WFキャラクター設定①

■冒険王アドヴェンスド

●レアリティ:SSR(恒常) ●コスト:12

●種族:人間 ●性別:男性 ●年齢:65

●適正:近攻 ●属性:土

●固有装備:水晶槍『ジャウハルラ』

 装備詳細:冒険王がとある洞窟を冒険時に発見した、全体が蒼く美しいクリスタルで出来た槍。何故か非常に頑丈であり、全く折れず、刃こぼれもしない。

●奥義『混沌を越え冒険の先へ』

 効果:敵全体に大ダメージ。敵全体にドロップ率UP状態を付与(3ターン)。味方全体のスキルゲージ上昇(極小)。

 解説:自慢の鋼鉄の馬に引かせた鋼鉄製戦車で突撃する。冒険で見つけた謎の部品を用い、リベルハイトの技術者が造り出した兵器である。

●パッシブスキル

 ・王の風格 味方全体の攻撃力UP(中)

 ・常勝の軍略 味方全体の全能力UP(極小)

 ・永遠の冒険 自身の防御UP(中)

 ・王の眼 自身の有利属性での攻撃力UP(小)

●人物詳細

◇リベルハイト王国第12代国王。齢60を超えて尚、王としても戦士としても、そして何より「冒険家」として現役である。年齢を感じさせぬ筋骨隆々の体躯と明晰な頭脳、そして溢れ出るカリスマはまさしく王。また、人の才覚を見抜くこと、磨くことにおいて天賦の才を有する。彼曰く、「流れ」を感じるとのこと。彼の治世においてリベルハイトに反乱は1度として起こらず、戦争でも負けはない。

◇本人は戦争や政治といった他のどんなことよりも「冒険」が好き。未知の地へ赴き、知らぬ物を見て、珍しき物を食し、現地の者と友好を深め、その地の文化に親しむ。それこそが彼の生き甲斐であり、人生の意味。彼自身はとっとと王位を退き、余生を冒険に費やしたいと考えているが、国民からの支持がありすぎて辞めるに辞められない状況。もっとも、昔から勝手に国を飛び出して冒険に行くことは頻繁にあり、それは今も続いている。特に最近は息子の1人に国内の事を任せて冒険三昧。王としては名前だけ貸しているような状況である。それでも国が揺らがないのは、冒険王自らが見出した優秀な文官が国を運営し、彼が鍛えた精強なる軍隊が国を護り、国民たちが国を支えているから。

 様々な世界が混ざり合う「カオス」は彼にとって最高の世界。やがては「カオス」の総てを冒険しきることが今の夢。永遠に続く戦乱が終われば冒険しやすくなるので、主人公の目的は好ましい。ついでに、その主人公の旅路自体も「冒険」なので彼の大好物である。

 彼は既に「冒険」にて数多の「未知」を見つけてきた。故に、彼が「冒険」の度に記している冒険記は、この「カオス」において最も価値ある書物の内の1つと言っても過言ではないだろう。

 ――その「冒険」は果て無き王の娯楽。彼は混沌すら楽しみ尽くす。


●スカウト時セリフ:

「む?なんだ、小僧。お主からは奇妙な流れを感じるな。…何ィ?世界を平定する?ガァハハハハハハ!!!この永遠の混沌をか!何とも面白い!儂も混ぜよ!お忍びのプチ旅行が大冒険に様変わり!これだから冒険はやめられん!」




