木の裏側

美月「…。」


昨日も今日も変わらず朝日は登っているのを

目にしていた。

私自身に変化があろうとなかろうと

朝日は必ず登ってきた。

そして日は経ていき、

時間だってみるみるうちに進んでいく。

今日は部活後に波流と2人で会う時間を取る。

その時間までもあっという間に

たどり着いてしまうことだろう。


ふと思い立ってその場を離れ、

自室の窓際へと向かい、

思いっきり窓を開け放つ。


からら。


その音と同時に生温く

人肌くらいの温度の風が

舞い込んできた。

この気温であれば、

何もしていなくても

汗が噴き出ることだろう。

波流も私も学校に着く頃には

前髪が額に張り付いていることだろう。


美月「……30℃越えが普通になってきたわね。」


この中部活をするだなんて

私には考えられなかった。

1日約6〜8時間練習があるのだ。

室内に篭り本を読んでばかりいた

昔の私からすると考えられない。

その分、本を読む時間も

ピアノを弾く時間だって

すり減ってしまってはいる。

けれど、双方趣味だと思えば

心なしか気持ちは軽くなるのだった。


私がシャトルをぼろぼろにしたのではないか

という件に関しては

結局相手方の4人のうち

1人が非を認めたらしい。

だから一応は私の冤罪は晴れたのだ。

だが、他3人は特にこれといって

口を開いていないらしく、

非を認めた1人は嵌められたのか

それとも本当に1人でしたことなのかまでは

私には判別できなかった。

その1人は部活を辞めた。

自主的に退部したのか

辞めさせられたのかまですらも

私には知り得なくて。

そしてその子は学校に

来なくなってしまったらしい。


他3人も自然と部活に顔を出さなくなり、

遂には退部したらしいという噂を耳にした。

ただ、通常通り学校には

通っているらしい。

時折すれ違うのだが、

もうお互い関係のない間柄だと主張するように

目を合わせることも振り向くこともない。

シャトルはというと、その子が弁償したのか

新品のものがいくつか増えており、

ぼろぼろだけれどまだ使えそうなものは

これまで通りノックで使われている。

あの事件はもう終わったのだ。

多くの傷跡を残して

収束していったのだ。


私自身は部内にて

じろじろ見られるなんてことはなくなり、

あみかをはじめ、他先輩とも

交流関係を気づいている。

本当に何もなかったようで。

あみか曰く、

あの4人は殆どさぼってたし

来なくなって正解だ、

だなんて言っていたような。

ふんわりとしてそうで

思っている以上の濃度で毒を吐くものだから

少々驚いたのだが、

彼女によるとあまり4人のことを

よく思っていなかったらしい。

前々から人の悪口ばかりで盛り上がっていて

何が楽しいのか理解に苦しむ、と。

あみかもあみかで自分の中に

正義があるのだなと感じたのだ。


美月「…ふぅ。」


少しばかり肺を膨らませると

夏の香りが鼻をくすぐる。

髪は軽くといたのみで

結ぶまでは至っていなかったからだろう、

ふわりと毛先が躍っていた。


たたた。

廊下を走っているらしい音が耳に届く。

きっと悠真か樹だろう。

その足音は私の部屋の前を

通り過ぎても尚

暫くは鳴り続けていた。


樹が意味もなく走り回っていた

あの不気味な出来事から早2週間経た。

結局、今回も樹に何か悪いものが

ついていたらしく、

パパやその関係者の皆が

ちゃんと払ってくれたのだとか。

私が家に戻ってからあった時には

もういつも通りの樹だった。

幼いが故に呼び寄せやすいのか

元々の体質なのかは分からないけれど、

樹はこれからも後何回かは

こういった出来事に巻き込まれて

いくのだろうなと悲しく思った。

けれどとうの本人はけろりとしていて

ぼんやり覚えてはいるものの

そう気掛かりではないらしい。

走っていたのはつき動かされていたのか

将又体内に入った何かを

走って出そうとしていたのか、

本人に聞いてみても

「気づいたら走ってた」

とのみ返ってくる。

気にしすぎも良くないのかもしれないと

一旦はパパやママに任せておくことにした。


悠真も樹を嫌悪することなく

これまで通り仲良くしているようで

安心していたんだっけ。


そんな回想ばかり回らせていたら、

いつの間にか時間が経ていた。

こうやって時間は過ぎ去っていくのかと

実感したのだけれど、

またこの感覚は忘れ去っていくのだろう。


美月「そろそろ準備をしなきゃいけないわね。」


涼もうと思って開いたはずの窓だったが、

朝でも涼しさなんてとうに姿を消していた。

部屋に緩やかな夏を閉じ込めたところで

通学鞄を開いたのだった。


約2週間前、家出と称して

