111.一週間が経って
俺は馬車に揺られながら、街の復旧作業をしている人たちを眺めていた。
オリヴァーの暴走や魔獣の氾濫が起こったあの日から、一週間が経過した。
あの事件以降、《夜天の銀兎》の探索者もほぼ全員が復旧作業に参加していた。
昨日で瓦礫の撤去などが終わり、今日からは本格的な復旧作業に移ると聞いている。
それに伴って《夜天の銀兎》も、平常運転に切り替わった。
瓦礫の撤去や埋もれてしまった人の救出では、俺が開発した【
この魔術は元々軽いものしか浮かせることが出来なかったが、感謝祭の準備期間中に魔術開発室の知識も借りて改善を図った。
その結果、人間よりも重いものも浮かせることに成功した。
だけど、この魔術で人間を含めた生物全般は浮かせることが出来ない。これは推測になるが、生物に備わっている魔力抵抗力が関係していると思われる。
今の状況でこれを言うのは不謹慎かもしれないが、【
この一週間、俺自身も街の復旧を含めた事後処理に追われ、これらのことに集中できていたが、ある程度忙しさも落ち着いてくると、あの日のことを色々と考えてしまう。
俺はオリヴァーに負けた。
あいつとの戦いで腹部を貫かれたときは、死を覚悟した。
だけど死ぬことは無く、次に気が付いた時には街の南部にある森の中に居て、オリヴァーは意識を取り戻していた。
その時のオリヴァーの憑き物が落ちたかのような表情をしていたのが、すごく印象に残っている。
『オルン、お前は自分が決めた道を真っすぐに突き進んでくれ。お前がどんな選択をしようとも、俺
軍に引き渡す時にあいつが俺に言った言葉が、今も俺の中で渦を巻いている。
何故、オリヴァーは街を破壊したのか。
何故、意識を取り戻した後のオリヴァーはあんなにも穏やかだったのか。
何故、俺は今も生きているのか。
それら以外にも、今回の一件はわからないことが多すぎる。
俺はこれから今回の件について調べていくつもりだ。
ここ最近は解せない出来事が多すぎる。
単なる偶然で片付けてはいけない、そんな気がする。
そしてあの日から俺は何度も同じ夢を見ている。
その夢の内容は、俺がオリヴァーに負けてから森で目を覚ますまでの間の出来事だ。
夢の中の俺は、あれだけ強かったオリヴァーを終始圧倒していた。
あくまで夢だとわかっているが、感覚が妙にリアルで、夢から覚めた後はなんとも言えない感覚に襲われる。
もしも、万に一つの確率で夢の出来事が事実であれば、俺の中にはあれほどの力があるということになるが、夢の俺はなんでそんな力があることを知っていたんだろうか。
◇
目的地に着くまではまだ時間が掛かりそうなため、先日の事件について改めて整理することにした。
先日の事件は二つの事柄が同時に起こった。
一つ目がオリヴァーによる街の破壊。
話によるとオリヴァー以外に勇者パーティ所属のフィリー・カーペンターも街を破壊していたらしい。
更にアネリとデリックはギルドに危害を加えようとしていたところを、ウィルとレインさんによって捕らえられた。
これらに伴い、現在勇者パーティメンバーはフィリー・カーペンターを除いて全員が拘留されている状況だ。
彼女に関してはこの事件の直後から行方をくらましたと聞く。
勇者パーティの面々の現状はこれくらいしか知らない。
だけど、これから行く場所で詳しく聞けるだろう。
そして二つ目が大量の魔獣が地上に出てくる現象――魔獣の氾濫だ。
それもツトライル周辺に存在する五つの迷宮全てから。
氾濫が起こるのは本当に稀だ。
迷宮は国内にいくつも点在しているが、それでも国内で魔獣の氾濫が起こる頻度は数年に一度あるかないか程度のもの。
それが五か所も同時に起こるなんて明らかにおかしい。
原因については現在調査中らしい。
氾濫に関してはセルマさんの異能のおかげもあって、後手に回ることなく早々に対処できたことが大きかった。
西門付近では魔獣による被害が出たようだが、他の場所では魔獣の侵入を防ぐことに成功し、街への被害は最小限に留めることができた。
今回の事件で被害を受けた人も少なからずいるものの、事件の規模から見ると、今回の結果は充分と言えるだろう。
◇
先日の事件について思考を巡らせていると、馬車が動きを止め、続いて扉が開いた。
「オルン様、到着いたしました」
扉を開けた燕尾服を着た初老の男性が声を掛けてきた。
「ありがとうございます。フィリップさん」
フィリップさんはフォーガス侯爵に仕える筆頭執事だ。
馬車から降りると巨大な屋敷が視界に入り込む。
(数か月ぶりだけど、相変わらず大きいな)
俺がやってきたのはフォーガス侯爵の屋敷だ。
昨日侯爵の使者が突然やってきて、今日屋敷に来るよう言われた。
フィリップさんの案内に従って屋敷の中に入る。
連れてこられた場所は、勇者パーティ時代に何度が訪れたことのある侯爵の執務室ではなく、貴族を相手にするような立派な応接室だった。
「よっ、オルン! 一週間ぶりだな!」
部屋に入ってきた俺に第一声を浴びせたのは、ソファーに座りながらまるで自分の実家のように寛いでいる《赤銅の晩霞》のハルトさんだった。
ふてぶてしいというか、なんというか。
「君がオルン君か。――まずは此度の件、街を救ってくれてありがとう」
俺を見て立ち上がったフォーガス侯爵が頭を下げながら礼を言ってくる。
(プライドの塊のようなフォーガス侯爵が、俺に頭を下げるだと……?)
