第32話敵の脅威

<私はそう考えています>


「話してくれ」


真剣な顔で聴く


<では話させてもらいます。4年後に戦う敵はほとんどが巣から追い出された魔物ですそのため進化している個体が少ないと思われます>


「…」


<ちなみにマスターとサティヤさんが倒してきた魔物は全て進化していないの魔物です>


「だろうな」


サナの話を聴き頷く


<ですが4年も経てば何体かは進化しているか進化前の高レベル帯の魔物がほとんどだと思います>


「そ、そうか……さっきほとんどて言ったけど、どうゆうことだ?」


声色が低くなりながら問いかけた


<ここからは憶測ですが。巣の中から指揮する者が何体か出てくるかと思います>


「指揮?」


サナは補足説明をした


<はい、ジョブ指揮者です。大規模の移動や戦争の時に役立つジョブです>


「ジョブスキルは?」


<指揮です。味方全員に連携LV5をつけれるジョブスキルです。>


「強力だなそのジョブスキル!」


思っていたより強いジョブスキルで驚ろく


<はい、しかし指揮はジョブ限定のスキルでLVが上がりませんそのためLV5が限界なのです>


「Lv上がらないんだ」


バベルは少しホッとした


<なにホッとしてるんですか?>


サナはつっこんだ


「Lvが上がらないと聞いて」


<はぁマスターはホントにバカ>


「はぁ!どうしてだ」


バベルはなんでバカと言われたのか分からなかった


<マスターは連携LV5を見くびりすぎです。マスター達がいつも倒している魔物居ますよね>


「あぁいるな」


サナの質問に答えた


<3倍は強くなります>


「はぁー!何言ってんの」


<それぐらい厄介ということです>


バベルは確認する


「マジ」


<マジです>


バベルは朝から聴かない方がよかった話を聞いてしまった


「はぁー聴きたくなかった」




バベルは林でエンチャントの練習をしていた


「なかなかできないな」


<1日で出来る分けないですよ出来たら天才です。だからマスターには無理です>


「はいはい凡人ですよ」


バベルは今水魔法を使わず雫に水を纏わす練習をしていた


「やっぱり慣れてからやろうかな」


<その方が良いかと思いますマスター。そのうち出来ますよ>


「そうだな」


バベルは諦め水魔法で纏わし雫を振り回す


「バベルー早いね」


サティヤが走ってやって来た


「練習するために早く来ていて」


「何の練習してたの」


「あぁこれだ」


バベルはサティヤに雫を見せた


「包丁の練習?」


「そうだ」


「どんな練習かみせてよ」


「驚くと思うぞ」


バベルはクスクスと笑いながら言った


「包丁の練習で驚くはけないじゃん」


バベルはウォーターボールを出現させ雫を突っ込み出した


「何してるの?」


サティヤは頭の上に?を浮かべた


「見てみろサティヤ」


バベルは水を纏った雫を見せた


「なにこれ!水が」


サティヤは包丁を見た後にバベルを見た


「驚いたな」


「おどろいてないし」


サティヤは目を泳がせた


「まぁいいか。これはエンチャントって言う技らしい」


「エンチャント?」


「剣に魔法を付ける技ってこと」


「へぇー私もやりたい」


サティヤが言い出した


「ねぇバベル私もやりたい」


「い、いやこの包丁が特別で」


「わ、た、し、も、やりたい」


バベルの言葉を遮った


「なぁサナ、サティヤに渡して良いかな?」


<やめた方がいいかと>


「そうだよな」


「えっ!誰今の」


サティヤは回りを見たが誰もいない


「そうかサティヤは知らなかったなサナが喋れるようになりました」


<サティヤさん驚かしてごめんなさい>


「いやいいよバベルが悪いから」


「俺かい」


3人で少し話し合った


「それでサナちゃん私エンチャントしちゃダメかな?」


サティヤは話題を戻した


<ダメと言うかもったいないと思い止めました>


「どおゆうこと?」


2人は顔を傾けた


<実はサティヤさんのジョブにはとんでも能力があるんです>


「えっ!そうなの」


「えっ!まさか。いやいや無い無い」


バベルはなんとなく察したがそんなこと無いと思い顔を振った


<サティヤさんのジョブ…魔剣士には>


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