裏山の洞窟に潜ったあの日から

程々に時間が経った。

歩ねえや波流に助けてもらった日は

もう遠くに感じてしまう。


あの後、私が泣き止むまで

波流は抱きしめてくれた。

雨が降っていたにもかかわらず

2人で傘をささずにただ

涙が流れ切るのを待った。

歩ねえはというと気づけば

姿を眩ましており、

お礼を言うこともままならなかった。

涙が漸く止まった頃、

2人で裏山を後にして

一旦私の家に行ったのだ。


それから、パパとママには

勿論だが叱られた。

叱られたけれど、

戻ってきてくれてよかったと

涙されたのだった。

ママはともかくとして

パパまで涙を流していたのは

正直なところ意外だと感じていた。

2人とも、過去からすれば

人が変わったようだと思う他なかった。

それは私も然りだろうけれど。

そして、弟達もおかえりと

ひと言言ってくれたのだ。

普段であれば生意気な口をきく悠真も

悪戯ばかりしてくる樹も

その日ばかりは塩らしく

私に擦り寄ってきて。

お姉ちゃん失格だなと

心の隅で感じていた。


それから制服や鞄は

お手伝いさんに洗ってもらい、

私は数日間ぶりのお風呂に入った。

波流もお風呂に入った方がいいと

お手伝いさんやママの意見に押され、

結局入っていくこととなった。

勿論別々ではあるけれど。

そして、

「お互い今日は休もう」と

波流が言ってくれたもので、

すぐに解散の運びとなった。

私も波流も家族との時間を過ごしたのだ。


落ち着いて以降、歩ねえお礼をするため

TwitterのDMに再度謝罪の意と

感謝の念を送ってみても既読すらつかず

完全に拒絶されているのが目に見えた。

なら、何故あの時助けてくれたのだか

私にはさっぱりだった。

嫌いなのであれば放置しておけばいいものを、

何故。

しかし、実家や彼女の住む家に

行くにも憚られてしまう。

それは私の心に未だ

後悔が積もりその先の扉が

見えていないからだろう。

拒絶されているのだ。

そして、また迷惑をかけたのだ。

会いに行けるはずがない。


その考えは2週間経た

今日に至っても続いていた。


時間が経たからといって私のあの

吸血衝動が失せることなんて

もちろんなかった。

今でもあの衝動には

悩まされ続けている。

依存症を少しずつ治しているような感覚だ。

ような、というよりかは

実際そうなのだろうけれど。

きっとこの類は

飲酒やタバコ等外的なものと言うよりかは

リスカ等に分類されるのではないかと思った。

私自身自分を傷つけた経験は

この一連の件以外では

あまり思い当たる節がないので

理解に苦しむ点はあるけれど、

内的な要因…

それこそドーパミンだとかによって

辞めたくても辞められない

状態になっているのではないか。

そう考えたのだ。


そこで、波流と後日話した結果

生まれた案がトマトジュースを飲む、

と言うことだった。

側から聞けば何故、と

馬鹿げている話に見えるかもしれない。

まず、視覚的に騙すこと。

そして、そのトマトジュースには

波流の血が混ざっていると

ひたすら心の中で

唱え続けながら口にし、脳を騙すこと。

そのために選ばれたのが

トマトジュースだったのだ。

匂いまでは流石に似ていないけれど、

それと並行して波流から

血をもらう回数を徐々に減らしていった。

初めは2日、次は2日と半日。

そして3日…と。

今は4、5日に1回くらいと

段々と感覚は空いてきている。

それも、直接ではなく

ガーゼに吸わせたものを

私が口にする、というように

ワンクッション挟んでいる。

その間もトマトジュースを飲んでいなければ

相当疼いてしまうのだけれど、

それでも家出前と比べれば

可愛いものだろう。


まだ、異変は続いている。

続いてはいるけれど、

漸く安寧の暮らしが手元にやってきた。


大きく変わってしまった、と

嘆きと共に嬉々とした笑顔を浮かべた。





***





「ありがとうございました、お疲れ様でした。」


額は先程拭き取ったものの

またぽつりと汗の影が浮かびあがっている。

もう夕方へと時計は進み、

号令後は皆揃って

部室やら更衣室へと向かってゆく。

かくいう私もそうだった。

体育館に好きで残るような人はおらず、

皆汗を流したいと愚痴をこぼしたり

かぽんと音を立てては

水筒内の飲み物を口にしたりと、

各々の方法で夏を逃している。


あみか「暑いね。」


美月「そうね…。」


あみか「これで夏休み前だよ。」


美月「夏休みが始まったらどうなっちゃうのかしらね。」


あみか「今からお先真っ暗ー。」


美月「熱中症に気をつけながら頑張るしかないわね。」


あみか「お、前向き。」