いきなりのことで理解が追い付かなかった。
それに、この人は最初になんて言った? 『君がオルン君か』と言ったのか? それではまるで初めて俺を見るかのような発言じゃないか。
「……お久しぶりです、フォーガス様。ハルトさんもお久しぶりです」
「あぁ、君は元々勇者パーティに所属していたんだったね。私とは面識があるのか」
「フォーガス様、それじゃあわかんねぇだろ。――オルン、この人は記憶喪失なんだ。ここ十年の記憶を無くしている。つまりお前のことを知らないんだ」
「…………は?」
俺はつい間抜けな声を漏らしてしまった。
記憶喪失でここ十年の記憶がない?
「どうやらそのようでね。ひとまず復旧の初動が落ち着いて来たから、ここいらで君たちと話がしたかったんだ。――オルン君も腰かけてくれ」
ハルトさんの爆弾発言に戸惑いながらも、侯爵の指示に従いハルトさんの隣に腰かける。
「さてハルト君、それでは教えてくれないかい? 私が
……侯爵が引き起こした?
先日の事件の原因は侯爵にあるのか?
「わかった。俺に話せる範囲内にはなるが、まず先日の事件、フォーガス様が引き起こしたかどうか正直なところわからない。だが、ルーナの話を聞く限り犯人はフォーガス様だろう」
ハルトさんの口調に驚くが、侯爵は気にしていないようだ。
ひとまずハルトさんの話を聞くことにしよう。
「話は前後するが、フォーガス様の記憶喪失はフィリー・カーペンターによるものだ。彼女の異能は【認識改変】。記憶を書き換えることも可能だ。これは推測になるが、フォーガス様はこの十年間で何度も【認識改変】を受けていた」
【認識改変】……。
字面だけでもとんでもない異能だということがわかる。
それに【認識改変】なんて異能が本当にあるのであれば、ここ最近で感じた勇者パーティ関係者の違和感についても説明が付く。
彼らの変化にも彼女が関わっていると考えるのが自然か。
……この話が事実なら、だが。
「恐らくこの十年でフォーガス様は色々と
何故、ツトライルでは無名だったフィリー・カーペンターが勇者パーティに入れたのか、そこに疑問を覚えていたが、彼女と侯爵が繋がっていたとしたら納得できる。
「そして、フィリーによる処分を恐れたフォーガス様によって、オリヴァーが暴走した、と俺は考えている。その方法に関しては、悪いが話せない。再び実行される可能性もあるからな」
「つまり、オリヴァーのあの行動は、フォーガス様の指示によるものということですか?」
「いや、指示とは違うだろうな。フォーガス様には街を破壊しても何もメリットはない。オリヴァーをフィリーにぶつけようとしたんだろう。暴走したオリヴァーの強さは他とは一線を画す。それはオルンが一番理解しているんじゃないか?」
「……そうですね。あの時のオリヴァーの強さは異常でした」
殺さないために魔剣の切れ味を無くしたりといったことはしたが、バフを七重で掛けていたんだ。あの時の俺は全力だった。それでも負けた。
「ということは街を破壊するつもりはなかったが、結果的に私が街を破壊するきっかけを作ってしまった、というわけか」
「ま、そうなるだろうな。それと追い打ちをかけて悪いが、魔獣の氾濫も元をたどればオリヴァーが暴走をしたからだろう」
「それは、どういう意味だ?」
「あの氾濫を引き起こしたのも、またまたフィリーだ。働き者だな、あいつ。――恐らくオリヴァーが暴走したことでアイツの計画が崩れたはずだ。その計画を修正するために魔獣の氾濫を起こしたと俺は思っている。まぁ、あいつが計画していた内容は知らないし、氾濫がどう計画の修正に結びつくのかはわからないが、何かしらの企みがあったことは間違いない」
あの氾濫が人災だとは思っていたが、実際にそうだと言われるとやはり驚きはある。
人が魔獣を操るなんて。これも【認識改変】の応用なのか?
