に目を向けている様です。」綾乃は答える。

「マリアの事は何かわかったか?」佐奈子は言う。

「申し訳ございません。未だに重要な情報はわかっておりません。それと、マリア様か定かではないのですが、現場周辺を彷徨く金髪女性の目撃情報が相次いでいる様です。特徴がマリア様に類似している様ですが...。」綾乃は言う。

「マリアであろうな...。華月。」佐奈子は華月を見る。華月は佐奈子に目をやる。

「率直に問おう。マリアが怪しいと思うか?」「...いや、マリアは変わらないよ。昔のままだ。」華月の答えに佐奈子は微笑む。

「そうだな。あの無邪気さは何1つ変わっていない。であるとすれば...マリアは犯人に心当たりがあるのかも知れん。」佐奈子は考える。

「犯人を追っているのか?」華月が言うと佐奈子は頷く。

「何かに巻き込まれておるかも知れん。」佐奈子は言う。

「あぁ。」華月は佐奈子を見据えながら答えた。

「油断するなよ。仮に鬼の名を冠する者であれば、如月の鬼と言えど一筋縄ではいくまい。熟練された鬼であれば尚更な。」佐奈子の言葉に華月は頷く。

「綾乃。」佐奈子は綾乃に向き直る。

「マリアの交友関係を引き続き洗っておくれ。それとアメリカに渡り、何か手がかりがないか探ってきておくれ。」

「承知いたしました。」

綾乃は一礼すると道場を後にする。

華月の携帯にメール着信音が鳴る。慎司からだ。華月はメールを開いて一読すると、佐奈子に見せた。そこには慎司と鈴音が今日1日見てきた事が記載されていた。

「マリア...。何を背負い込んでいる...。」佐奈子は心配そうに呟く。

「昨日の夜、マリアは日本に来た理由を俺に話そうとして止めたんだ。無理にでも聞いておくべきだったかな?」華月は佐奈子に聞く。

「かも知れんな。だが本人が望まぬのなら、それも致し方ない。先程の繰り返しだが、恐らく犯人に心当たりがある。そして追っているのだろう。」佐奈子は言う。華月も頷く。

「マリア、無理するなよ...。俺の名を呼べ。」華月は静かに言った。





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