美月「じゃないとやっていけないわ。」


あみか「わあ、元気出る。頑張ろー!」


あみかは将来が不安だと

顔を曇らせていたはずだが一転、

そのようなことを忘れ去ったかのように

顔を上げてせかせかと着替えだした。

ひとからの影響を受けらすいとは

このようなことを言うのだろうか。

服を脱ぐと、タンクトップまで

汗で浸されていることに気がついたが、

鞄の中身を漁っても

生憎それらしきものは出てこない。

今日に限って忘れてしまったらしい。

後は帰るだけだから平気だと

いくらか心の中で繰り返し、

制汗シートで体を拭く程度でやめておく。

匂いや張り付く感覚など

気持ち悪さは抜けないが、

先程よりから幾分もましだろう。


2人で鞄を持ち、

更衣室を後にすると

外の無視ているけれど

心地いい風が私たちを覆う。

あみかがよいしょと言いながら

鞄を肩にかけ直していた。


あみか「今日一緒に帰れるー?」


美月「あぁ、今日はごめんなさい。」


あみか「今日は遊留先輩と?」


美月「そうなの。」


あみか「最近仲良しだよねぇ。」


美月「まぁね。」


あみか「何々、あまーい関係とか?」


美月「まさか。何言ってるのよ。」


あみか「あはは、冗談だよー。じゃあ、月曜日は一緒に帰れそう?」


美月「えぇ。これからも時々先輩と帰るけれど、その日以外は一緒に帰れるわ。」


あみか「やったー。それじゃ、また今度ね!」


美月「またね。」


あみかは手を振ると

颯爽とここを後にした。


彼女とは波流に会う日以外かつ

部活がある日では

よく一緒に帰るようになっていた。

部活中でも自然とペアを組むことが多く、

それとなく話が弾むことがある。

燥ぐと言う意味では

盛り上がっていないことになるけれど、

居心地が悪いわけではない。

その程度の関係だった。


なら、波流はどうなのだろうか。

そう感じながらいつもの

音楽室で待っている時だった。

どこかで誰かが歌う声が聞こえる。

放課後練習だろうか。

楽器の音もいくつか聞こえた。

音楽科棟だからだろう、

まだ少しの部は活動しているようで。


美月「ふふー…ふーん…。」


負けじと鼻歌でも歌ってみると、

教室いっぱいに満たされてゆく音楽。

ここに春風が吹けば

それはもう心地いいものとなる。

心底気持ちがよかった。

それでもやはり足らず、

欲の赴くままにピアノへと向かって

迷いなくその布を捲り上げる。

使った後はきちんと片付けをしなければ。

そう思いながら椅子の高さを調節し、

腰を下ろしてみれば新しく

生まれ変わったような感覚。

緊張感と共に心の底から湧き上がる

色味の溢れた何か。

そうだった。

この感覚が好きなんだった。

それもあってピアノを続けていたのだった。


家庭のバランスが崩れたあたりからは

ピアノは本格的にやることはなくなり、

賞だって取れなくなり

コンテストにも出場しなくなったが、

それでも趣味程度に続けていたのには

きちんと理由があったのだ。

私は音楽が好きだった。

私だけの世界が作れるこの

モノトーンの音が好きだった。

そうだ。

忘れてしまうことばかりだ。


美月「…。」


そっと手を置き、そしてひと想いに

思うがままに鳴らしてみる。

それは、最近聴いている

何かしらの映画の曲だった。

歌詞はついておらず、

何かのシーンのバックミュージックらしい。


繊細な音が好きだった。

世界を彩る音が好きだった。

時に力強い音が好きだった。

生きていると心底実感できる音が好きだった。

時に身を翻し飛んでいけそうな、

そんな音が好きだった。

夏のような音が好きだった。

あの夏が好きだった。

音で溢れた夏だった。

大好きだった。

大好きだったんだ。

大好きの詰まった夏だった。

これでもかと言うほど

夏を詰め込んだ音ばかりだった。


今でも蝉の声が木霊して聞こえる。

鳥の声も、遠くで鳴るゴミ収集車の音も、

近くで呼吸しているあなたの音も

全部全部恋しかった。


手足を思うがままに動かす。

私は自由なんだ。

もう虐待だとか家庭環境には

悩まず好きなことをしていいんだ。

それでも引っかかり続けるのは

歩ねえのことだった。


歩ねえは髪を切っていた。

過去の記憶の通りであれば

長い綺麗な黒髪を下ろしていて、

時に、それこそ夏場には

縛っていたような気がする。

それが、今ではどうやら

ショートだとかボブ程度の

長さになっていたのだ。

彼女は、過去を切り落としたのだろうか。

もう苦しくはないのだろうか。

もう、過去のことになったのだろうか。

過去は、過去は明度の高い

風景になっていったのだろうか。


不意に、先週あたりの出来事が過ぎった。