「ハルトさん、彼女は何者なんですか?」
「あいつは《シクラメン教団》の一員だ。それもただの構成員ではなく、かなり上の、クランで言うところの幹部に当たる人間だ」
「「――っ!?」」
《シクラメン教団》といえば二大犯罪組織に数えられている犯罪者集団だ。
そこの幹部だと!?
「私が、そんな人間と懇意にしていたと……。ということは、今回の一件はすべて私が原因というわけか……」
「あくまで今の話には俺の推測が多分に含まれている。これが事実とは限らない。ある程度的を射ているとは思ってるがな」
その言葉を最後に部屋が静寂に包まれた。
ハルトさんは話すことは話したという表情をしていて、侯爵は目を閉じながら考え事をしている。
しばらくの沈黙の後、侯爵が口を開く。
「ハルト君、教えてくれてありがとう。やはり私は罪を償わないといけないみたいだ。責任を取って、領主の立場を降りることにするよ」
侯爵が考えた末に出した答えは領主の退陣だった。
なるほど、確かに責任の取り方として今の立場を退くというのも手段の一つだろう。
――だけどその選択は、看過できない。
「罪を償うのが、領主を降りるということですか?」
俺は侯爵に問いかける。
「そうだ。今のハルト君の話を公表しても、私が処罰されることは無いだろう。だから自分から降りるんだ」
「確かに今の話はハルトさんの妄想かもしれません。明確な証拠が無いですし」
ハルトさんが「おい……」とツッコミを入れてくるが、それは無視して侯爵を真っすぐに見据え、更に言葉を紡ぐ。
「証拠がない以上、フォーガス様の言われた通り、貴方が処罰されることは無いでしょう。責任の取り方として領主の立場を退くというのも確かに方法の一つだと思います。――ですがそれは、罪を償うことには繋がらない、と俺は思います」
俺の中でいろいろな感情が渦巻いている。
「本当に罪を償う気があるなら、領主の椅子にしがみついて、今回被害に遭われた人たちのために身を粉にして働いてください。一日でも早く街を復旧させ、守るべき民を安心させてやることが、今の貴方のやるべきことではないですか?」
こんなこと俺が言えた義理じゃないことはわかっている。
だけど、言葉が次から次へと溢れてくる。
「もしも、ハルトさんの言っていたことが事実であれば、俺は貴方を許せません。オリヴァーを苦しめて、無関係な人たちを大勢傷つけて。……ですが、貴方の中に罪悪感があって、罪を償おうとする思いが本物なら、逃げないでください」
俺が言いたいことを言うと、再び部屋が静かになる。
「…………そうか、私の選択は〝逃げ〟であったか」
侯爵が寂しげな表情をしながら小さく呟いた。
「差し出がましいことを申しまして、申し訳ありません」
「いや、良い。確かにオルン君の言う通りだと思う。私はまだ自分の罪と真正面から向き合えていなかったんだろう。私の記憶に無いことだからと、どこか他人事に捕らえていた部分があるのも事実だ」
「それは仕方ないだろ。色々言ったが、元凶はフィリー・カーペンターだ。フォーガス様もある意味では被害者になる。俺としては領主がこのままだろうが代わろうがどっちでもいい。ただ、今のアンタなら俺たちを優遇してくれそうだし、俺にとってはこのまま領主で居てくれた方がプラスかもな」
ハルトさんが茶化すようにそう言う。
恐らく侯爵が罪の意識を強く持ちすぎないようにと思っての発言だろう。
「二人ともありがとう。私はここで誓うよ。この街を世界で一番良い街にすると」
「あぁ、期待しているぜ。この街の雰囲気は好きだからな。更に過ごしやすくなるなら文句はねぇな」
◇
「フォーガス様、一つ聞いても良いでしょうか?」
良い雰囲気になったところで、俺は最初から疑問に思っていたことを侯爵に質問するために声を掛ける。
「なにかな?」
「私がここに呼ばれた理由についてです。ハルトさんの話を私に聞かせるためだったのでしょうか?」
そう、俺がここに呼ばれた理由がいまいちわからない。
確かにハルトさんの話を聞けたことが大きかった。
これが事実かどうかはこれから確認していくつもりだが、取っ掛かりとしては充分すぎる。
だけど、これを聞かせるためだけとは思えなかった。
「うん、それもある。君は今、オリヴァー君の魔の手から街を救い、南門に現れた魔獣を一掃した《英雄》と呼ばれているからね。この一件の最大功労者である君には、この話を知る権利があると思ったんだ」
侯爵の言う通り、先日の新聞でオリヴァーを捕らえたことで、街の被害を阻止した功労者として俺のことが取り上げられ、その際に《英雄》と書かれていた。
