第37話こんな田舎に

「兄貴~」


ガラガは笑いながら手を振る


「よぉ遅いぞガラガ」


兄貴はこちらに気付き荷台から降りる


「すみませんちょっとやらかしまして」


「はぁー今回はなにんしたんだ」


手を額に当て首を振った


「ん?その子は?」


小さな子供が目に入った


「このこは」


「どうも契約書を書きに来ました」


「ん?んんんんんんん!?」


子供が言うはずのない言葉を言ったことに驚く


「す、すまないもう一回言ってもらえるか聞き間違いかもしれない」


「契約書を書きに来ました」


「…ガラガこっちに来な」


間違いないことを確認しガラガを呼ぶ


「何したんだバカもん」


ガラガを殴る


「いったー」


2人は子供について話し合う




(そういや俺鑑定あったんだ)


最近鑑定を使わなかったため存在を忘れていた


(掛けてみよ)


バベルは2人に鑑定を掛けた




―――――――――




名前 ルイス・アルベルト


種族 人間


年齢 24歳




ジョブ 行商人   サブ 運搬者




LEVEL-26




力  110


魔力  30/30


体力  150/150


スタミナ 170/170


防力 5


器用  100


すばやさ  90


精神力  86


運  60




ジョブスキル


売買 計算LV7 馬操縦LV8




スキル


怪力LV3 話術LV5 護身術LV2 作法LV5




称号


貴族【男爵】


――――――――――――


――――――――――――




名前 ガラガ


種族 人間


年齢 22歳




ジョブ 道化師   サブ ナイファー




LEVEL-33


力  100


魔力   220/220


体力   120/120


スタミナ 160/160


防力  15


器用  200


すばやさ  90


精神力  92


運  8




ジョブスキル


大道芸LV6 注目LV5




スキル


器用貧乏 短剣術LV3 作法LV3 火魔法LV4 水魔法LV4


魔力操作LV5


―――――――――――――




(え!あの人貴族なの)


兄貴と呼ばれている者ルイス・アルベルトは貴族だった


(なんでこんな田舎に?)


<マスターどうしましたか>


バベルがうろたえたのを見逃さなかった


ボソッ「あの女の人貴族みたい」


<こんな田舎にですか>


バベルと同じ反応をした


「俺も思った」


2人は話し終わりルイスはバベルに話しかける


「色々聴いたよバベル君」


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