それは波流に、何故歩ねえが

助けに来てくれたのかを聞いた時だった。

歩ねえと私の関係を

説明した後のこと。

確かその話をしたのも

この音楽室ではなかっただろうか。





°°°°°





美月「ねえ波流。」


波流「ん?」


美月「聞きたいことがあるのよ。」


波流「お、何々?」


美月「あの日…前、裏山まで助けに来てくれたじゃない?その時のこと。」


波流「あぁー…。」


美月「どうして歩ねえがいたの。」


波流「Twitterでね、私が美月ちゃんがいなくなったって騒いでるところにね、三門さんが呟いたの。「居場所、多分わかる」って。」


美月「…そう。」


波流「それで場所を聞いたんだけど、そのかわり何でこうなってるのか嘘抜きで教えろ…と。」


美月「条件付きだったのね。」


波流「そう。それで、私はそれを呑んで当日美月ちゃんの家の最寄駅に集合って。」


美月「だからあの時指を…。」


波流「…だね。血を飲めばましになるって知ってたから。」


美月「…。」


波流「私も後ろで見てたけど、迷いなくってちょっとびっくりしちゃった。」


美月「前はもっと考えこんでから動くイメージがあったけど、変わったのね。」


波流「それか前から決めてたんじゃない?」


美月「前から?」


波流「そう。私が話してから美月ちゃんの元に着くまで考えた上での行動だったんじゃないかな。」


美月「…そうかもしれないわね。にしても、歩ねえが自分から関わりにくるだなんて信じられないわ。」


波流「そっ…かぁ。」


美月「えぇ。無視していてもおかしくないはずなのに。」


波流「…。」


美月「それに、波流も波流でよく2人で会おうだなんて思えたわね。顔合わせたことなかったんじゃないかしら?」


波流「うん。Twitterでも結構さばさばしてるイメージだったから怖い人かと思ってたよ。…まあ、実際ちょっと怖かったけど。」


美月「けど?」


波流「思ってるより小さくて威圧感もそんなになかった…かな?」


美月「疑問形になってるあたりちゃんと威圧感に負けてるじゃない。」


波流「あ、あはは…花奏ちゃんに三門さんの扱いを聞いておくべきだったなーって思ったよ。」


美月「あぁ…花奏は…なんかこう、特殊よね。」


波流「特殊?」


美月「普通、あれだけ拒否されたら近づかないと思うのよ。」


波流「確かに。何かあるのかな、それこそ私たちみたいなさ。」


美月「あぁ…不可解なことに巻き込まれているんじゃないかってことかしら。」


波流「そう!」


美月「…あまり考えたくない事態ね。」


波流「そうだよねぇ…。」


美月「…。」


波流「あ、そうだ。」


美月「何かしら。」


波流「ひとつ、三門さんから美月ちゃんに伝えといてって言われたことがあるの。」


美月「えっ。」


波流「三門さんが帰っていっちゃう直前にね、言ってたよ。」





°°°°°





美月「『かくれんぼは下手なんだから、もうやめとけ』…か。」


ぽーん…。

最後の音を弾き終えて、

その言葉を噛み締めた。


歩ねえは、全部を

忘れているわけではなかったのだ。

それは苦いものかもしれない。

苦しいものかもしれない。

思い出したくないほど

色のないものかもしれない。

けれど、それでも

どんな形であれあなたの記憶に

刻み込まれている事実が

少しばかり苦しくて嬉しい。

楽しい思い出もあなたの中には

まだ生きていたのだから。


その時、扉が開く音がした。

きっと波流だろう。

私はこの後血をもらい、

そしてまた日々を生きていく。

この異常の治し方は

これで合っているのか分からない。

けれど、昔よりは良くなっている。

この事実を信じ続ける他

ないのだと思うのだ。

完治するかはわからないけれど、

今はこの生活を続けるのみ。


さて。

ピアノを閉じようと手をかけた時だった。

ふわりと夏風が薫った。

いつも、過るのは夏ばかり。





°°°°°





美月「私は絶対ピアニストになるわ!」


歩「そっか、みーちゃんピアノ上手だもんね。」


美月「いつか聞いてほしいなー。」


歩「聞きたい!」


美月「ママかパパがいいよって言ってくれたらね。」


歩「楽しみだなぁ。」


美月「大人になったら外国の音楽を勉強できる学校に行ってね、1番のピアニストになるの!」


歩「かっこいい!」


美月「でしょー。」


歩「うん、みーちゃんなら絶対なれるよ!」





°°°°°





…あぁ。

まだ歩ねえにピアノ、

聞かせてあげれていないなと

不意に蘇ったのだった。

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