☆☆☆☆


■殺人鬼ロア・ロア

●レアリティ:SR(恒常) ●コスト:10

●種族:人間 ●性別:女性 ●年齢:12

●適正:近攻 ●属性:土

●固有装備:水晶短剣『バウハルラ』

 装備詳細:冒険王がとある洞窟を冒険時に発見した、全体が蒼く美しいクリスタルで出来た短剣。何故か非常に頑丈であり、全く折れず、刃こぼれもしない。

●奥義『混沌の底から冒険の空へ』

 効果:自身の攻撃・敏腱UP(中・2ターン)+敵単体に特大ダメージ&「致命傷」状態付与(3ターン)。※「致命傷」状態の敵は被ダメージ増加

 解説:背中に背負ったランドセル型の装置で低空を高速飛行し、すれ違いざまに敵を斬りつける。冒険王が冒険で見つけた謎の部品を用い、リベルハイトの技術者が造り出した兵器。もっとも、飛行速度が速すぎる&操縦が効かないので、現状ではロア・ロアしか使えない。

●パッシブスキル

 ・殺人鬼 人型の敵へのダメージ上昇(大)

 ・王の従者 「冒険王アドヴェンスド」がいると全能力上昇(中)

 ・永遠の冒険 自身の防御UP(中)

●人物詳細

◇リベルハイト王国第12代国王アドヴェンスドの侍従。一時期は連続殺人鬼としてリベルハイトを騒がせたが、冒険王に捕らえられる。その後、何やかんやあって冒険王の部下(強制)と相成った。冒険王は最初、彼女を孫のいずれかの嫁にしようと考えていたが、全ての孫が殺人鬼は嫁にしたくないと断固拒否したらしい。当たり前である。

◇金髪蒼眼の幼女。可愛らしい見た目だが、少なくとも40人を殺害した正真正銘の殺人鬼である。物心ついた時から「殺し」しか教えられず、それが正しい事だと洗脳されていた経緯があり、価値観・倫理観は完全に壊れてしまっていた。

◇ある日、冒険王自らが囮になるという前代未聞の作戦によって、ロア・ロアは捕らえられる。冒険王はその場で彼女の戦闘技能と天性の直感、そして強い運命の「流れ」を見抜く。彼女を殺人鬼に仕立て上げた裏組織を壊滅させた後、「殺人は罪!されど、この童女の境遇は酌量の余地があろう!幼子を導くが大人、そして国の在るべき姿!であれば、今に至るまで救い出せなかった王たる儂にこそ罪あり!罪には罰!故に、この童女は儂の預かりとする!殺人鬼を身近に置き続けること、これが王の定めし罰である!」と、王の強権を一方的に発動して、ロア・ロアを自らの臣下としてしまった。

 その後、冒険王はロア・ロアに食事を与え、服を与え、様々な事を教えた。彼女は彼女が知っている常識に則り何度も彼の殺害を試みるが、全ては簡単にあしらわれる。そうして、彼女は間に幾度もの殺人未遂を挟みつつ、多くの事を学んでいく。その中で何よりも多く深く教え込まれたのは、当然ながら「冒険」のことであった。

 冒険王は彼女に「冒険」の素晴らしさを何度も語ったが、壊れた彼女は理解できない。だが、冒険王は諦めなかった。「冒険」は全ての存在を虜にすると王は信じていたから。なので、冒険王は彼女を「冒険」に連れまわした。幾度もの「冒険」で彼女は多くに触れ、多くを見て、多くを知る。結果、ゆっくりと、しかし着実に幼女の心は豊かになっていった。

◇数年の時を経て、殺人鬼ロア・ロアは冒険王の腹心の部下に成長することとなる。未だ幼くとも、培われた殺人の技術と天性の勘は、冒険王に鍛えられて至高の戦闘技能へと昇華された。現在、リベルハイトで最も王の「冒険」を理解しているのは彼女に他ならない。「リベルハイトの冒険姫」と呼ばれることも増えてきたらしい。

 ――泥の底で生まれた少女は、王の手で「冒険」へと引き上げられる。


●スカウト時セリフ:

「すみません。おじいちゃ…コホン。冒険王様を見ませんでしたか?「冒険」に行ったきり戻ってこないのです。まったく、ロアを家臣たちへの囮にして1人で冒険に行くなんて…!見つけたらただじゃおかないです!」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る