《英雄》と呼ばれている探索者は既に帝国にいるんだけどな。
「なるほど。『それも』ということは、それ以外の理由とは何でしょうか?」
「非公式にはなるが、君の望みを叶えたいと思ってね。君の唯一の同郷を罪人にしてしまったのだ。それにもかかわらず私の尻拭いをしてくれた。私にできることであれば、どんなことにも応えよう。何か要望はあるかな?」
要望か……。タイミングが良かったかもしれない。
後で俺から侯爵に直談判するつもりだったわけだし、これにしよう。
「ご配慮いただきありがとうございます。では、お言葉に甘えて、一つお願いしたいことが――」
俺は自分の望みを侯爵に伝えた。
これについては、断られたとしても自分の力で何とかできる算段は立っている。
だけど、自力では労力と時間が掛かることになるから、侯爵が口利きしてくれるのであれば、非常にありがたい。
「……なるほど」
俺の望みを聞いた侯爵が、神妙な表情で呟く。
「誘拐の件に関しては証拠を取り揃えています。難しいでしょうか?」
「……君もわかっていると思うが〝彼〟は難しい。だけど、彼に関しては既に別の条件で取引が成立しているため、極刑にはならない。そこは安心してほしい。彼以外であれば、すぐに手を回すと約束しよう」
ま、当然だな。
あいつについては、今すぐどうこうできる状況でないことはわかっている。
極刑が無いと侯爵の口から聞けただけで今は充分だ。
「はい。承知しています。では、お願いできますか?」
「あいわかった。ではこの件について話を詰めようか」
◇
「――それではよろしくお願いいたします」
それからしばらく侯爵とすり合わせを行った。
俺も納得のいく内容に落とし込めたし満足だ。
それにしても、今回の打ち合わせで侯爵が優秀な人間であると改めて実感させられた。
十年のギャップがあるはずなのに、打ち合わせをしている間は、それを全く感じさせなかった。
大迷宮という異物を抱えた大都市を統治する人間の能力の高さに、ただただ舌を巻く。
これだけの知識量と頭脳、それに権力があれば、完全犯罪を成立させるのも容易だろうと納得させられた。
……今では本人は記憶をなくしているし証拠が無いから、彼が罪を犯しているのか、実際のところはわからないけど。
オリヴァーに対して行ったことは決して許せるものではないけど、領主を任せても問題無いと思う。
次に俺の大切なものに危害を加えようとした場合は、当然容赦しないが。
「うむ。任せてくれ。――二人とも今日は時間を取らせてしまって悪かった。今後も探索者としての君たちの活躍を期待しているよ」
◇
俺が侯爵と打ち合わせをしていた最中も俺の隣で寛いでいたハルトさんと一緒に屋敷を出てから、フォーガス家の馬車に乗り込む。
「なぁ、オルン。一つ聞いてもいいか?」
俺の対面に座っているハルトさんから声を掛けられる。
「いいですよ。何ですか?」
「どうやってオリヴァーを捕らえたんだ? 俺はずっとお前たちの戦いを見ていたわけではないが、俺が見たときはお前が劣勢だったからさ」
真剣な表情をしたハルトさんが真っすぐに見つめてくる。
ここまで真剣なハルトさんは初めて見たかもしれない。
「……信じられないかもしれませんが、よく覚えていないんです」
「……」
「気が付いたらオリヴァーを無力化していて」
「……そうか」
こんな回答じゃ納得なんてできないはずなのに、ハルトさんはこれ以上深く追及してくることは無かった。
追及が来ないのはありがたいけど、なんでだ?
「それじゃ、もう一つ聞いてもいいか?」
そんなことを考えてくると再びハルトさんが口を開く。
「はい」
「お前はこれからも《夜天の銀兎》で探索者を続けるのか?」
なんでそんなことを聞いてくるんだ? もしかして引き抜きとか?
「俺はクランの幹部ですし、そう簡単には脱退できませんよ。それに幹部の件を抜きにしても、俺は今のクランは気に入ってますし、脱退をする気はありませんね」
「……そうか」
ハルトさんはその呟きを最後に、口を閉ざした。
質問の意図はわからなかったが、とりあえず納得してくれたってことでいいんだろうか?
それでは、今回はこちらから声を掛けよう。
「ハルトさん、一つ頼み事があるのですが」
「頼み事? オルンが、俺に?」
俺からハルトさんに頼み事があると伝えると、ぽかんとした表情で問いかけてくる。
「はい。俺から、ハルトさんに、です」
「……内容にもよるな。なんだ?」
「以前軽く教えてもらった、――〝
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます