第13話 え、まさか童貞?アセアセパパ

このパパとは、SNSで知り合った。

最初は、日記みたいなのにイイネとかコメントをし合う感じだったのが、そのうち直接やりとりをするように。


そして、「〇〇ちゃん、可愛いよね、いいなぁ。彼氏が羨ましい。」


「いやいや、彼氏なんていないですから(笑)」


「〇〇ちゃんのこと独り占めしたいなぁ」


「ええ、どうしようかな、タダじゃ動きませんよ(笑)」


なんて、冗談を言い合っているうちに、対価ありで会うことになった。


とりあえずは、初めましてのご飯に。

やり取りしていた印象と変わらず、気さくなおじさんという感じだ。


しかし、話をしていくうちに、衝撃の事実が発覚した。

おじさんは、素人とは経験がない。

いわゆる、素人童貞ってやつだ。


風俗以外での女性との経験がない、とのこと。

え、素人に限ったらもう魔法使いじゃん。


えい、ザラキーマ!


そんな衝撃的な事実をカミングアウトされつつも、ホテルへと向かう。

「なんだ、つまるところ、素人で筆下ろしするのは初なのか…」

私でいいのかと思いつつも、割と好条件だったのもあり、これでいいのだ〜と思いつつホテルに入る。


とりあえず双方シャワーを浴びる。

ちなみに私は一緒にお風呂は入らない派だ。


そして、ベッド・イン。

緊張のせいか、当初はふにゃふにゃだったおじさんJr。

しかし、緊張もほぐれてきたのか、メキメキと頭角を現した。


なかなか良いもの持ってるじゃないの…

と思いつつ、おじさんJrを愛でてあげる。


ピクリピクリと動くJr。

ダメよまだイカせてあげないわ。

ダメよダメダメ。


私の中の、かすかなS心が芽生えた瞬間。


そして、おじさんJrの筆下ろしの儀式。


おじさんJrの筆下ろしの儀式は、俗に言う「三擦り半」で終了した。


ペロリンチョ、パックンチョと愛でたせいもあり、発射オーライ状態だったようだ。


無事に、「童貞」を捨てられたおじさん。


ミネラルウォーターで祝杯をあげた。


ある意味、このおじさんは私の「作品」だ。



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